12月18日
肘折温泉で行われた、ドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピ』の上映会に行ってきた。
この映画、なぜ観たかったかというと山形県内の在来野菜を扱った映画ということもあったけれども、監督の渡辺智史氏は大好きな映画『湯の里ひじおり−学校のある最後の一年』を撮った監督だったからだ。
オープニング、雪深い風景に老人のしゃがれた声の語りが被さる。う〜たまらん。
大量生産、大量流通の波に乗れずに消え去ろうとしている、その土地々々に根ざした在来野菜たち。その種を受け継ぎ、次へ繋げていこうとする人々の営みが描かれる。
それは単に種を受け継ぐということだけではなく、その土地の文化や歴史を継承していくことでもある。
「この種を無くしてしまいたくない」。作品中で語られたこの一言がすべての出発点であり、終着点なのかもしれない。
大量流通の方法論に乗り「広げ」て行く方向ではなく、深く「掘り下げる」方向に進むべきと強く感じた。
ただ・・・その行き着く先がどうしても奥田シェフになってしまうため、そこから先どうしたらいいの?と思ってしまう。
年に一度食べる特別な料理よりも、家庭の主婦が普通に取り組めるレシピも必要なんじゃないだろうか。土地に根ざした文化や歴史を繋げていくという意味でも。
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12月21日
さすが肘折温泉は雪の量が違うな〜、なんて感心していたら、翌日から新庄も雪がザックザク降ってきた。
今日は午前中ちょっと天気が良くなったな、なんて思っていたら午後からまた降り出して、ちょっとデスクワークをして夕方窓から外を見たら目が回るほど雪が降っていてビックリ!
さて、ビニールハウスの周り、除雪すべきかどうか真剣に悩んでます。年末の買い物には行かなきゃならないし、でもクリスマス辺りは暴風雪って予報もあるし・・・。
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12月27日
いやはや、ものすごい雪でした。
風も強く、なかなかビニールハウスの除雪が出来なくて、すっかり雪で埋もれてしまいました。
昨日は風も止み、なんとか雪を片付けて、倒壊の危機は免れました。
それでも雪はまだまだ降り続いていました。
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12月28日
いやはや、それにしても降りました。ビックリするほど降りました。まだ降っています。
そんなわけで、今シーズン初めての屋根の雪下ろしをしました。
母屋はと作業小屋、車庫はトタン屋根で勝手に雪が落ちるのですが、昔の古い小屋がセメント瓦で雪が積もり放題なので、まあ、シーズン3〜4回くらい雪下ろししなければならないのです。
屋根の上に上ったら、もう腰より上まで積もっていますよ。
スコップとスノーダンプでエッチラオッチラ作業をすると、もう、すぐ体が熱くなって汗が出てきます。寒いし暑いしなかなかきつい仕事です。
朝からはじめてお昼には終わったのですが、疲れました。眠いです。モーレツに眠いです。
でもこの、肉体的な疲れから来る眠気ってのは何とも気持ちいいんですね。寝るのがもったいないくらい気持ちいい。
寝たいなー。コタツでダラダラするのもいいんだよね-。そのまま寝ると風邪引くから気をつけないとね-。