近頃、ダイエットや健康に良いと注目されている発芽玄米。
「厳選米ドットコム」運営担当の私のもとには、「発芽玄米の作り方を教えて」というたくさんのお問い合わせを頂戴していますが、私としても「実際に作ってみなければ答えられない」という訳で実際に発芽玄米を作ってみました!
その結果をレポートしましたので、これを参考にしてみなさんも作ってみてくださいね。
「思ったより簡単だった」―これが率直な感想です。
「発芽玄米」とは
「発芽玄米」とはその名の通り、玄米から0.5〜1mm程度発芽した状態のものをいいます。玄米のまま食べる場合は精米と比べて炊きにくく、固くて食べにくい、消化が悪いといういくつかの欠点がありますが、発芽することでやわらかく炊き上がるようになり、この欠点を全て補うことができるのです。
さらに、発芽させることで『ビタミン・ミネラル』、『食物繊維』、そして『ギャバ(ガンマ-アミノ酪酸)』を多く含むようになり、血圧の調整作用や、神経の沈静、中性脂肪の抑制(ダイエット)、便秘解消などに効果があります。 |
用意したもの
1. 玄米
玄米のまま食べるので、やはり 無農薬栽培の玄米がおすすめ。
2. バット等の浅い容器
写真のような陶器のお皿を使いました。
お米を広げて入れるので、なるべく大きいほうが良いです。
(ここから下のものは、あると便利な道具です)
3. サランラップ
4. ゆたんぽ
レンジで温める"ゆたぽん"を使いました。
スーパーで売っていますよ。
カイロでもいいかも知れません。
5. 発泡スチロールの箱
クーラーボックスでもOK。
温度を一定に保つ為に使います。
作り方
1. 玄米をさっと水洗いし、バットに広げて入れ、30℃くらいのお湯(ぬるいと感じるくらいの温かさ)をヒタヒタに浸かるくらいまで入れます。ほこりが気になる場合は、ラップを使用してもいいですが、その場合は楊枝などでラップに穴を開けておいてください。(発芽する際に酸素が必要なので)
2. 発泡スチロールの箱の底にゆたんぽを敷き、その上に玄米の入ったバットを乗せ、スチロールのふたをします。
箱やゆたんぽがなくても、台所や居間など比較的暖かい部屋に置いておくといいでしょう。
3. ゆたんぽを使わない場合は、できるだけお湯の温度を保つように、数時間おきに水をかえます。ゆたんぽを使う場合は、私が実際に交換をしたのは一度だけで済みました。
4. 一日半程経ったら米粒を目を凝らしてじっくり見てください。こめづぶの肩の部分がぷくっと膨れているのが分かったら完成です。中には髭が生えたようにぴょこっときれいに「発芽」しているのも見えます。
実際に炊いてみると・・・
初めて発芽玄米にチャレンジし、どきどきしながら炊いてみましたが、なんだかベチャベチャになってしまい失敗・・・
よく考えたら、お米が既にたくさんのお水を吸っている状態だったので、水加減が合わなかったようです。使用するお米の量は水につける前の玄米の段階ではかっておく必要があったのですね。
(ちなみに玄米1合がだいたい1.5合にふくらむようです)
そして今度は水加減をうまく調整し、再度チャレンジしてみたところ、今度は大成功でした。白米と発芽玄米を2:1の割合で炊きましたが、ほおばると玄米が口の中でプチプチいって想像以上の美味しさ。
発芽玄米を混ぜる割合は人によって好き好きだと思いますが、今では白米:発芽玄米=1:2まで玄米比率を増やして美味しく食べています。
少しずつ発芽玄米の割合を増やしていき、自分の味覚に最適な割合を見つけるのがいいかもしれませんね。
最後に
思った以上にお手軽に作れる発芽玄米、みなさんもぜひお試し下さい。
また作るのが大変な方は、発芽玄米の状態でも販売していますので、
下記よりご注文頂けましたら幸いです。
[発芽玄米商品の一覧]
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