2011年3月14日
| 営業しています |
全国・東日本の消費者・農家のみなさんご無事でしょうか。
被災されたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。
また、ひとりでも多くの方が助かりますよう、祈ります。
こちら長野県上伊那地方は、ガソリンが不足しつつあるものの、とりあえず問題なく、がんばっています。
上伊那農民組合では、被災地への緊急支援用米を準備していますが、支援の情報を集めている段階です。
白毛餅(個包装切餅)は、カセットコンロ又は、焚き火の火があれば食べられます。
非常・保存用食料に、とりあえず現時点では、関東まで発送できます。ご利用ください。
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2011年3月9日
| TPP参加反対シンポジウム上伊那集会 |
幅8mの手作り絵手紙の前で、シンポジウム
先日、上伊那で、TPP参加反対シンポジウムをひらきました。JAの会場をお借りし、200名の参加者が集まりました。
主催は私たち上伊那農民組合のよびかけです。
農民連の笹渡事務局長のわかりやすい講演と、消費者・農家・農協・商工業者・医療関係者など上伊那の各界の代表をパネラーに熱気あるシンポジウムができました。
TPPは、長野県のような山間地農業を壊滅させるほか、医療などあらゆる生活分野に深刻な悪影響を与えます。
それに、現在、日本が不況なのは貿易だけが原因ではないし、その貿易も、関税ではなく、むしろ円高ドル安が障壁になっている。30%の円高のまま、数%の関税をなくしても、別に意味はないという話も、とってもわかりやすいお話でした。
また、勉強していきたいと思います。
当日、張り出された手書きの、幅8mの絵手紙はその後、会場となった農協がぜひとも譲ってほしいとのことで、農協内の食堂に張り出されています。
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2011年2月22日
| 白毛餅のカレーチーズ焼き |
こんがり焼けた白毛餅とカレーとチーズ
こんにちは。白毛餅の上伊那農民組合産直センターです。
白毛もち米は、種子から16軒の農家が自ら管理している貴重な古代もち米ですが、その特徴は、品種改良(もち米とうるち米の掛け合わせ)された近代品種にはない、日本古来の「もち」のねばり、香り、甘みです。
もちろん、そのまま食べても美味しいのですが、もちの特徴をいかした和洋中華、色々な料理にもよく合います。
今回は、「白毛餅のカレーチーズ焼き」を作ってみました。
作り方はとっても簡単。
グラタン皿にカレーをしいて、割った白毛餅と、とろけるチーズをかけて、オーブンで加熱。最後にパセリ散らして完成です。
とろける白毛餅と、こんがりチーズと、焼きカレーの3者が口の中であわさって、とっても美味しいです。
ぜひお試しを。
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2010年12月1日
| 白毛餅のパッケージが新しくなりました。 |
新しい袋で、よりいっそう白毛餅の魅力を伝えます。
白毛もち米・白毛餅の、上伊那農民組合です。
いよいよお餅のシーズンがやってきました。
ところで白毛餅は、10年以上、同じデザインだったのですが、今回、おもいきってパッケージを刷新しました。
なにぶん、経営はシロウトの農家が経営しているもので、大変な時期にパッケージの切り替えになってしまい、ご迷惑をおかけします。
その分、いつまでもご愛顧いただけるような、愛着のわく装いになったと思います。
ぜひこれからも白毛餅をよろしくお願いします。
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2010年11月26日
| テレビ信州で紹介されました。 |
長野県ローカル番組『報道ゲンバ』で紹介されました
白毛餅がテレビで紹介されました。長野県ローカルですが…
貴重なテレビショットです。
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2010年11月12日
| コシヒカリより美味い米 お米と生物多様性 |
斉藤洋一郎先生著「コシヒカリより美味い米」朝日新書
古代米・白毛餅の上伊那農民組合です。
先日、お客様から「白毛餅が本に載っているよ〜」と教えていただきました。
さっそくとりよせてみたその本は
「コシヒカリより美味い米 お米と生物多様性」
というタイトルの朝日新書の今年出た本でした。
著者の斉藤洋一郎氏は、元静岡大学農学部の教授で、お米のルーツ(古代米の伝承)に関する権威の先生です。実は、信州上伊那にも、10年ほど前に講演にいらしたことがありました。その当時はまだ、白毛餅の栽培事業もはじまったばかりでしたが、斉藤先生は、「白毛もち米」が古代米の一種で、縄文時代にアジアから伝播してきた、大変貴重なルーツをもつ米の一種で、とても貴重な米だと教えていただきました。
あの出会いから10年がたちましたが、斉藤先生は覚えていてくださったというのがうれしく、また10年の間に、白毛餅の取り組みが成長し、花ひらいてきたのもうれしく思います。
本の一節はこんな具合です
>長野県上伊那地方に「白毛もち」と呼ばれるモチ米がある。白毛モチがいつからそこにあるか、誰がどういういきさつで育成したかなど、その歴史は謎に包まれたままだ。ただ、土地には白毛もちで搗いた餅はたいそううまいと伝えられている。今から数年前、土地の有志が集まって、この白毛もちを守り、伝統の味を広めようと考えた。(中略)こういう枠組みの中で、県の試験場や国はその育成や栽培、販売には何も関係しない。品種の種子の管理から販売まで、何から何まで(農家が)自分たちの手で行うという、今までにはまったくない取り組みになることは確実である。(中略)遺伝学的には、ウルチは優性で、モチは劣性である。モチ米の品種にウルチの花粉がかかると、できた子はウルチになる。(日本で)栽培されてるイネはウルチが圧倒的に多いから、ちょっと油断するとウルチになってしまう。(中略)白毛もちの種籾の維持にも、ひとかたならない苦労があるはずだ。それにもかかわらず、担当する上伊那農民組合の農家の意気込みは少しも衰えないという。「今までは、種子の管理は、一軒一軒でやっていましたが、これからは種場をつくってやらないといけない。組合では、組合員自らが作ったモチ米を、餅などの商品にして売るので、収穫物の品質管理には問題がないと考えています」組合のリーダーの一人はこう語った。(後略)
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2010年9月14日
| 白毛餅米の稲穂を見学 |
50人の若者が白毛餅米の見学にきました。
9月は白毛餅米の稲穂が、白く長い毛をなびかせ、いよいよ米が実る季節です。稲刈り直前の、白毛餅米の圃場に、全国から約50人の若者が見学にきました。(9月5日)
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2010年7月23日
| おいしさの一点で現代に生き残った古代米 |
白毛もち米は、稲としては本当につくりにくいです。
ひょっとして前にも書いたかもしれない。
白毛餅や白毛もち米は、「縄文古代米」と銘打っている。
今日の日記は、この理由についてです。
宗派によっても違うかもしれませんが、
仏壇のお供えには「ご飯」がありますよね。
神棚のお供えには、お正月の鏡餅のように「餅」を供えます。
なぜでしょう。
これは、「餅」と「飯」が日本に伝わってきた歴史に関係があるのではないかと思います。
縄文時代、日本には東南アジア・沖縄経由で、「もち米」などの「古代米」が伝わってきました。このもち米は水田で作るのではなく、土の上でつくる陸稲です。沖縄には水田がありません。縄文時代に伝わった米作はとても原始的なものです。
もち米のルーツは、どうも南アジアのようなのです。ネパールの方では、もち米を常食にする部族があるそうです。
このときから日本では、自然崇拝の神道の原型のような宗教がありました。自然のあらゆるものに神がやどる、「八百万(やおよろず)の神々」の考え方です。
一方、ご飯、つまりうるち米は、弥生時代に中国・朝鮮半島経由で日本に伝来します。
うるち米の文化は、水田と共に日本に伝わりました。弥生時代に北方から伝わった米作は、新しい洗練されたものです。米の品種としても、作り方としても。このとき、いっしょに仏教も伝来してきた。
そのため、神様には「餅」を供え、仏前には「飯」を供えるのではないのかと思います。
別に、白毛餅にかぎらず、もち米のルーツは全部、南方の縄文時代からのものだと思います。
しかし、こがね餅やもりもり餅などの、一般的な餅米の品種は、近代になってから、品種配合で作られたものです。それらの「モチ米」は、作りやすさ、収穫量を増やすため、実は洗練された品種である「うるち米」と掛け合わされているのです。いわば「あいの子」です。
縄文時代に伝わった、南方由来の古代米の特徴は、
「稲穂に長い毛がはえる(そのため、収穫作業がやりにくい)」
「稲の丈が長い(そのため倒れやすい)」
「病害虫に弱い」
「収穫量が少ない」
「赤米、紫米など米が有色(もち米も白色。一方うるち米は透明で色がない)」
など。いわば野生のコメの性質です。
もち米も、このような性質をもっていたので、農家が作りにくいものだった。
とくに、近代農業では、稲の丈が長いというのは致命的です。短い丈の近代品種にあわせて設計されたコンバインでは収穫しにくいからです。
そのため、昔ながらの「もち米」は、急激に作られなくなり、近代品種の「モチ米」に置き換わってきました。
しかし、収穫量や作りやすさのために、うるち米と掛け合わされたモチ米は、やはり「もちらしさ」の点で、(何千年の歴史のある)「本物のもち米」にかないません。
信州、伊那谷の限られた農家が、先祖代々作り、伝えてきた「白毛もち米」は、作りにくいが、美味しいために、ほんの少量でも、自家用のもちだけは「白毛餅」が良いという、農家の「味」へのこだわりのため、現代に継承されてきました。
まさに白毛餅は「おいしさの一点で現代に生き残った古代米」なのです。
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2010年7月20日
| オモダカの花 |
雑草の中の雑草 オモダカの花
矢尻のような形の葉っぱが特徴の、オモダカ。
田んぼでは、なかなかしぶとく、困難な雑草のひとつですが、花はなんだかかわいい。
でも、これがどんどん増えてしまったどうにもならないのです。もう少しの間、たたかいの季節です。
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2010年7月15日
| ブルーベリーの季節です |
一粒づつ選別する白鳥さん
白毛餅の上伊那農民組合です。組合員の、白鳥さんのブルーベリーを、セット商品に加えました。7月30日までの、季節限定です。ぜひご利用ください。
今年も雨が多く、大変な気候ですが、雨の日も晴れの日も毎朝4時からブルーベリーの摘みとりは始まります。その日のうちに、選別し、発送します。
白毛餅とあわせて、朝取りのブルーベリーをぜひご賞味ください。
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2010年7月2日
| 白毛餅と、食べるラー油のスタミナサラダ |
白毛餅と食べるラー油でサラダ
夏バテ防止に、白毛餅と食べるラー油でサラダをつくってみました。
古代もち米の白毛餅は、他の餅とはやわらかさの「質」が違うのだなと思ってはいたけど
焼いてから冷ましても、もちもち感があるんです。
そこで、今回は思い切って、冷たいサラダにしてみました。
1 白毛餅は、スリット(切れ目)を利用して小さく割ってトースターでふっくら焼く。
2 焼いた餅を冷ます(冷まさなくても作れるけど)
3 レタス、トマトに白毛餅をのせ、食べるラー油をトッピング
辛くて、もちもちして、そして、冷たくて。
とっても美味しかったです。
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2010年3月10日
| 足ふみ式脱穀機 |
逆V字形の針金が無数についた脱穀機。
今週はまるで1月に戻ったような雪の降り方ですが、先週は4月のような陽気でした。なんだか気候が極端なような気がします。
さて、そんな暖かかった先週、ノゲ取り(白毛もち米の特徴である種籾の長い白い毛を取る)の共同作業のかたわら、100年先までの白毛もちの「原種」を残そうと、いうことで「種の種」を選別する作業をしました。ここで作られた24kgの「種の種」これを毎年少し(数百グラム)づつ使って、1年分の栽培用の種籾をつくります。そしてそれを組合員農家にわけて翌年の出荷用の白毛もち米の栽培に使います。3年かけて、種の種から、出荷用のもち米にしようという計画です。
そこで登場してもらったのが、この「足踏み式の脱穀機」です。昔懐かしい、足踏みミシンのようなペダルが(写真の裏側)あり、これを踏むと、針金が無数についた回転部分が回り、稲穂から種籾だけを脱穀する仕組みです。おそらく明治時代の道具でしょうか。当時は画期的な発明品だったんですね。回してみると面白いように脱穀が進みます。江戸時代からの「千歯こぎ」と比べれはおそらく飛躍的な能率UPだったのでしょうね。
今ではコンバインに取って代わられ、普通は使う機会はありません。ですが、今回は1粒も混じらず、原種の種を選別するため、何十年ぶりにか、登場していただきました。
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2009年12月2日
| 白毛餅とリンゴのセット |
東京・神楽坂の商店街にて餅つきイベント
白毛餅の上伊那農民組合です。
毎年好評の、白毛餅・もち米と、信州上伊那のりんごセットをはじめました。
上伊那の農家が美味しいからこそ代々作り続けてきた古代米のもち「白毛餅」は、もちろん上伊那農家の「宝」ですが、愛情こめて育てたリンゴも、美味しいですよ。1日一個のリンゴと、白毛餅で、風邪もインフルエンザもふきとばしましょう!
1)
白毛餅・白毛もち米をお買い上げの方にもれなく、農家のフジりんご プレゼントいたします。(規格外品や小玉ですが、美味しいですよ。)
2)
リンゴジュース、リンゴジャム、家庭用りんご(5kg)を、白毛餅・もち米とセット販売いたします。
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2009年11月9日
| 新もち出来ました |
日本人が昔から食べてきた在来種古代米のもち米です。
お待たせしました。今年も新もちの「白毛餅」「白毛もち米」が出来ました。
貴重な在来種・古代米のもちです。
よろしくお願いします。
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2009年9月16日
| 新米・新餅のご案内と、休業予定 |
お世話になります。白毛餅の上伊那農民組合です。
今年は7月の長雨で心配をしていましたが、8月9月の日照が安定して台風もなく、おかげさまで稲も順調に実っています。若干の収穫時期の遅れはありますが、収穫量は平年並みになるのではないかと期待しています。
「白毛もち米」の新米販売は10月下旬ころ
「白毛餅」の新餅が加工・販売が11月に開始できる見込みです。
尚、2009年9月18日〜27日まで、まことに勝手ながら、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
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2009年3月27日
| 白毛餅種もみの産湯(温熱処理) |
白毛もち米の種籾を60度のお湯で5分間殺菌
一昨日も今日も雪なのですが、昨日だけは晴れて、気温もよく、白毛もち米種籾の温熱処理作業をしました。60度のお湯に5分間つけ殺菌します。その後、地下50mから掘り出した井戸水で冷やします。
これは、種籾につく病原菌による「ばか苗病」をふせぐためのものです。殺菌剤を使う農家が大多数ですが、60度のお湯だけでも、十分、殺菌できます。
ただ、手間と設備はかかります。温度が高すぎても低すぎてもいけないし、お湯につけたあとは、すぐに十分な冷水で冷やさないと、そのまま発芽してしまうからです(とくに白毛もち米は発芽力が強い!)
それなりの重労働ですが、殺菌をしているというよりは、かわいい種籾と人間とのスキンシップ。産湯につけてあげているのだと思えば、楽しい作業です。
通りすがりの、近所の野良仕事のおじいさんが「やいや今年ももう、そんな季節か」と声をかけていきます。
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2009年3月12日
| 3月29日東京の中野区で白毛餅つき大会 |
詳細・問い合わせは中野ブロードウェイ商店街
東京の中野ブロードウェイ(中野駅北口)にて、白毛餅の餅つき大会をすることになりました。当日は、「信州・パノラマ伊那市 観光物産展と白毛餅つき大会」ということで、白毛餅のほかにも伊那市の物産が色々と並ぶそうです。
中野ブロードウェイ商店街さんとは、これまでも、いなかと都会「心の洗濯」絵手紙交流展などで伊那市と色々なご縁があり、今回の白毛餅つき大会になりました。とても楽しみです。中野近辺、東京方面にお住まいのみなさん、ぜひご来場ください。
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2008年12月26日
| 白毛餅・もち米まだ間に合いますよ! |
上伊那農民組合の年内営業は12月29日(月)までの予定です。そのため年内発送のお申し込み期限は、12月29日(月)朝10時までとさせていただきます。お正月のお餅・もち米に、古代米の白毛餅をご希望の方は、「まだ」間に合いますが、お申し込み忘れのないよう、お願いいたします。今年は、おかげさまで白毛餅の年内販売量は、過去最高だった去年よりもさらに4割ほど増になりました。本当にありがとうございます。発送作業は、てんやわんやです。(一部のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。どうもすみませんでした。)また来年もよろしくお願いします。
みなさま、よいお年を。(まだ早いですが…)
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2008年12月8日
| 検査結果でました【無農薬】 |
だんだんと、山の稜線が雪に覆われてきました。今、南アルプスも中央アルプスも、標高1500m付近まで雪がついたようです。里まで雪がおりてくるのも、もう間近ですね。
さて、かねてから分析を依頼しようと思っていた農民連食品分析センターから、お米の農薬検査の結果が届きました!
農民連食品分析センターは、あの中国産冷凍ほうれん草の残留農薬をつきとめたり、ギョウザ事件のときには所長の石黒さんが連日のようにテレビに出演していたりしたので、ご存知の方も多いかと思います。そこの分析センターではガスクロマトグラフ質量分析計にて一度に173種類の残留農薬を検出することができます。
上伊那農民組合のコシヒカリ・白毛もち米、5検体を検査してもらったのですが、結果「検出なし」ということでお墨付きをいただきました。
上伊那農民組合では、今までも安心・安全な白毛もち米つくりに専念してきたのですが、これからも自信をもって「農業」をやっていきたいと思います。
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2008年12月4日
| リンゴはじめました。 |
おまたせしました。「白毛餅」「白毛もち米」へのセットでリンゴの出荷をはじめます。信州といったらリンゴ。リンゴといったら信州ですからね。とくに上伊那産のフジは、蜜がのって、とっても美味しいです。
またプレゼント用のおまけリンゴもはじめました。よろしくお願いします。
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2008年11月8日
| 新宿でもちつき大会 |
新宿飯田橋の神楽坂商店街にて11月3日
先週の話になってしまいますが、東京で餅つきをしてきました!東京でというのは、初めてのことで、ほぼ全員、白毛餅を知らないみなさんに、本物の美味しいお餅を紹介できてよかったです。
農家が直接、消費者のみなさんと交流できるというのはいいですね。こういうご時勢ですから、安心できるというのは売るほうにとっても買うほうにとってもいいことです。(というわりに、ここの日記をあまり更新してなくてスミマセン…)
ところで、新宿区と、長野県伊那市は「姉妹都市」です。色々な縁があって、私たちの生活や人生があるんだなー、と実感しています。
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2008年10月24日
| 白毛もち米の袋の秘密 |
白毛もち米1.5kgの袋
今日から、新米・新餅の出荷がはじまった上伊那農民組合です。こんにちは。1年で一番うれしい季節ですね。
さて、上伊那農民組合の白毛もち米1.5kgの袋には、原料玄米・内容量などを記載する表示があります。
この中で原料玄米に「一部証明米」とあります。「一部」って…どういうことでしょうか?
これは実は、白毛もち米が、あまりに収穫量が少なく、倒れやすく、作りにくかったため農水省認定の新品種とすべきかどうかの審査にかからず「品種」としては認められなかったからです。
そのため産地・産年・使用割合については記載できても、品種に関しては記載できません。農水省には「白毛もち米」という品種がないのですから。
白毛もち米の作りにくさは、農水省のお墨付きです(笑)それほどまで作りにくいおもちを、上伊那の農家が代々作り続けてきたのは、それだけ「白毛もち米」が美味しかったからです。
1.5kg袋の記載欄は「一部証明米」という、なんとも半端な表示ですが、美味しさは代々の上伊那農家の舌と心で、100%証明ずみです!
ぜひお試しください。
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2008年10月23日
| おまたせしました!白毛餅発売開始!! |
大変お待たせいたしました。
20年産白毛餅の発売開始です!!!
今年は、NHKに取り上げられたりしたこともあり、夏を迎える前にはやくも19年産白毛餅が、完全に売切れてしまいました。大変すみませんでした。
白毛餅は、たくさん増産することはできないお米ですが、みなさんのご要望にお答えできるよう、今年はいくらか作付けを増やしてがんばってきました。作況も良く、今年こそは通年販売ができます。(…と、おもいます)
どうか、今年もよろしくお願いします。
尚、お正月前は大変ご注文が集中します。白毛餅は完全個包装で、常温で保存していただけますので、なるべくお早めにご注文をお願いします。
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2008年3月24日
| 伊那小学校の白毛もち米レポート |
伊那小学校6年正組(19年度)のみなさんのレポート
この春卒業の、伊那小学校6年正組のみなさんが、授業でつくった白毛もち米のレポートをつくってくれました。大変よく調べています。きっとこれから卒業して、大人になっていっても、いつまでも故郷の白毛もち米のこと、自分たちが作ったり調べたり食べたりしたことを忘れないと思います。ご卒業おめでとうございます。
(以下、正組のみなさんのレポートより)
白毛もち米
「歴史」白毛もち米は千年もの昔から伝わってきた幻の古代米です。品種改良されていないため、作るのが大変なので農家の人達が作らなくなってしまったので絶滅寸前になってしまいました。
「特ちょう」白毛もち米にはもみに2〜3cmの白くて、長い毛が生えています。その毛はあたるとチクチクして痛いので鳥にも白毛もち米のもみを食べられにくいです。普通のもち米よりイネの背丈が高く、およそ150cmにもなります。白毛もち米は他のもち米とちがう白毛もち米独特の味があります。普通のもちと比べて白毛もちはとてもあまく、コシやねばり気があるもちです。なので、何も付けなくても美味しく食べられます。
「白毛もち米を食べた人の感想」
やわらかくてのびがよく、普通のもち米とは全然ちがいました。
食べやすく、のみこみやすくてとてもおいしかったです。
もちもちしててねばりけがあって大変おいしかったです。
白毛もち米は、おもちにした時すごくおいしかったです。
うすでおもちにして食べた時は、すごくのびがあっておいしいおもちになりました。
いつものおもちよりもコシがあってよくのびました。もち米の香りがしておいしかったです。
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2008年3月3日
| 無事放送終了 |
餅つきをする河相我聞さん
NHKの「ふるさと一番」の生放送
無事終了しました。
白毛もちもばっちり目立ったようです。
またくわしくはあとで日記にかきます。
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