2010年3月8日
| 啓蟄 |
水辺の水草
春の小川です。
啓蟄になりいよいよ春、例年よりも早く春がやって来て、水辺の水草も元気です。熊うちのマタギの本「黄色い牙」を読んでいて、ものすごい厳しい自然環境、雪山の壮絶な命をかけた戦い。人間による乱獲、原生林の伐採、鉱山開発のような、人間の手を入れる環境破壊、住んでいる自給自足の集落が崩壊して生活が成り立たなくなる。自分で自分の首を絞めているような気がする。クロマグロの漁獲規制も、相通じるところがあり、ニュ−スではアメリカも漁獲規制に賛成に回ったとの話があったみたいですね。日本、地球は何処へいくのでしょう?
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2010年2月27日
| スィ−トコ−ン |
種まきをしました
スィ−トコ−ンの種まきをしました。揃えるのはむつかしい、、、大きさにばらつきがありますが、自家用です。ハウスで育てようと、思って準備をしました。催芽器を使えばもう少し発芽がそろう?少しづつ、ずらした方が収穫もずれて、いいかなぁと思います。 たまねぎは、この頃は雨が多くて、気温が高く、あまりにも早い生育になっています、とうだちが心配です。
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2010年2月23日
| 地蜂 |
梅と蜂
昨日、梅の木の下を通ったら、ぶんぶんと羽音がしていました、見上げると、かなり暖かくなったので、地蜂が来ていました。蜂が居なくなった、との問題の報道がありましたが、日本の蜂は健在でしょうか?
話は変わりますが、そろそろ、田植えの準備に取りかかる時期です。農業書を、読んであ−じゃない、こ−じゃないと、無い頭をフル回転させています。死ぬまで勉強だなぁ−と、考えている今日この頃です。
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2010年2月15日
| 人参 |
草人参
出荷用人参の収穫は終わりました。これは別の田んぼに植えた人参です。草に包まれて、どこにあるかわからない?これこそ自称自然農法です?。昔は草をはやすは国賊と言われたようです。草むしりもせず、ぐうたらを棚に上げてと言われそうですが、でも、草がはえるのが本当で自然だと考えます、共存共栄、又、有機物の補給にもなりますし…。寒い冬を過ごし、たっぷり甘みが乗っています。田んぼで穫れたてを生で、がぶりと食べる楽しみ、これこそ百姓みより、あ−あ−、生きてて良かったと感じる、至福の瞬間です。
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2010年2月7日
| たにし |
ちょっとわかりづらいですが大きいのが2匹小さいのもいます
ジャンボタニシのはなし
ジャンボタニシ、これほど嫌われ者はいません。稲の苗を食べてしまいます、だから米作りの百姓は目の敵にして殺します。ものすごい繁殖力で、あっという間に広がりました。でも、私はそれを逆手にとって、田の草取りの助っ人として働いてもらいます。5,6年前には田んぼには居なかったので、炎天下の元、田の草取りが重労働でした。おかげで私の所では、大変らくちんらくちんです。
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2010年1月29日
| たんぼの生き物 |
かぶと虫か?
かぶと虫か?カミキリムシか?かぶと虫にしては少し小さいなぁ。これから大きくなるのかな?
刈り取った草を置いていたら、下から出てきました。
ハウスのうねの中に敷き込もうとしたのですが
中止、上っ面の部分だけ敷き込みました。
こういう所にいて冬越しをしています。
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2010年1月16日
| 善玉菌、悪玉菌 |
豊年えび
田んぼの生き物、豊年エビです。毎年、水があると卵がふ化し、稲刈りで水がなくなると卵を産んで、子孫を残し死んでしまいます。
農薬の殺虫剤で、生き物を皆殺しにしたり、殺菌剤で完全に微生物を殺すのではなく、
共生が大切だと考えています。
人間の体もそうなっていて、腸内では空気がないこと、口から入れた食べ物があること、体温があることの3条件がそろい、例えば、ヨ−グト、なっとうの乳酸菌、納豆菌の善玉菌などがいます。又、悪玉菌もいて、いかに善玉菌に働いてもらうかで健康になれるか、病気になるかに分かれます。
田んぼでも、まるっきり条件は同じです。私の使っているEM菌は乳酸菌、納豆菌、ラクトバチス菌、酵母菌、麹菌などを使ってわらなどの有機物を、腐敗させず発酵分解させます。分解されたものが稲に吸収されます。稲も健康になれるか、病気になるか分かれます。
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2010年1月9日
| ばんの親子 |
あけましておめでとうございます
先日、新聞で昨年はベトナム、中国から、ウンカが飛来し西日本各地で稲が枯れる怖い被害が出たとの記事がありました。ベトナム、中国で農薬を撒く、すると、生き残った農薬に抵抗性を持ったウンカの子孫が、西風に乗って日本にやってくる。いたちごっこで又、強い農薬が必要とのことでした。おかげさまで我が家の田んぼでは、隣の田んぼに被害が出ていたにもかかわらず、なぜか被害は皆無でした、我が家の田んぼでは、農薬を使わないので、たくさんの虫がいます。カメムシ、ツマグロヨコバイ、うんか、ガの仲間、バッタ、もちろんクモ、トンボ、かえる、カマキリ、どじょう、豊年エビ、ミズスマシ、みずかまきり、たにし、野鳥もたくさん、やってきます。
本年は近所のお年寄りが黒どりと呼んでいる、ばん、そして、しぎ、シラサギ、鶴の仲間、畦にはきじなどがやってきます。えさがいるから、だと考えます。農薬をまく、よその田んぼには、えさがないので寄りつきません。私は、そういった生き物達と共存できればと、考えています。我が家の田んぼでは、ばん、そして、しぎの子育てを確認しました。特にばんはとってもかわいい4匹の子供を育て、姿を良く見せてくれました。田んぼには10月1日の刈り取り寸前まで水を入れっぱなしでした。水で外敵から身を守り、農薬を使わないので、えさは身の回りにたくさんいて快適な環境だったと思います。その時の様子です。続きは次回にいたします。 自然を愛する会の百姓から
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2009年12月24日
| 玉ねぎ |
今日の田んぼの様子です
稲の裏作として、有機栽培の玉ねぎを30ア−ルほど
作っています。苗作りが彼岸頃の集中豪雨のためいまいちでしたが、なんとか予定の数量の植え付けができてホットしているところです。春先に向けての気温が高くなりすぎると、売り物にならない、とう立ちします。やはり、地球温暖化の影響かな?冬は寒く、夏はあまり暑くなりすぎないように、又雨の方も梅雨時に降るときは降り秋などは降らずと、あってほしいものです、本年は雨が多く田んぼがぬかるんで作業が出来ず大変困りました。自然相手の百姓としては切実な願いです。
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2009年12月16日
| 新人です。よろしくお願いします。 |
今年は例年になく豊作でした。
熊本県球磨郡で無農薬米作りをしている川辺敬二です。美味しい米の産地で主にひのひかりを作っている百姓です、又たまねぎも作っています。遠く市房山から流れ出る日本三大急流球磨川の渓流水と何万年もの
時間をかけて堆積した肥沃な土が美味しい米を育てているのです。基本的な土作り、農薬を使わないなど、日々美味しくて安心安全な栽培に励んでいます。又、環境ホルモン等の化学物質が、充満している現状からささやかな抵抗ですが、自分で食べる分は自分で作る努力を、していきます。将来の夢ですが、これらの技術を子供たちに伝え譲ることができれば「いいな−」と、考えています。
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