田んぼの溝切りの時期です。
美味しいお米を育てるためには水の管理が大切だと日々痛感しております。
水はけを良くし、根がしっかりと養分を吸収できるよう、田んぼに溝を掘ります。だいたい一つの田んぼに六本ほど溝を掘っていきます。
この作業に必要不可欠なのが田面ライダー
写真はこの道50年、生産者の小松新一です。
トノサマバッタが田んぼを自在に駆け抜けるように、原チャリの田んぼ走行バージョンをエンジン吹かして爆音で疾走する様はかっこいいです
実際農業経験ゼロの私が田んぼに突っ込んでいったところ、田植え機の車輪が通った深い溝にハマり(田植え機の車輪が通った溝はとりわけ深くぬかるみ、田面ライダー使用はご法度でした。。。)、抜け出そうとエンジンをmax吹かしてしまい、車輪に泥がこびりつき立ち往生。。
ただでさえ重い機械が泥で倍以上に重く、義父と二人で四苦八苦しながら近くのあぜ道へ持ち上げ、泥を水で落としました。
早朝とはいえ直射日光降り注ぐ中での作業で、一日の体力をすべて使い果たしたかのような息切れを経験し、2度と同じ過ちは犯さないと誓い!?ました。
やっぱり失敗から人間は学ぶようですね!
こんなの簡単だと甘く見ていると大きなしっぺ返しが。。
結論、
後部に溝切りがついており、前車輪はなるべく浮かせ、椅子の後ろに重心を取ることで泥にはまらず効率よく進めることができると、3時間ほどの作業で学びました。
習うより慣れろの世界です。
どうすれば疲労を減らし効率よく作業を進めることができるか、常に自分の頭で考え、経験者のアドバイスもしっかり聞いとくのが大事ですね。
夏は朝4時から日が登りきる6時ごろまでが勝負。早起きは三文の徳とは自然相手の農業には理に適ってます。
それではー