束の間の休息、伊豆半島の付け根に位置する真鶴でカヤックフィッシングを楽しんできました。
子供の頃から釣りが大好きで、父親と三陸海岸大槌町までカレイやアイナメを釣りに行くほど。
いずれは釣り船に乗って大海原を自在に探索してみたいと思っていたところ、釣り用カヤックなるものがあって、ブリやヒラメをバンバン釣り上げている方々がいることをブログや雑誌を通し目にし、興奮が抑えられず、3ヶ月ほどカヤックフィッシングについて調べに調べ、妻の承認を得た上で、3年ほど前に足こぎフィッシングカヤックのHobie Revolution 13を購入。以来、時間と海上が穏やかな頃合いを見計らい、海へ繰り出してます。
足こぎカヤック、これはすごーく画期的で、読んでそのまま、パドルを使わず自転車を漕ぐように足こぎで海面をスイスイ進んでくれます!
進むのにパドルを使う必要がないので、両手はロッド(竿)とリールに常時集中でき、流されたら足こぎでカヤックの位置どりを行います。
海上は穏やかに見えても意外と潮の流れが早かったり、微風でも流されたりするので、足で微調整しつつ、両手は釣りに集中できるのはとてつもないアドバンテージとなります。
沖合3キロ程を航行することもあり、一日の走行距離は10キロを越すこともあるので意外と体力ないときついです。
水深は浅場は10メートルぐらいから150メール程の深場までを狙ってます。水深5メートル程の浅場にイワシが群れ、そこにジグを落としてヒラメが釣れたこともあります。
今回は水温が低い厳冬期の釣りなので、魚の活性が低いため、冬の冷たさでも大丈夫な魚種、アマダイを狙いに出航しました。
アマダイは高級魚でめちゃくちゃ旨い魚で、水深60〜150メートルの砂泥地に生息しています。
ジグでも釣れるようですが、狙って釣るには難しいので、オキアミ(エビの一種)をエサに狙います。
過去に釣った実績エリア(水深100メートル前後)を重点的に攻めたのですが、当たりがなかったので、思い切って遊漁船の一団が停泊しているさらに沖合の130メートル前後を狙いに行きました。
岸がどんどん遠ざかっていくけど、当日は一日を通して無風の予定なので、安心して沖へ向かうことができます。
魚群探知機を装備しているので、海底の様子を見ながら漕いでいきます。
高性能の魚探を装備した遊漁船は確実に大きな魚のエサとなる小魚の群れやリーフ(根周りに小魚がつき、それを狙いに大型魚が集まる)の真上に停泊しているので、邪魔にならない距離間をとりつつ、仕掛けを投入。
仕掛けが海底へ着底するとまもなくコンコンコンと小気味良いあたりが竿先に伝わり、すぐにゴンゴンと力強いあたりが。
おっ、これはアマダイ特有のあたりだ!仕掛けを回収している間も定期的に力強い引きを楽しめます。
特大サイズのアマダイが上がってきました^^
この日はアマダイ7匹が釣れ、大満足で終了です。
早速家に戻って捌き、昆布締めの刺身にして、常食のお米”はえぬき”を炊き上げて食したのですが、絶品でした^^
昆布の旨味成分がアマダイの身に浸透し飴色に変わるのですが、やばい旨さです。
心地よい歯ごたえと甘みのあるお米”はえぬき”との相性もばっちり。すし飯にして握りもありです。
ごちそうさまでした。
お魚とお米の相性は抜群ですね。
田植えシーズンが終わったら、お米に合う食材探しの旅へ出航するのが楽しみ!!