暖かいですねえ。いつもの年だと1,2回雪が降っているんですけども、今年は週間天気予報を見てもサッパリ降る気配無し。
おかげで、いつもの年ならできない作業ができて、イソガシイ、イソガシイ。
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毎年恒例。私が参加する「ネットワーク農縁」の収穫感謝祭・交流会ということで、11月半ばに東京に行ってきました。今年は2泊3日の日程。2つのイベントを軸に、大口の顧客まわり。
山手線、総武本線、西武池袋線、臨海副都心線、京浜東北線、大井町線、田園都市線、池上線。回った、回った。目も回った。
それにしても移動するたび財布が軽くなることといったら…。
田舎にいるとあんまり意識しないんですが、東京では何をするにしても金金金ですね。
あっちに行くのに金。こっちに行くのに金。小腹が空いた金。ちょっと休もう金。ほんと、何をするにも金。なるほど、消費社会を実感です。
それから食い物。打ち上げで夕食は本格インド料理。おいしい〜。けど後がダメ。なんだか体がとっても疲れる。その後居酒屋に入って一杯やったら、なんだか酒が進まない。肴も進まない。インド料理、私の口には合うけど、体には合わないみたい。これ、インド人毎日食ってるの?エライ!
ちょっとした自然食レストラン。玄米もすごく柔らかく炊いてあってなかなか美味しい。それでも味付けが都会の味。これ毎日はムリ。でも自然食とはいえ、外食だからこれで良いのか…。
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10月後半にはお米の仕事が一段落。大豆の刈り取りも順調にいったのですが…その後がなかなか大変。
農協で乾燥・選別してもらおうと思ったら、乾燥機が大きすぎて、農家一軒分の量の大豆なんて対応できないんだそうです。
他の生産組合にも頼んでみたのですが、最近はどこも大規模生産になっていて、大きい機械しかない。
そんなわけで乾燥はあきらめ、選別だけして、後は自然乾燥と相成りました。
最近は何でも大量生産で、個人で小回りのきく農業をするってのは結構大変。
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11月13日は「ネットワーク農縁」「新庄水田トラスト」「新庄大豆畑トラスト」の交流会。
場所はJR小岩駅近くの営業していない銭湯を改装した「トージバ銭湯カフェ」なかなかユニークな場所でした。
新庄から持ってきたお餅や、参加者が持ち寄った手料理、脱衣所にテーブルを並べての昼食会。天井がすごく高くて気持ちいい。銭湯で食事したのは初めてでした。
14日は臨海副都心でのイベント「ビーグッドカフェ」に参加。
テーマは「社会的責任投資とお米の話」ってんだけど、いやはや、司会の方のテンポが速くて、何がなにやらサッパリわからんうちに話がどんどん進んでいく。
それはそうと、今回参加の目的は「新庄水田トラスト」がこのイベントで取り上げられたこと。
新庄からやってきた農家が壇上にていろいろと話をする。もっとも私は人前に出るのが苦手、というかキライ。というわけで影ながら声援を送っていたのですが(^_^;)、なかなかこれが好評だったよ
うです。
環境問題や社会的な問題に感心のある若者のイベントとはいえ、農家がしゃべるのを見る・聞く機会がないらしい。
農家のトーチャンたちの朴訥な語りは農業を見たことも、聞いたこともない?若者たちに感銘を与えたよう。
百姓は田んぼや畑にいくらでもいますよう。声を聞きたければ田んぼに来るべし。