鶏卵と米の農家鈴木からのお返事
ご投稿いただきましてありがとうございます。返信が大変遅くなりまして申し訳ございませんでした。玄米に塩を入れて炊く効果は、このような解説を見つけました。
「なぜ塩を入れるのでしょうか? それはずばり、食べやすくなるから。
玄米にはカリウムやマグネシウムが含まれているため、ほんのりとした酸味や苦味を感じることがあります。塩を入れることでしょっぱさが加わり、抑制効果が起きて、この酸味や苦味が打ち消されるので、食べやすくなるのです。また、しょっぱさとの対比効果でお米の甘味が引き立つので、より食べやすく感じるのでしょう。
もう1つの理由としては、浸透圧の関係で浸水が促進されることによって、独特の食感を生み出している皮(ぬか)の部分が少し柔らかくなるということ。
さらに、マグネシウムを含んだ塩を使用した場合は、お米の表面のペクチンと結合してご飯粒を包み込み、水分とうまみをしっかり保ってくれるという働きもあります。」
7分づきですと玄米の表面のぬかがある程度削られているので、塩を入れなくてもおいしく召し上がっていただけているようでしたらそのままでも良いかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。