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農場だより(電気農場)

電気農場
電気農場

16時間前にオンライン

代 表 者 : 渡部 陽一 
所 在 地 : 山形県
生 産 歴 : 39年
モットー : 『毎日ご飯!』

農場だよりを更新しましたNEW
( 9月 20日 更新 )
  • 田んぼに棲む貝ドブシジミ 田んぼに棲む貝ドブシジミ
  • アマランサスの穂 アマランサスの穂
  • 豪雪地帯です。 豪雪地帯です。
 
お米を食べよう!もっとご飯を食べよう!
毎日食べても飽きずに美味しく食べられる。そんなお米を作ろうとがんばっています。

◎分づき米は精米と同じ価格です。

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2011年9月20日

電気農場日記 2011年9月前半
アマランサス刈り取り中です。
アマランサス刈り取り中です。
 9月5日

今回の台風は各地にかなりの被害をもたらしたみたいですね。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。
テレビで映像を見ると、あの震災をまた思い出してしまいます。
こちら新庄はというと、数日前からけっこうな強風が吹き荒れ、大雨が明日来るか、明後日来るかとビクビクしていましたが、幸い風だけで、こちらはほとんど雨が降りませんでした。
あの大雨は困るけれども、降るだろうと数日前から田んぼの水を空にしていたので、だいぶ田んぼが干上がっています。
収穫作業の効率を考えると、これから田んぼに水を入れるべきかどうか、悩ましいところです。

 −−−

 9月7日

穏やかないい季節になりました。
日中暑い中仕事しても、冷たい風が吹いて、スッと汗が引いていきます。
とっても気持ちがいいです。
田んぼの稲も頭を下げ、徐々に黄色く色づいてきました。
見た目は去年よりいいのですが、はたしてどうでしょうか。期待が膨らみます。
ぼちぼちと収穫作業の準備に入っています。

 −−−

 9月10日

今日はちょっと天気がぐずつき模様。
作業小屋を稲刈り仕様に模様替え中。
お米の水分を調整する乾燥機の中身を掃除しました。
シーズンの終わりに隅々まで掃除して、それから一年。
何にも使っていないのに、けっこう中にほこりがたまっています。
気温はそんなに高くないのに、狭い場所に入って掃除していると、汗でぐっしょりです。
風邪引かないように気をつけないと。

 −−−

 9月12日

午前中、作業小屋のセッティング終了。いつ稲刈りが始まっても大丈夫です。
田んぼも稲もだいぶ黄色く色づいてきましたけれども、刈り取りはもうちょっと先かな。

午後から収穫第一弾。アマランサスの刈り取りを始めました。
やっぱり今年は種まき直後の大雨・冠水の影響か、だいぶ背が低く、穂も小さめです。
雑穀全般こんな感じ。今年はどれくらい穫れるかなあ。

 −−−

 9月15日

今日一日でアマランサスの刈り取りを終えようと思っていたんだけれども、今後の日程&天気を見て、急遽今日から稲刈りをすることにしました。
午前中刈り取りの準備をして、午後から刈り始めたのだけれども・・・・暑いったらない!
マジで脱水症状一歩手前。やばい、倒れてしまうと、体の中からSOS信号出っぱなし。
凍らせた塩水をもってきて、それを飲みながら仕事するんだけれども、体がまるで笊です。入れたとたんに汗になってダラダラ流れ出してずぶ濡れです。風もないので濡れっぱなし。
それでもなんとか倒れずに、機械のトラブルもなく、無事初日の稲刈りを終えました。
今日は泥のように眠るだろうな。

2011年9月9日

※お知らせ※ 電気農場より
もうすぐ刈り取りです。
もうすぐ刈り取りです。
22年産の有機栽培さわのはなと特別栽培ひとめぼれを販売再開しました。
22年産の最終在庫です。

23年産は10月後半から販売の予定でいます。

2011年9月3日

電気農場日記 2011年8月
畑にいたオニヤンマ
畑にいたオニヤンマ
 8月3日

今年は猛暑か?と思いきや、7月末から結構涼しい日が続いています。
ここのところの仕事としては、アイガモを引き上げた後のネットの撤去。豆・雑穀畑の培土。ソバ畑の耕起など。その他仕事か趣味か分からない作業としては、ラッキョウの収穫。(売りません。自分で食べちゃいます)ニンジンの播種。大麦の脱穀。なんだかんだと結構やることがあります。それでも又ダウンするといけないので、日中は昼寝をしたり、読書でもしながら、涼しくなるのを待ってのんびりと過ごしています。
夜は涼しいので快眠です。

 −−−

 8月19日

毎日暑いな〜、と日々を過ごしていたら、昨日はいきなりのどしゃ降り、鉄道は止まるは、国道は通行止め、川は氾濫寸前というとんでもない天気になってしまいました。
今日は天気も落ち着いて、朝からちょっと涼しい気温。空はもうすっかり秋の雰囲気をたたえています。
どうせ昨日の雨で、田んぼも畑もぐちゃぐちゃで仕事なんかできないだろう、昼から温泉にでも行って疲れを癒やそうか、とか考えていたんですが、どうにも過ごしやすい快適な気温なんで、なんか仕事しないともったいないような気がしてしまって。
仕事なんて探せばいくらでも出てくるもんです。結局一日仕事してしまいました。
風は涼しく、日差しは柔らかく、やっぱりもう夏は峠を越したみたいです。

 −−−

 8月24日

なんかず〜っとシトシト弱い雨が降ったり止んだり。
畑を耕して冬〜来年の野菜を植えたいのだけれども、なかなか作業に入れません。
あのドッと降って、ピタッと止んだあの雨が懐かしく思えます。
そんなわけで畑仕事ができないので、ビニールハウスの中に単管パイプを組んで雑穀の乾燥場所を作っています。
涼しくなったとはいえ、ハウスの中はなかなか蒸し暑くて、すぐに汗ビッショリです。

ハウスの作業が終わって、さてどうしようか。天気は相変わらずグズグズした雨模様。仕事ができそうでできないもどかしさよ。
気をもんでもしょうがないんで、午後から羽根沢温泉に行ってきました。
駐車場はけっこう車が停まっていました。
混んでいるかな?と、共同浴場を覗くと一人入っているだけ。
みんな宿泊の人たちの車でしょうか。こんなに混んでいるのは珍しいです。
さて、共同浴場の入浴。入っている人が少ないんで、お湯がかなり熱めです。44℃くらいあるかな?
でも、おかげでかなりのトロトロ具合。濁りも多く湯の花がばんばん舞っていました。
最近急に涼しくなってきて、体がちょっとついて行かなくて怠かったのですが、キリッと熱い湯に入って、スッキリしました。

 −−−

 8月30日

もうすっかり秋モード。でも日中はやっぱりかなり暑くなります。
汗だくで仕事して、夜になると肌寒い。
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期です。
作業も、収穫の準備にはちょっとだけ間があり、自家用の野菜の植え付けなんかをしていました。冬に食べる大根、ニンジン、ブロッコリー等々、そして来年食べるラッキョウ、ニンニク、タマネギなど。
ラッキョウは去年路地でそのまま栽培したら雑草に埋もれてしまったので、今年はビニールマルチにしました。
雑草に埋もれたとはいえ、ちょうどいい感じに酒の肴になっています。来年もまた、酒の肴には不自由しないな。

2011年8月13日

電気農場日記 2011年7月後半
田の畔を野生のカルガモが散歩
田の畔を野生のカルガモが散歩
 7月18日

いつもの年ならまだ梅雨は明けていなくて、ちょっと涼しい風が吹いてたりするんですが、いやはや今年は暑い。
田んぼの畔の草刈りとかやってるんですが、日中はほんとに気が遠くなりますね。
なので、早朝から仕事を始めて、午前中は遠くなりかける意識にむち打ってなんとか頑張るんですが、午後はもうダメです。ダウンです。とても田んぼには行けません。家の周りでダラダラと仕事だか遊びだか分からないような雑事を片付けて、まあ、午後4時頃になれば少し涼しい風が吹いてきて、ちょっと仕事でもするかって気になって、再び田んぼに繰り出します。
こんな日があと一月半も続くのでしょうか?キツイッスネー。
日本酒党だけど、これだけ汗流せばやっぱりビールもほしくなります。今日はビールです。

 −−−

 7月20日

昨日の朝あたりから何だかちょっとノドが痛いなあなんて思っていて、それでも仕事には支障ないなと一日仕事して、今日朝起きたらさらにノドが痛くなっていて、ツバも飲めないくらい痛い。早朝一仕事終えて朝食を食べたらもうダメ。
めまいがしてバタンキューと寝床に転がり込み、それから夕方までそのまんまでした。
まだちょっとノドが痛いです。めまいも少し。
風邪?でもないような。疲れたがたまっていたようです。
仕事のしすぎ?
まだまだ仕事いっぱいあるのに。

 −−−

 7月22日

一日寝てりゃあ回復すると思ったんだけれども、結局丸二日寝込んでしまいました。
なぜか寝込んだとたん涼しくなって、寝込むには絶好の環境でして、すっかりグッスリたっぷり寝込んでやっと回復。
若干まだノドが痛むのと、寝過ぎて?ちょっと頭がぼーっとしてはいるんですが、寝てばかりはいられない、仕事再開です。
今日もいい具合に涼しい風が吹いて、寝るには、イヤ仕事するにはちょうどいい環境です。
無理せず明日もガンバロウ。

 −−−

 7月27日

毎日汗だくで仕事して、さすがにこのまま行くとまたダウンしてしまいいそうって事で、昨日はちょっと小休止。
ほんとは温泉にでも行って疲れをとりたいんだけれど、何せこの暑さ。温泉に入るのもおっくうです。
そんなわけで早朝に仕事をした後、午前中は何もせずにダラダラと過ごし、午後からはちょっとお出かけ。
夏といえばスイカ。スイカの名産地尾花沢市までちょっと車で出かけて、穫れたてのスイカを買ってきました。
この時期になると道ばたに農家の直売所がたくさん並ぶけれども、今回は道の駅に店を出していたJAのスイカを購入。
価格は農家の直売所より高いけれど、スーパーより安いといったくらい。
さっそく今日食べてみたら、さすが規格品というか、十分すぎるほど甘い。
思わず「さすが!」と叫びたくなるほど甘い。
やっぱり夏はこれがなくちゃあ。
今年はいくつスイカ食べられるかな。

2011年7月26日

電気農場日記 2011年7月前半
田んぼのオタマジャクシ
田んぼのオタマジャクシ
 7月3日

有機田の3回目の機械除草を終え、新しく購入した水中ポンプを井戸に沈め、昨日は地区の公用で農道の砂利敷き。
今日は特別栽培田の雑草の残ったところを機械除草。
特別栽培田は除草剤一回と決めているんで、除草剤が効かなかったところは除草機の出番なのです。

毎日毎日仕事に追われているうちにもう7月です。
山菜の食卓に上る数が少なくなり、だんだんと畑の野菜が食卓に上ってきました。
今は絹さやが食卓に上ってきたところ。
あの風味と食感、たまりません。この季節そのものみたいな野菜ですね。
炒め物や味噌汁もいいけれど、茹でてそのままバリバリ食べるのが一番おいしいですね。

 −−−

 7月4日

今日は一日雨の予報、朝起きたらどしゃ降りの雨、さて今日は何しよう。
朝食を終えたら雨は止み、何だかちょっと日が差したりして。
外仕事できるかな?と特別栽培田の肥料散布を開始。
去年まで使っていた有機肥料は工場が津波でやられて入手できず、別のところから新しい肥料を購入。
いい感じで作業していたら、ポツポツと雨。
でももうちょっとだから最後までやってしまおうと、強くなったり弱くなったりする雨の中作業を続け、お昼頃にはもうずぶ濡れでした。
なかなかの達成感。充実感。
お昼には我が家の畑で取れた初物のナスとキュウリ。おお、充実感。
仕事が一段落したので昼からのんびりしよう、でもお昼からすっかり雨が上がってピカピカの晴れでした。
午前中のんびりして、昼から仕事した方がよかったな。

 −−−

 7月7日

やっと畔の草刈りを始めました。
いつもの年ならそろそろ2回目の草刈りをはじめようかってとこなんだけれども、今年はまったく時間的余裕が無く、やっと1回目の草刈り開始です。
やっと始めたと思ったら、今日は特別栽培認証の現地確認調査。また半日潰れました。
夜になって雨が降り出し、明日は草刈りできるかな?

 −−−

 7月10日

すっかり夏の陽気です。
蝉もガンガン鳴いています。
日中田畑での仕事はかなりきついです。
作業小屋の中でも汗が噴き出してきます。
でもしばらく雨が続いたんで、ガンバって仕事しないと。
倒れない程度に頑張ります。

 −−−

 7月14日

いやはや暑い日が続きます。
今日は豆・雑穀畑の中耕2回目。
もちろん汗だくの作業です。ちょっと気が遠くなりかけました。
雑草は思ったより育っていません。
乾燥と豪雨のダブルパンチで、ストレスを感じているのでしょうか。
もちろん豆や雑穀も思ったほど育っていません。
こちらも天候にやられていますね。

午後から雲が出てきて、ちょっと涼しい風が吹いたりして、なかなか気持ちよく作業出来ました。
いつもこうだとうれしいのに。

2011年7月10日

電気農場日記 2011年6月後半
アイガモ出動!
アイガモ出動!
 6月19日

今年の大雪の影響が未だに続いています。
春から仕事がずうっと押していて、もう6月の後半なのに、まだアイガモを田んぼに放していません。
かといってそればっかりにかかり切りになっていると、他の田んぼの雑草がどんどん伸びてきます。
そんなわけで今日は午前中アイガモのネット張り、午後からその他の田んぼの機械除草と、平行して仕事を進めています。
畑の方も雑草の芽が伸びてきたなあ。

 −−−

 6月20日

今日もまた晴れ、ここんところ真夏みたいな天気が続いています。
午前中に市役所へ。
農家戸別所得補償の申請へ。
今年からの『環境保全型農業直接支払交付金』って有機栽培をしている面積に応じて、補助金が出るはず・・・って、新庄市ではそれにかかる負担金が出せないので、取り組まないとのこと!
ああ、ショック!

 −−−

 6月25日

昨日、一昨日と強烈な大雨。
この時期、これほどの大雨になるのは珍しいです。
田んぼはどこも水があふれて、畔が崩れたところがあります。
水路はまだ大量の雨水が流れています。
農作業もちょっと中断。いくらかのんびり出来ました。
今日は雨が止んで、ちょっと穏やかな天気です。
畑の中耕をしたいけれども、まだ土が湿っていて手がつけられません。
週間予報は雨マークがずらり。
早くしないと雑草に埋もれてしまいます。

 −−−

 6月27日

今日もまた雨です。
でも一時のどしゃどしゃ降りは収まって、しっとりと降り続いています。
ちょっと田んぼに水を足そうと、ポンプの電源を入れたらブレ−カーがバチン。
アレ?あちこちいじっても直らないんで電気屋さんに来てもらって見てもらうと、かなり負荷がかかってポンプが動かないとのこと。あの大雨で井戸に土砂が流れ込み、ポンプに砂利がかんで動かなくなったのかも。おまけに少し漏電もしているとのこと。
仕方ないんで新しいポンプを購入することに。
納品は土曜日頃。それまで雨が続いてくれた方が、自然に水が補給されるのでありがたいのですが。

 −−−

 6月29日

今日井戸から動かなくなった水中ポンプを引き上げました。
吸い込み口の蛇篭が錆びて壊れ、小石を噛んで回らなくなっていたのでした。
新しいポンプの納品が金曜日頃、それまで田んぼの水が干上がらないといいんだけど。

今日は梅雨の中休みで晴れたので、畑の中耕をしました。
雨でずっと出来なかったので、ずいぶんと雑草が伸びていました。
畑一枚残したので、明日やりたいけど天気はどうかな?

 −−−

 6月30日

やや怪しい天気ではありますが、今日も雨が降らないので昨日の続き、畑の中耕除草。
今日やった畑はあまり雑草が伸びていなかったので、ちょっと気が楽になりました。
午前中で作業終了。午後からは有機田3回目の機械除草。
作業順調と思いきや、だんだん機械の振動が大きくなってきました。
はてな?とよく見てみると、またフレームの溶接部分がポッキリと折れていました。
去年も別なところが折れ、溶接し直してなんとかごまかしごまかし使っていたのですが、やっぱりもう限界か?
とりあえずはまた溶接して、なんとか今シーズンは保たせてみよう。
来年は・・・無理かなあ?

2011年6月25日

電気農場日記 2011年6月前半
畔に咲く花
畔に咲く花
 6月4日

田植え、一昨日無事終わりました。
機械の故障などで作業が遅れたため、家が一番遅いかなと思っていたら、まだ終わっていない家が結構ありました。
昨日は苗の補植。植わっていないところに手で苗を植えました。この作業はまだ続きます。
お米の荷造り、伝票作成などで、仕事が終わったのが夜10時。
今日は小学校の(地区の?)運動会。休んでいるヒマがありませ〜ん。

 −−−

 6月6日

田んぼの補植が終わって、田植機の泥を落として、育苗ハウスを片付けて、やっと田植えが終わったあ〜といったところです。
もう6月の2週目ですから急いで雑穀の種まき、そしてアイガモのネットを張り、田んぼの除草作業を始めないといけません。
その前になんとか、いや、仕事の合間でもかまわないんで、ちょっとだけでも温泉に浸かって疲れを癒やしたいなあ。
だいぶ疲れがたまっているんですよ。

 −−−

 6月8日

あっついです。
じりじりと肌が焼けます。
田植えが終わって、今日は畑の耕起&種まき。
モチアワとモチキビ、タカキビ、黒豆を蒔きました。
播種機『ごんべえ』を押しながら畑の中を歩き回ったら、もう足腰がへろへろです。
まだ終わりません。
明日一日でなんとか終わらそうと思います。
明日もへろへろ。

 −−−

 6月9日

昨日の続き、畑の種まき。
午前中、汗を流しながら作業順調。かなり疲れてます。
午後、西の空が怪しい。畑に出て播種機を押して歩いていたらいきなりポツポツと。
畑の向こう側まで播種機を押して、往復して帰ってきた頃には土砂降りのずぶ濡れ。
真夏のスコール的な大雨。こりゃビックリ。
30分ほどで止んだけれども、もはや畑の土は入ることが出来ないほどぐしょぐしょ。種まき終わらず。
仕方ないんで服を着替えてからのんびりと作業小屋の片付けやらをやって時間つぶし。

半日楽な仕事をしただけで、体の疲れがだいぶ軽くなりました。
雨も悪いことばかりではないですね。
明日は晴れるか?種まき終わるか?

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 6月12日

畑の種まきも無事終わりましたが、まだのんびり出来ません。
とにもかくにも田んぼの除草。一回目の機械除草を急いでしなければ。
田植えが一週間遅れたとはいえ、けっこう暖かかったので、雑草の方もだいぶ伸び出しています。
今回は昨年教えてもらった『チェーン除草』を試してみようと。
鎖をずるずる引きずって田んぼの雑草をやっつけようって事です。
愛機『あめんぼ号』の除草部を取り外し、軽トラックのタイヤチェーンを針金でくくりつけ、いざ作業開始。・・・・どうだろうか?うまくいっているのだろうか?見た感じではあんまり雑草が取れていないような・・・。
背中と腰と足腰がガクガクです。
明日もう一日かかります。きっともっとガクガクです。
早く一息ついて一日中温泉でダラダラしたいよ。

2011年6月9日

電気農場日記 2011年5月後半
田んぼのドジョウです。
田んぼのドジョウです。
 5月19日

この何日か暑いほどの天気が続いたので、田んぼの方もだいぶ乾いてきました。
もう2,3日続きそうなので、地下水が湧き出していた田んぼの田起こしは後回しにして、今日は田起こし終わった田の代掻きをしようといろいろ段取りをして、車庫の奥から作業機を引っ張り出して、トラクターに組み付け、いざ田んぼへ。
さすが大雪だった今年は水不足の心配なし。と、順調に作業を始めたと思ったら、作業機からものすごい機械音。
チェーンケースのギヤオイルが漏れて、すっかり空になっていたみたい。
JAの機械センターに部品を注文。到着は明日の昼。すること無くなったので後回しにしていた田起こしを。
毎年何かしらトラブルがあります。

 −−−
 5月23日

故障した代掻き機。中を開けたらチェーンまでいっていたって事で、さらに部品注文。
2日遅れて修理完了。やっと代掻き作業開始です。
さすがに今年は水が豊富で、やりたいように作業スケジュールを組めます。
なんとか今週末には田植えを始めたいのですが、さて間に合いますか。

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 5月25日

今日も代掻き作業。一日中トラクターに乗っているとかなり疲れます。
周りでは今日あたりから田植えを始めた家がチラホラ。
家は機械の故障などもあり、作業が遅れて目が回るほど忙しい毎日です。
いつもの年だと代掻きを2回やるんだけれども、今年は時間的に無理。
ただ、有機栽培田だけは除草の意味もあるので、2回しなければなりません。そうなると田植えが終わるのは6月になってしまいます。
ほんとに今年は大変だ。

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 5月28日

田植え、昨日からやっと始めました。
いつもの年より一週間遅れです。
今年の苗はかなりガッチリ型。いい苗ができました。
田植えが一週間遅れだと、そのあとの6月の作業、畑の種まきや田んぼの除草、畔の草刈りなどがまたまたタイトなスケジュールでこなさなきゃならなくなります。
つまりその、6月もまた忙しい日々がこのままずっと続いていくような予感。
イヤダナア。

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 5月31日

特別栽培田の田植えを終えて、昨日は有機栽培田の代掻き、そして今日は有機栽培ササニシキの田植え。
朝にアイガモのヒナ到着の連絡が来て、運送会社まで引き取りに。田植えはトラブルもなく無事予定をクリア。
明日は午前中田植え、午後からまた代掻き。
あさって田植え。
めまぐるしい予定表です。

2011年5月20日

電気農場日記 2011年5月前半
コシアブラのお浸し。香りがすばらしい!
コシアブラのお浸し。香りがすばらしい!
 5月1日

いつもの年なら今頃は田んぼに肥料を散布したり、耕起が始まったり、はたまた消防団の大演習があったりと、とても忙しい時期でゴールデン・ウィークどころじゃないんですが、今年は田んぼにまだまだ雪解け水がいっぱいたまっていて作業できません。
ちょうどいいからお花見に行こうと思っても新庄の桜はまだつぼみだし、天気が悪いので遠出しても外で花見ができません。
仕方ないんで今日は田んぼにたまった水抜き作業をしました。
去年の秋の長雨で稲刈りの時にさんざんコンバインで深い轍を作ってしまったので、スコップで溝を掘って轍を繋ぎ水を外に流してやります。
これがまた結構腰に来ます。夕方近くなってまた雨。明日もお花見できないかな?

 −−−

 5月6日

暖かくなってきて、裏庭に植えている山菜のコゴミがやっと芽を出し、今朝食卓に上りました。
やっと山菜の季節が到来です。

昨日から有機栽培苗の苗床に、水を入れました。
水の中で育てるプール育苗です。
今のところ順調に育っています。

今日は天気がいいので、アイガモの小屋と運動場を設置しました。
いつもの年だと雪が解けて、種まきが始まる前に作るのだけれども、今年は残雪が多くて、雪解け後すぐ種まきとなってしまったので、今の時期になってしまいました。
今日は暖かいし、日差しも強かったので、すっかり汗ばんでしまいました。
気持ちよい一日でした。

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 5月11日

この冬の大雪のせいで、田んぼはまだぐっしょり湿ったまんま。乾くまで待っていたらいつまで経っても仕事できなくなるんで、一昨日から田んぼの畦塗り作業に入りました。畔を固めて水が漏れないようにする作業なんですが、一昨日の夜から昨日の朝に、信じられないくらい降った大雨で、また田んぼが柔らかくなってしまいました。
土がドロドロです。困ったなー。

昨日、友人が山菜のコゴミとコシアブラを持ってきてくれました。
コゴミは家の畑にも植えてあるけれども、やっぱり野生のやつは歯ごたえが違いますね。パリッって感じで、何とも楽しい食べ応え。
そしてコシアブラ。今朝お浸しにしていただきました。ほんとに香りがすばらしい。うっとりしてしまいます。
夜には天ぷらにして。これまたお浸しとは違ったおいしさがありすばらしい。
今年もまた山菜三昧の日々が始まります。

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 5月15日

今日は田んぼの肥料散布をしました。
普通の年なら田んぼが乾いてトラクターが走り回れるくらい土が硬くなってから散布するのですが、今年は仕事がもう2週間近く遅れているので、まだ土が軟らかいけれども無理して散布しました。
そして腰が痛いです。
明日から田起こし作業に入る予定です。少し体を休めたいのだけれど、そんなヒマ無いなあ。

2011年5月5日

電気農場日記 2011年4月後半
種まき終わりました。
種まき終わりました。
 4月17日

急ピッチで仕事を進めています。
ああそれなのに、今日は午前中に消防団の行事が割り込み。
多大な時間のロスがあったけれども、予定していた育苗床土の混合作業、無事完了しました。
思えば去年の今日は播種作業をしたのでした。
地面が隠れるほど雪が降って、凍えながら作業したのを覚えています。
今年はだいぶ暖かです。ただ、残雪の量がすごいです。
予定では明後日播種作業。なんとか2日の遅れで済みそうです。

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 4月18日

昨日育苗床土の混合を終えて、今日はそれを苗箱に詰める作業です。
家の苗はすべて無農薬・無化肥。有機肥料を使っているので、混合して何日も置いてしまうと菌が繁殖して種まきの時水をはじいてしまって具合が悪いのです。
なので、混合→箱詰め→種まきの作業を時間をおかずに作業しないとダメなのです。
作業の遅れからスケジュールがきつくて、体がガタガタなのです。
しかも重いものを持って屈む作業が多いので、腰がもう限界寸前です。
明日種まき、それが終わると休む間もなく、2回目の混合→箱詰め→種まき作業。
果たして最後までこの腰がもつだろうか!

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 4月19日

一回目の種まき終わりました。
ギリギリ腰は耐えました。
天気予報ではかなり荒れそうでしたが、小雨で寒かったものの、それほどひどい天気ではなく、無事終えることができました。
明日は地震の影響で延び延びになっていた有機認証の講習会。提出書類がまだ出来てない!
疲れてんのに、もーイヤ!

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 4月21日

昨日は地震のせいで延期になっていた有機栽培認証の講習会。これを受けないと認証もらえません。
よりにもよってこの忙しい時期に食い込んでしまいました。
毎年のごとくA部さん、I井くんと3人でずうっと南の方、南陽市まで車で行ってきました。
今年は県内の高速道路がタダなので、高速使っていったら2時間15分くらいで着いてしまいました。
やっぱりあっちは暖かかったなあ。

今日は作業スケジュールの都合上一日ポッカリ空いてしまって、雑用みたいな事をのんびりやろうかと思っていたら、苗の灌水用のポンプが作動せず、新しいのを買ってきてセッティングしたり、また備品を買いに行ったりしていたら、あっという間に一日過ぎてしまいました。
明日からまた床土混合→箱詰め→種まきのローテーションです。

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 4月24日

今日は2回目の種まきしました。
朝まで降っていた雨もやんで、仕事がやりやすい天気。
風がちょっと冷たかったけれども、体を動かせば温まります。
滞りなく終わりましたけれども、イヤ疲れました。
種まきが終わるまで神経を使って気を張っていたので、ドッと気が抜けました。
明日からはいろいろと後片付けや、育苗ハウスのあれこれ、田んぼはまだ入れないんで、少しのんびりと、ダラダラ仕事して、気を休めようと思います。

2011年4月24日

電気農場日記 2011年4月前半
4月のはじめ、まだ雪がいっぱい。
4月のはじめ、まだ雪がいっぱい。
 4月5日

ここのところ暖かい日が続いて、どんどん雪が溶け始めています。
今日注文していた肥料が届きました。
なんとか作業小屋からフォークリフトを取り出せる程度に雪が無くなってくれて助かりました。
それでも育苗ハウスの方はまだだいぶ雪が残っていて、ビニールを張るのは無理です。
種まきの準備を進めながら、平行して消雪作業です。
あれをやったり、これをやったり。せわしない毎日です。

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 4月8日

昨夜寝たあとに大きな地震。
ビックリ飛び起きたら今度は停電。
復旧したのは朝8時。
新庄は震度5弱でした。
こんな日がまだ続きます。

今年はまだ雪がたっぷり残っているせいか、花粉症の症状があんまりひどくならないなあ、と思っていたら、昨日あたりからやってきました。
頭が重いです。
今日は雨降り。
この雨で少しでも雪が解けてくれるとうれしいのですが。

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 4月12日

雪もだいぶ解けてきました。
消雪作業とともに育苗ハウスの準備中です。
ビニールを張っている方のハウスの中を掃除したり、ビニールを剥いでいる方のハウスの、雪の重みで破損した部分を修理したり。細々とした仕事がいっぱい。
豪雪の影響で、だいぶ作業が遅れていますが、震災の影響で延期になっていた行事なんかが、ちょうど忙しい時期に入ってきたりして、さらに作業が遅れそうです。
それにしても、やっぱり今年も、確実に襲ってきた杉花粉。
ものすごいです。のどが痛いです。
肉体労働が急に増えて、体もあちこち痛いし、かなりきつい毎日です。

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 4月15日

春らしいポカポカ陽気でだいぶ雪も解け、育苗ハウスのビニールも張り終わりました。
ハウスの中の整地とザラ板を立てて、それから作業小屋を種まきモードに模様替えして・・・、やることがいっぱいで、全く暇がありません。それなのに、消防団の行事や、有機認証の講習会が、震災の影響でこの忙しい時期に、ボンボン入ってきます。仕事の段取り組むのが大変です。
温泉に行く暇も無いなあ。あ〜。
種まき準備の仕事は例年の3〜4日遅れくらいで、なんとか進んでいます。
例年だともう田んぼの土があちこち見えてもいい頃なのに、未だ一面真っ白。
田んぼの本格的な作業はだいぶ遅れそうです。

2011年4月7日

電気農場日記 2011年3月後半
今年も無事味噌を仕込みました。
今年も無事味噌を仕込みました。
 3月20日

宅急便の配送が再開されてこちらも営業再開です。
ただし、燃料不足のため、集荷はまだ再開されていないので、ヤマトの営業所まで荷物を運ばなければなりません。
そんなわけで、久しぶりに車で町まで出ました。
日曜にしては何となく交通量が少ないような。
ガソリンスタンドはどこも閉まっています。「ガソリン入荷未定」の看板が置いてあります。
しばらく給油は無理かな。
田舎は都会と違って公共交通が乏しいので、車がなきゃ身動きがとれません。
私なんかは家にじっとしていればいいだけですけど、勤め人はガソリンが無けりゃ、仕事に行けません。おまんまの食い上げです。

ついでにスーパーやドラッグストアに寄ってみたのですが、やっぱり品薄ですね。
野菜類は結構あるんですが、魚介類と乳製品はあんまりありません。缶詰もだいぶなくなっていました。そのほかの食材も種類や数が少なくなっています。
でもまあ、店から食べ物がなくなることはなさそうです。
困ったのは赤ちゃん用品。
どの店も粉ミルクが全くない。
紙おむつも少ししか残っていません。
買い占められたのか?それとも全部被災地の方に行っちゃったか?
家の在庫がつきるまでに、再入荷はあるのだろうか?
やっぱり買いだめした人からもらうしかないのか?

 −−−

 3月23日

作業小屋の前も育苗ハウスの周りもまだまだ雪がいっぱい。
このままじゃあ、春の仕事が遅れてしまうので、何とか雪を溶かそうと奮闘中です。
それなのに、今日はまた雪が降ってきたりして、一進一退を繰り返しています。
今日はI井くんが、共同で使っている種籾の温湯処理機を取りに来ました。
サイズ的に雪に埋もれた納屋の一つだけ埋もれていない扉から出すことができないので、分解して、取り出して、組み立てて、やっと持って行きました。
家はまだそこまで作業できる段階じゃない。
大変だ、よその家にはもう春が来てる!

 −−−

 3月26日

もうすぐ4月なのに今日もまた雪が降ります。
今年はさっぱり雨が降らなくて雪ばっかりだったので、作業場周りは未だに雪がたっぷり残っていています。
とても農作業なんかできる場所がありません。
そんなわけで今日も消雪作業に明け暮れました。
何とか作業小屋の入り口を確保して、トラクターを引っ張り出しました。
そろそろ種籾の塩水選をしなくちゃならないんだけれど、寒いったら!

 −−−
 3月30日

ガソリンもやっと並ばずに買えるようになったようです。
残る問題はたっぷり積もった雪。

雪の相手ばかりしていられないので、今日は種籾の塩水選&温湯処理を行いました。
天気がよくてちょっと暖かかったので、楽しくできました。
やっと一年の仕事がスタートしたって感じです。
ただ、一日前屈みで仕事したので、腰が痛い。
肩も背中も凝りまくり。
温泉に行きたい。
癒やされたーい。

2011年3月18日

電気農場日記 震災後・4
 3月16日

今日の計画停電は中止になりました。
外は吹雪です。
どうせ早く寝る予定だったので、やっぱり寝ます。

妻が被災した友人に米を送りたいと言っていました。
しかしテレビやラジオの被災地の情報を見ると、水が無いので研がずに炊ける無洗米でないと現地でも大変なようです。
玄米と圧力鍋をセットで送れば、栄養的にもいいかもしれない。なんて話しましたが、今はまだ個人間で物資のやりとりをできる状態ではないし、している状況でもありません。
善意で個人が動いても現地ではかえって迷惑になってしまう事があるので、感情だけで行動するのは控えなければなりません。
山形県では宮城や福島からやってくる被災者の方々向けの受け入れ施設が各市町村で出来はじめています。
さらには被災地向けの救援物資の受け付けを始めた市町村もあります。
系統立てて必要なところに必要な物を分配してもらうのが一番確実です。
とはいっても、こちらも生活物資が不足しつつあり、必要な品物のリストを見ても、なかなか手に入れるが難しい現状です。
やっぱり今の段階では義援金という形が一番融通が利いて確実かもしれません。

ところで・・・・ちょっとひねくれた見方でしょうか。
(国内の)芸能人が義援金として大金を寄付するのは大変いいことだと思いますが、誰もが実名を隠して施設にランドセルを送る時代。大々的に支援を「表明」することに、どれほどの意味があるのでしょうか?

 −−−

 3月17日

今日は大雪です。
また一面白に戻ってしまいました。

今朝、連絡のつかなかった宮城県に住む友人と携帯がつながりました。
家は壊れたけれど、無事とのこと。
奥さんのご実家は津波でやられてしまったと。
何とか生活できていると。

もっといろいろ聞きたかったけれど、とても電話を繋いでいることができませんでした。
気の利いた言葉も見つからず。
一言「頑張れ」というのが精一杯でした。

家の奥さんは「もう頑張っているんだから、頑張れなんて言うな」と言うけれど、私は誰かに「頑張れ」と言われると、「そうか、もっと頑張れるんだ」と思ってしまうほうなので。

2011年3月18日

電気農場日記 震災後・1
 3月13日

地震の日は、用事があり妻と娘を連れて、車で天童市まで行った帰り。村山市辺りのバイパスを走っているときに遭遇しました。
車が左右に大きく振られ、慌てて路肩に停めたら、脇の電柱が大きく揺れていて、初めて地震と気づきました。
村山地方は震度5強、揺れの大きさもさることながら、強い揺れがずっと長く続き、電柱が倒れてこないかハラハラしました。

揺れが収まりラジオをつけると、三陸沖で大きな地震のニュース。
車をゆっくり走らせて新庄まで。途中の信号は全部消えていました。
新庄市内の国道は渋滞が始まっていたので、信号のない脇道に迂回、家に帰ってみると、建物などの被害は特になく一安心。
新庄は県内の他の地方よりは比較的揺れは小さく震度5弱でした。

山形県はほぼ全域が停電。井戸水は停電の影響でポンプが作動せず使えません。それでも水道の方が生きていたので助かりました。ガスもプロパンなので使えます。
電話は固定も携帯もダメ。
災害伝言ダイヤルもつながらないし、携帯のネットもつながりません。
情報源は仕事場で使っている乾電池式のラジオのみ。
電気炊飯器は使えないので、圧力鍋でご飯を炊き、明るいうちに夕飯を済ませ、小さなろうそくの明かりと、反射式石油ストーブの薄暗い光のなかで、じっとラジオを聴きながら、余震の続く夜を明かしました。

12日朝。薄っぺらい朝刊の大きな写真によって被害の大きさを見ることができました。現実とは思えない光景にちょっと思考がついて行きません。
電気がいつ復旧するかわからないので、乾電池を買いに近くのホームセンターへ。
すでに行列。数人ずつ店内に入れての変則的な営業。店内は真っ暗、レジは電卓で。乾電池は単1がすでに完売。必要な単3と単4を買って帰宅。
妻の実家が井戸水で、停電のため汲み上げられないかもしれないということで、ポリタンクに水道水を詰め(温泉水用に買っておいたタンクがこんなところで役に立ちました)余計に炊いたご飯をおにぎりにして、実家へと。
途中にある踏切は遮断機が折れ曲がっていたり、警報器が鳴りっぱなしだったり。
実家に行ってみると、小さな発電機でポンプや暖房を使っていて一安心。さすが大工さん。
自宅へ戻り、ラジオで情報収集。ずっと被災情報を聞いていると、なんか気持ちがおかしくなってきます。
電話は相変わらず通じないので、消防団やいろいろな連絡事項は車か徒歩。
午後になって、何とか固定電話は通じるようになりました。離れて住む家族とも連絡がつき、無事を確認。すこしホッとしました。

夕方4時頃やっと電気が復旧しました。
テレビをつけると、信じられない光景がさらに広がっていました。
一度に何百人が津波にのまれて死亡といったニュースは自分の想像力の範囲を超えていて、気持ちがついていきません。
ともかく、この日はお風呂に入ることができて、安堵できました。
しかし、昨日のような寒く暗い夜をまだ何日も過ごす人々がいると思うと、胸が痛みます。

2011年3月18日

電気農場日記 震災後・2
 3月14日

こちら新庄はほぼ通常通りの生活に戻りました。
足りないのはガソリン。
どこのガソリンスタンドも給油待ちの列に何時間か並んで千円分とか二千円分やっと詰められるといった状態のようです。
今日11時頃郵便局に行く途中にJAのスタンドを覗いたらすでに販売終了でした。
今日来たヤマト運輸のドライバーによれば、集配トラックの燃料確保が大変だということだったので、集荷停止の状態が思ったよりも長く続くかもしれません。
家では外出する必要もあまりないので、まだ不便はありませんが、燃料確保が難しいとなると、プロパンガスや灯油の配達、郵便や新聞の配達など、車を使った業務に支障を来す恐れもあります。
酪農家では餌の供給、生産した牛乳の出荷に問題が出そうです。
復旧した路線バスもどうなるか。
そんなわけで、余計な外出を控え、雑穀の選別作業をやりながら、節電省エネ生活中です。

それから郵便局の帰りに乾電池の携帯充電器がないかと、コンビニに寄ってみたのですが、無いどころか、商品棚が3分の1くらいしか埋まっていませんでした。
雑誌や酒類。カップラーメンとスナック類が少しあるだけ。
仕方ないんでチョコレートを一つ買って帰ってきました。
甘いものを食べると落ち着きます。

情報源で一番頼りになるのが地元のAMラジオ局の放送です。
行政や事業者、リスナーから本当に必要な情報がリアルタイムで入ってきます。曖昧な情報や間違った情報にはすぐにレスポンスが有り、信頼性もあります。

一方民放テレビのワイドショー的な報道番組は何だか見ている方もワイドショー的な視点になってしまい、今の段階ではとても見ることができません。

ほんとは一杯やって寝たいけれども、夜中に地震が来ると怖いのでガマンです。

2011年3月18日

電気農場日記 震災後・3
 3月15日

昨日の朝、最上町の友人から電話。
なんと地震の日は仙台にいたとのこと。
若林区で用事を済ませ帰途につき、泉区辺りで地震に遭遇。
「出発が30分遅かったら、帰れなくなっていたかも」。
古川方面から国道47号線を車で帰ってきたけれども、途中電線が切れていたり、道路が陥没していたりで、「生きた心地がしなかった」そうです。
ともかく生きて帰ってきてくれてよかった。

夜には宮城県利府町で被災し、今も現地にいる妻の友人から妻へメール。
携帯にとどいたチェーンメールの内容の真偽をたずねるメールだったようです。
こちらでいると、テレビ、ラジオ、新聞など、いろいろな情報源が有り、真偽の判断をつけることができるのですが、現地ではテレビもラジオもなく、携帯が唯一の情報源らしく、飛び交う不確かな情報の真偽を判断するのが難しい状態のようです。
ライフラインの復旧もまだのようですが、家族とも無事らしいので、少し安心です。
明日からまた冬型の天気に戻りそうですが、季節は春に向かっています。
少しずつですが間違いなく暖かくなっていきます。希望を捨てずに日々を乗り越えてもらいたいものです。

今日も相変わらずガソリンスタンドは給油待ちの渋滞が続いているようですが、日本海側からの石油供給のメドがついたようで、数日中には燃料不足も解消の方向に向かうのではと、ラジオで言っていました。
山形県では宮城や福島からやってくる被災者向けに、受け入れ施設の準備を進めています。
少しずつ復興の方向に進み始めています。

こちらは明日、夕方から計画停電です。

2011年3月17日

電気農場日記 2011年3月前半
 3月3日

吹雪きました。積もりました。どんどん冷え込んでいます。
この間まで暖かで穏やかな日が続いていたので、このまま春になるのかな?なんて思っていたら、いきなり真冬に逆戻りしてしまいました。
国道も真っ白、路肩の境目がわかりにくい上、地吹雪で視界も利きません。とろとろ走って午前中に確定申告を済ましてきました。

午後からは特別栽培の申請書作成。部屋がどんどん冷えていきます。寒い!

今日は娘の初節句。ちらし寿司とカド(鰊)でお祝いです。
今のところ無事に育っています。相変わらず食欲がすさまじいのです。
「んめぇ〜、んめぇ〜」と繰り返しながらおかゆをむさぼっています。

 −−−

 3月6日

3月に入ってからずっと雪降りです。
いつもの年ならそろそろ積もった雪の消雪作業に取りかかるところですが、この天気じゃあ無理です。
今日は午後からちょっと気温が上がり、雪が雨に変わりました。ちょっとは雪が解けてくれるといいのですが。
今年の肥料の注文。
一応4月の頭に届けてもらうよう連絡しておいたのですが、雪が解けてくれないと、フォークリフトが引っ張り出せないし、肥料を置いておく場所もありません。
今から雪を消す工面をしておかないと、春は大変なことになりそう。

 −−−

 3月8日

3月に入ってから雪の日が続いたので、なかなか雪が解けていきません。
このままでは春の作業が遅れてしまうということで、消雪作業を開始しました。
軒下の高い雪の山から、屋外の蛇口を掘り出して、ホースを繋げて水で雪を溶かしていきます。
水の量がたいしたことないので、すぐには消えていきません。じっくり春までに少しずつ溶かしていって、何とか春作業に間に合わせたいと思っています。

グズグズしていられないと始めた消雪作業ですが、とうとうあいつがやってきました。まだこ〜んなに雪が積もっているのに、花粉が舞い始めたのです。
去年の夏からずっとこの春は花粉がかなり多いと言われていましたが、やっぱり来ました。
鼻の方がグズグズです。
また苦しい日々が続くのか〜

 −−−

 3月12日

昨日の地震。ビックリでした。 ちょうど車を運転しているときで、まっすぐ走れなくなり、「やばい、パンクした」と思って、路肩に寄せたら、地面がすごい揺れている。しかもずうっと揺れっぱなしでなかなか止まらない。 家に帰るまでの信号は全部切れていて、おそるおそる運転しながら自宅へ帰ると停電。ガス、水道が無事なので助かりました。 今やっと電気が復旧しました。 こちら新庄は地震による被害は特にない模様。

2011年3月8日

電気農場日記 2011年2月後半
ちょっと暖かくなりました。鳥海山がきれいです。
ちょっと暖かくなりました。鳥海山がきれいです。
 2月16日

今日はけっこう暖かかったです。
ハウスの中での脱穀作業。暑くて半袖で作業しました。
アマランサスの脱穀を終え、一応ハウス内での脱穀作業は終了です。
この後は脱穀した雑穀の選別作業。室内でできるので、環境的には快適なんですが、手先を使った細かな作業なんで、これまた結構疲れて時間もかかります。
それでもまあ、気持ち的にはだいぶ余裕が出てきます。

 −−−

 2月21日

昨日無事に消防団の総会を終えました。
事務局をやっていたので、せっせと下準備をし、総会資料を作成し、会場の段取りをし、何とか無事に終えることができました。
午前中に総会が終わって、そのまま懇親会になだれ込み、午後9時に会場を閉めて、カッチカチに凍った道路をおっかなびっくり、腰を曲げて前屈みで、ヨタヨタと家まで歩いて帰りました。
そのせいか、はたまたどっと肩の荷が下りたせいか、今朝起きたら腰が痛い。ぎっくり腰の一歩手前ってくらい痛い。
こりゃあ、今日は少し体を休めなきゃあ。午前中は軽く仕事して、午後から床屋に行って、ついでに羽根沢温泉まで足を伸ばし、じっくりと温泉に浸かってきました。
いつもの共同浴場です。
先客は2人。地元のおじさんたちで、話題は隣村の村長選挙。
ぬるっとした感触が心地よいお湯。夏はちょっと熱めの掛け流しのお湯も、ばっちり適温でのんびり、ゆったり浸かることができました。
腰痛が直ったというよりも、心が豊かになりました。ハイ。

 −−−

 2月27日

久しぶりに雪が降って、ちょっと積もりました。
それでも午後には溶け出しました。
こうやって、だんだん雪は少なくなっていきます。

今日は一日アマランサスの選別作業。
はあ〜、一日中じっと座って、細かいツブツブを凝視していたら、目と肩と背中と腰がかなり疲れました。
こういった地味な作業もなかなか疲れます。
春まで終わるかなあ?

2011年2月23日

電気農場日記 2011年2月前半
道路脇はもう雪の壁がこんなに
道路脇はもう雪の壁がこんなに
 2月1日

天気予報では、そろそろ大雪も峠を越すみたいな話だけれども、今朝起きてびっくり、今までで一番積もっています。
作業小屋に行く道は跡形もありません。
いったいどうなってるんでしょうか?
週間予報では明日あたりからお日様が顔を出し、最高気温もプラスになるようだけれども、さてどうか。

そんな状況なんで、家の中で書類作成に追われています。
この時期、仕事のものから、地域のものから、作らなければならない書類がいっぱいあって大変です。
今作っているのは特別栽培認証の報告書類。
パソコンが新しくなって、画面が大きくなったのはいいけれど、モニターが明るすぎるし、字は細かいし、目が疲れて大変です。
グズグズしていると寒ダラの季節が終わってしまいます。
何とか暇を見つけて庄内まで出かけたいんですが、まだ除雪作業が残っています。
お願いこれ以上降らないで。

 −−−

 2月3日

お天道さんが!!
久しぶりにスカッと晴れて、気温も上がり、たっぷりと積もった雪もちょっと解け案配です。
で、今日はまた公民館の屋根の雪下ろし。
なぜかちょっとチラチラ雪模様。
昨日はすーっと晴れるような天気予報だったのに。
今シーズン2回目の雪下ろしだけれども、前回よりもずいぶんとたくさん積もっていました。
ついでに消防団の小屋の屋根も除雪して、結構くたびれました。
この疲労感。このまま温泉に浸かりたい。

 −−−

 2月6日

いやあ、今日はすっきり晴れました。その代わりかなり冷え込んで、日が照った日中でも雪はガチンガチンに凍り付いていました。

朝起きて、一息ついたら何だかとても眠たくて、うとうとと1時間ほど。
今日は仕事にならんなと、部屋に棚をつったりなんだり、日曜大工をダラダラやっていました。
一日日が照って、雪もだいぶ絞まっただろうと、雪が絞まるということはずっしり沈んでいくということで、夕方近くちょっとハウスの方に様子を見に行ったら、ビニールを剥いでいる方のハウスの骨組みのパイプが、沈んでいく雪に引っ張られて、だいぶ反り返っています。
ヤバイ、骨が曲がってしまうと、あわててスコップで骨組みの掘り出し作業。
積もった雪をどけると、ビヨヨ〜ンとパイプがはじけます。よかった、まだ潰れていなかった。
日暮れまでに何とか完了。やっぱり汗ビッショリです。
明日は反対側、念のためあんまり埋もれてない方もやらなくちゃ。

 −−−

 2月12日

今日は地元昭和地区の自治会・実行組合の総会でした。
午前中で総会を終え、お昼に寿司が出たのですが、チェーンの宅配寿司店の寿司でした。
お酢が利いてなかなかおいしかったです。家の方はなんか土地柄なのか、酢飯の酢が薄い寿司が多いのです。
なかなかおいしかったのですが、家に帰ってみるとなんか体調がおかしい。
具合が悪いってほどじゃない。体がちょっとだるくて、軽く目が回ったような感じ。
そういえば、以前安い回転寿司に行ったときもこんな感じになったことがあります。
そのときはあまりにゴチャゴチャした店の雰囲気&雑音のせいかと思ったのですが、もしかしたら寿司のせい?
でも、酢飯に刺身を乗せただけの食べ物なのに、そんな体調に影響するような変なものが入っているのだろうか??
ちなみにスーパーの寿司ではこういった症状が出たことはない気がします。
果たして真相は???

2011年2月10日

電気農場日記 2011年1月後半
これほど積もるとは…
これほど積もるとは…
 1月18日

吹雪が続きましたね。あきれるほど。
風が強かったので、ビニールハウスの除雪が出来ずにいました。
除雪機で吹き飛ばした雪が風でまたハウスを直撃してしまうのです。

午後やっと雪が止み、風もちょっと弱くなったので、さっそく除雪開始。
しかし家のハウスが建っているところは風の通り道でもう高いところは背丈ほどの吹き溜まりになっていて、除雪がなかなか大変です。
夕方まで、なんとか片側だけ終わらしました。
さすがに雪の量が多く、半日で全部は無理でした。
明日のこりの半分を、そしてビニールを剥いで骨組みだけになっているハウスも除雪しないと骨が潰れてしまいそうです。
大仕事になりますな。


 −−−

 1月19日

やっと吹雪も一段落。と、安心していたら・・・朝、もう積もっている。
今日もハウスの除雪。昨日やり残した半分。楽勝と思っていたのに、また増えた。
それにしても積もったもんだ。除雪機も悪戦苦闘。
そして気温が上がったのか、ちょっと雪が湿ってきて重い。
これが危ない。ビニールハウスのパイプは意外と簡単に折れてしまう。
雪の降る中、夕方まで作業して、なんとか無事作業終了。
家に帰ってみると、隣の地区のビニールハウスが一つ潰れたという話。
そうなる前に完了してヨカッタ。

 −−−

 1月21日

ハウスの除雪が終わったので、昨日はペット用雑穀の出荷とさらに雑穀の調整をしました。
その間も雪は相変わらずずんずん降っています。
そこで今日はビニールを剥いでいるハウスの骨組みの除雪。
ハウスの肩の横パイプが雪で埋まってしまったのです。
積もっているうちは大丈夫なのですが、暖かくなってきて、雪が沈んでくると、一緒にパイプも曲がっていってしまうのです。
そんなわけで骨の周りを除雪するんですけど、これがビニールを張っているハウスの周囲の雪を除雪機でこちらに飛ばしているので、ガッチリ積もった雪が2m以上積もっているんです。
除雪機で何度も少しずつ削っていって、地べたに到達したら、スコップでハウスの骨組みを掻き出します。
雪は容赦なくずんずん積もっていきます。
は〜疲れた。
朝から夕方まで掛かってクタクタです。
今日は早く寝よう。

 −−−

 1月24日

しつこいくらい降り続いた雪がやっと止みました。
それにしても怖ろしいぐらい積もりましたね。
またビニールハウスの除雪です。
こないだやったばっかりなのに、これほど積もったか!
そしてこれが昨日までと違って湿った重い雪です。
やっと冬も山を越えたのか?
まだ1月だけど、これだけ降ればもういいでしょう。

やっと注文していたパソコンが来ました。
データを移動したり、ソフトをインストールしたり、しているのですが、これがややこしい。
なにせ最新のウィンドウズ7。今まで使っていたXPとは操作方法がガラッと変わってしまって、スタートメニューは使いづらいわ、フォルダの操作も訳が分からないわ、もうほんとに何がなにやら分かりません。

2011年1月21日

電気農場日記 2011年1月前半
すっかり積もりました。
すっかり積もりました。
 1月2日

年末の大雪が去って、天気のいいお正月です。
積もった雪もちょっと融け出しています。
元旦は例年通り消防団の出初め式&新年会。
元旦早々特別に2時間だけ開けてもらったお店でお昼からいい気分です。
終わってから今度は公民館で続きを。終わったのはすっかり夜でした。
ああ、今年の元旦もこうして過ぎていきました。
なんと平和な一日だったでしょうか。
この一年もこんな調子で過ぎていけばいいのになあ。
とにもかくにも、明けましておめでとうございます。
みなさまにとりましても、平和な一年でありますように。

 −−−

 1月5日

早いもので年が明けてもう5日。
お正月は消防団の行事や挨拶回りなどで、あっという間に過ぎていきました。合間を見て寝正月もしっかり実施しました。
ぼちぼち農作業の方も再開しています。
年が明けてから雪もそれほど積もらないので、ハウスの除雪も無く、雑穀の調整をしていますが、気持ちがまだの〜んびりしていて、作業もゆっくりです。
このままのんびりいきたいな〜。コタツに入ってミカン食べて。

 −−−

 1月6日

のどかだった正月が過ぎ、またまた風が強くなってきて冷え込んできました。また大雪になりそうです。

今日の夕食は粕汁でした。
酒粕を溶いた汁に大根、ニンジン、白菜。そして鮭のアラ。
腹の底から温まりますね。
なぜかおみやげでもらった笹かまぼこもありました。
汁には入れませんでしたが。

 −−−

 1月10日

今日も吹雪です。
一昨日ハウスの除雪をしたのに、もうだいぶ積もってしまいました。
ハウスまで行くのも雪をかき分けながらです。
年が明けたばっかりなのにこの雪では先が思いやられます。
今年はこのまま大雪の冬になってしまうのでしょうか?
明日もまた雑穀の調整。吹雪がやんだらまたハウスの除雪。
同じような日々が延々続いていきます。

 −−−

 1月11日

午前中は雪降り、ハウスの中で雑穀の調整。
ずいぶん冷えたので、ハウスの中でもけっこう寒い。
午後、なぜか突然いい天気。
だもんで、除雪作業に切り替え、米保冷庫の屋根の雪下ろし。そしてビニールハウス周りを除雪機で除雪。
終わった頃には夕方。
この季節はなかなか仕事が進まない。
明日もきっと同じような一日。

 −−−

 1月14日

明日からまた大雪みたいですね。いったいどれほど降るの。
大雪に備えて、公民館の屋根の雪下ろしをしました。
ほんの30分くらいで終わったのですが、厚着していたものだから、すっかり汗ぐっしょり。
冬の肉体労働はタイヘンです。

2011年1月20日

電気農場日記 2010年12月後半
突然の大雪です。
突然の大雪です。
 12月16日

突然の大雪で一面真っ白です。
今日は山形県の特別栽培認証の説明会ってことで、I井くんと一緒に天童市まで行ってきました。
道路もガチガチの圧雪状態です。
まるで真冬です。
いきなりなんでビックリです。

さすがに村山市あたりから雪は少なくはなっていきましたが、天童市まで真っ白でした。

 −−−

 12月19日

新庄はここ何日かでだいぶ雪が積もりました。
厚い雪雲は日の光を遮り、この時期よりいっそう日暮れが早くなるのですが、逆に夜は雪明かりで薄ぼんやりと明るくなります。
雪の積もる前よりは暖かな感じがするものです。

ここ数日デスクワークに追われて、雑穀の調整作業は中断中です。
することが山積みの年末。なのに今日もコタツの誘惑が私を呼んでいます。

 −−−

 12月24日

午前中、妻の実家に積んであった、引っ越しして不要になったホームセンターの備品をいただきに。
レジカウンターや書類棚、屋外用のゴミ箱など、不要品の山を軽トラックに積み込んで自宅へ。
どれもだいぶくたびれていたけど、宝の山だ!(^^)!

昼ごろからいきなり雪が勢いを増し、あっという間に国道も轍が出来るほど。今年も大雪の年越しになりそうな雰囲気。
ああ、温泉の入り納め、出来るかな。

 −−−

 12月27日

ビックリするほど積もりました。
けっこう風も強かったので、ビニールハウスの除雪が出来ずにいたのですが、やっと風はやんだので、腰まで積もった雪をかき分けハウスの方に行ってみると、防風ネットはすっかりずり落ちて雪に埋まり、ハウスの屋根には30cmくらい雪が積もっていたのでした。
ヤバイ、ハウスが潰れてしまう。
さっそく除雪機出動したのですが、なにせ積もった量がハンパ無い。とくに吹雪の雪はサラサラで除雪機のゴムクローラが埋まっていってしまいます。
悪戦苦闘しているうちに片方のクローラがはぜれてしまいました。タイヘン!
車体の下の雪をかきだして、ジャッキアップして、車輪のボルトをゆるめて(すでに緩んでいたのが外れた原因でした)、クローラをはめ直し、仕事再開。汗をかくわ、雪で濡れるは、大変です。
でもって、雪の量が多いもんだから、除雪機だけでは無理で、スコップを使って高く積もった雪を突き崩し、崩した雪を除雪機で吹き飛ばし・・・。
スコップを使うと汗をかき、除雪機を使うと寒くなり。
昼食取っている間にハウスが潰れちゃあ大変ってんで、昼食も取らずに雪と格闘。なんとか日の高いうちに終わりました。
いやはや、肩から背中から腰から両手両足まで、身体中ガタガタです。
温泉に浸かって癒した〜い。

 −−−

 12月31日

いやあ、波乱の一年ももうすぐ終わりです。
天候に泣かされ通しでしたが、締めくくりは突然の大雪で、やっぱり天候に泣かされました。
来年はどんな年になるのか。
よい兆しはどこを見渡してもありません。
でも、どんな年でも悪いことばかりじゃありません。
何とかなるもんです。
笑って新しい年を迎えましょう。
それではみなさま、よいお年をお迎え下さい。

2010年12月21日

電気農場日記 2010年12月前半
鳴子温泉・姥の湯旅館、木造の床が硫黄で真っ白。
鳴子温泉・姥の湯旅館、木造の床が硫黄で真っ白。
 12月1日

今日は天童市美術館まで『赤塚不二夫展』を見に行ったのだ。

バカボンやおそ松くんの原画がたくさん展示してあって、とっても面白かったのだ。

新作アニメ『となりの天才ヴァカボン』も上映していたのだ。

娘のたまちゃんのために児童向けマンガ『たまねぎたまちゃん』を買ったのだ。
ほのぼのと懐かしい感じのマンガでジーンときたのだ。
〈はじめに〉で赤塚先生が食について語っていたのでビックリしたのだ。

他にもグッズがいっぱい売っていたけど、けっこう高かったのだ。
なぜかバカ田大学の大学ノートを買わされたのだ。

奥さんに回転寿司をねだられたのだ。
奥さんの食欲は旺盛なのだ。
おかげで財布は空っぽなのだ。

 −−−

 12月6日

今年もまたアイガモの解体処理の委託で宮城県加美町まで行ってきました。
去年より10日くらい遅いでしょうか。それでも今年は去年行った時よりずいぶん暖かい感じがします。
今年は予想通り冬の訪れが遅いですね。ただ、カメムシをよく見かけるんで、大雪になるかも?

帰りは毎年恒例で鳴子温泉に寄ってきます。
というか、温泉に寄りたいから、毎年通っているような。
今日立ち寄ったのは『姥の湯旅館』国道沿いにある旅館で、かなり歴史があり、共同浴場『滝の湯』と共に鳴子ではもっとも古い温泉といわれているそうです。
この旅館は4種類の源泉を持っているということですが、日帰りで入れるのは3つ。そのうちの一つ含芒硝・重曹線の露天風呂はお湯の入れ替え中で残念ながら入浴出来ず、その他の硫黄泉と単純泉のお湯に浸かってきました。

国道沿いで車の音がうるさいのが難点ですが、何種類もの温泉に入れるお得な宿でした。

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 12月7日

今日は雑穀の栽培をお願いしている今田さんから精白をお願いされた、キビとヒエを今田さんの家にもっていきました。
また卵をいただいてしまいました。
今いるニワトリももう3年目なんで、卵の殻が薄くなった。なんて言ってましたね。
今田さんのところは餌も自分で作っています。
くず米は稲作のついでに出るからいいとして、トウモロコシは収穫・乾燥して、実を取って、砕いてと、なかなか手間が掛かるので、母上が「合わないからやめればいいのに・・・」と、ぼやいていました。
有機農家なんて、どこも同じですね。みんなぼやかれながら続けています。

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 12月9日

今日は午前中アイガモを飼っていた囲い網を撤去。これで屋外の仕事は完全に終了。外にはもうなんにもありません。雪が降らないのがもどかしいくらいです。
午後からはハウスの中でいつのも雑穀の調整。
3時頃からだいぶ冷え込んできました。
ちょっと雨が降ったりしたけれど、すぐやんで、冷たい風が吹くばかり。
予報によると明日あたりやっと雪が降ってきそうです。

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 12月12日

雪が降りました。
やっと冬です。
急に寒くなりました。
いや、今までも寒かったのですが、雪が降って、寒さのレベルが一段上がりました。
そのせいか、昨日は体がだるく、風邪をひきそうな体調だったので、無難な屋内作業に切り替えました。
なんとか風邪はひかずに済んだようです。
この寒さに慣れるまで体調管理には気を遣わないと。

のんびり一日コタツに入ってテレビでも見ながらミカンを食べたいな。

2010年12月5日

電気農場日記 2010年11月後半
鮭川の鮭を頂きました。
鮭川の鮭を頂きました。
 11月18日

アワの脱穀調整をしていますが、やはり不稔で実の入っていない粒が多いです。
猛暑の影響でしょうか。
今年は何から何まで、異例ずくめです。

昨夜、妻の父がでっかい鮭をもってきてくれました。
新庄のお隣、鮭川村で捕れた鮭です。
昨夜のうちに家の父が頭とワタを取って、軽く塩をして一晩吊し、今朝バンバンと叩き切るように切り身にさばきました。
昼に分厚い切り身を焼いて、夜にはザッパ汁。
この辺まで上ってきた鮭はすっかり脂が抜けて美味しくない・・・と思いきや、意外にこれが、身が柔らかくて美味。
明日も明後日も、しばらくおかずには困りません。

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 11月20日

雑穀栽培をお願いしている今田さんが今年の収穫をもってきてくれました。
キビとヒエの栽培をお願いしているんですが、今年はヒエが大豊作?
今年は品切れの心配がありません。
今田さんのところはヒエはよかったけれど、小豆や大豆はダメだったそうです。
やっぱり天候の影響でしょうか?

ついでにニワトリの卵もいっぱいいただきました。
家族の食料にも余裕が出ました。

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 11月24日

ここのところ、穏やかな天気が続いて、なんだか不思議な気分です。
普通の年なら、朝からずーっと暗くて、寒くて、いつ雪が降るかって暗い気持ちで毎日を送っているんだけれども、こう穏やかな天気が続くと調子が狂っちゃいます。
ビニールハウスでの作業も、なんだかもったいない気がして、かといって外の仕事は全部片付けてしまったので、やっぱり屋内作業。歯がゆいなあ。やっぱり早く雪が降ってくれた方が気が楽です。

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 11月26日

今日は曇り、ちょっと雨。
この季節らしい天気。

車のタイヤを冬タイヤに交換しました。
夕食のおかずはロールキャベツでした。

ああ、いよいよ冬だなあ。

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 11月28日

昨日は市内の飲み屋で消防団の忘年会でした。

ハタハタの田楽がドーンと付きました。
今シーズン初ハタハタです。
卵がたっぷり入って、お腹がはち切れそうです。
というか、もうそこら中からはみ出しています。
甘辛い練り味噌を塗ってカリッと焼き上げた身は、頭から骨までカリカリです。
肉はプリプリ、卵は歯ごたえバリバリで、まさに極上のハタハタでした。
これを食べるともう冬です。

今日は暗い空から冷たい雨。
いつ雪になってもおかしくありません。

2010年11月19日

電気農場日記 2010年11月前半
足踏み脱穀機で雑穀の脱穀
足踏み脱穀機で雑穀の脱穀
 11月2日

今日も冷たい雨です。寒い。
エン麦の脱穀を終えて、今日はハトムギの脱穀作業。
足踏み脱穀機で脱穀。
実の他に葉っぱや枝が実の倍以上混じるので、篩を通してより分けます。

そういえば先日テレビで、どこか山の集落のおじいさんおばあさんが、手作業で蕎麦の脱穀作業をやっていました。
天日乾燥していた蕎麦の株を棒で叩いたり、板にたたきつけたりして脱穀し、古い木製の唐箕でゴミを飛ばして選別、より分けた蕎麦の実を水車で粉に碾く。何ともスローでのどかな映像でしたが、・・・・・同じようなことを家族を養う生業としてやっていると思ったら、なんだかばかばかしく思えて来たりして。
ため息をつきながら、今日も手作業。
いやいや、めげずにガンバロウ。

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 11月6日

2,3日晴れが続くみたいな予報だったので、豆の脱穀をやってしまおうと思っていて、朝目が覚めたら雨。
一気にやる気が失せてしまいました。
それでも朝の内に雨は止み、仕事出来そうってことで、失せたやる気を奮い立たせながら、何とか午前中で作業は完了。やっぱ、今年は収穫が少ないなあ。
畑もあの猛暑で雑草の勢いがハンパじゃなくて、取っても取っても草が無くならなかったからなあ。

後片づけを残し昼休み。・・・うとうとしてたらまたもや雨。
脱穀作業が終わった後でよかった。
機械や道具を急いでハウスの中に仕舞って、ああ、もう今日は外の仕事はダメ。
またもや萎えたやる気で、屋内作業に向かうのでした。

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 11月8日

昨日青豆を刈りました。
これで今年の刈り取り作業は完了です。
青豆はネキリムシでかなり芽がダメになって、後から蒔き直したのですが、やはり時期が遅かったのか、蒔き直したところはほとんど実をつけていませんでした。ショック!

今日は雨かと思われたけれど、朝少し日が差したので、ずっと先延ばしにしていたコンバインの清掃をしました。
中身の部品を引っ張り出してゴミを全部きれいにして、後は下回りを洗うだけ、と、またもや昼休み中に雨。
休憩を切り上げてコンバインと工具やらなにやら急いで作業小屋の中へ。
結局午後からは車体のグリスアップなんかをして、下回りの洗浄は延期です。
明日の天気予報は一日雨。

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 11月11日

めずらしく晴れたので外作業。
晴れたといっても、雲がたっぷり、たまたまお日様のところだけ雲がないってだけ。
午前中は小豆を乾燥させていた育苗ハウスのビニールの仮屋根をはがす。
これでいつ雪が降っても安心。
午後からは畑をトラクターで耕す。
これが思いのほか手こずった。
刈り倒した雑草が耕転ロータリーにごっそり絡まって、それを取り除きながらの作業。夕方にはぽつりと雨粒が落ちてきたりしてドキッとしたが、何とか日暮れまでに完了。
父母は冬に食べるネギの収穫。
少しずつ生活も冬モードになっていきます。

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