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農場だより((有)横田農場)

(有)横田農場
(有)横田農場

4時間前にオンライン

代 表 者 : 横田修一 
所 在 地 : 茨城県
生 産 歴 : 38年
モットー : 『すべてにこだわり、手を抜かない。』
  • どこまでも続く広い田んぼ どこまでも続く広い田んぼ
  • 沢山の生き物が住んでいます 沢山の生き物が住んでいます
  • 子供たちと田んぼの学校を開催 子供たちと田んぼの学校を開催
 
横田農場は、関東平野のど真ん中、茨城県龍ケ崎市にあり、利根川水系の豊富な水と肥沃な土がおいしいお米を育てています。田んぼには、とんぼやどじょう、カエル、メダカもたくさんいます。
茨城は、夏の適度な高温と降水、そして秋の乾燥した風が良質なお米を育てます。そしてコシヒカリの生産量は18年連続で全国2位の実績を誇る有数の産地です。

私たち横田農場は、日本人の主食「お米」をつくる者の責任として、おいしい!安全!安い!お米づくりを頑張っています。
有機JAS認定や特別栽培農産物認証の厳しい基準を満たしたお米を大切に育てています。

●第37回農林水産祭 農林水産大臣賞受賞
●平成14年度 茨城県環境にやさしい農業推進コンクール 最優秀賞受賞

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2008年5月23日

有機栽培コシヒカリの田植え(紙マルチ)が無事(?)終わりました
さあ、きれいにしましょうね〜
さあ、きれいにしましょうね〜
今日で、有機栽培コシヒカリの田植え(紙マルチ)がいろいろあったものの、とりあえず終了。その後、少し残っていた普通のコシヒカリの田んぼの田植えも終わり、これで今年のコシヒカリの田植えが終わりました。5月5日からコシヒカリの田植えが始まったので、長かったですね〜。

でもまだ全体の半分を少し超えたぐらい、明日からはミルキークイーンの田植えです。というわけで、品種が変わるということで田植え機の洗浄をします。どうしても田植え機に苗がくっついていますからね。品種の変わり目には、こうして混ざらないようにキレイに機械、トラックの荷台などを洗っています。

2008年5月22日

紙マルチ田植え再開
紙マルチ田植え中。オペレーターは何度も後ろを確認します。首が痛くなります(笑)
紙マルチ田植え中。オペレーターは何度も後ろを確認します。首が痛くなります(笑)
今日は、また紙マルチ田植えの再開です。実は私は今日からお米の検査員の研修で水戸に出張なので、オペレーターは交代です。久々の田植え機、そして紙マルチ、しかも水が多い悪条件で、さぞかし疲れたことでしょう・・・。検査員の話は、またいつか。

紙マルチは、水があるとスタートで引っ張られてしまうので、こうして助手がトンボで抑えています。有機栽培コシヒカリの田植えももう少しです。

2008年5月21日

無事に苗を救い出せました。
つらい作業はみんなで。
つらい作業はみんなで。
今日も、昨日に続いて浮かんで移動してしまった紙マルチの撤去に追われていました。水と風の力はスゴイですね。元々敷いてあったところからずいぶん遠くまで流されていたりして、あっちこっちで絡み合ったりして、撤去もかなり大変な作業でした。

せっかく苦労して敷いたカミマルチなのに、またこんなに苦労しながら撤去しなくてはいけないなんて・・・、考えるとつらいですが、つらい作業ほどみんなで励ましあいながら、まったく関係ない話で気を紛らわしながら、夕方までかかって何とか紙マルチの撤去完了。無事に苗を救う事が出来ました。とりあえず一安心。

明日からはようやく通常の作業に戻ります。田植え組は、後1ヘクタール残っている有機栽培の田植えです。今度はあれほどの雨はしばらく降らないでしょうから・・・

田植えも全体のほぼ半分。折り返しです。でもこれからは、1枚の圃場が大きくて能率が上がってくるので、時間的には3分の2が終了したようなイメージです。

さあ、田植えも後半戦。気を取り直してガンバルぞ!!

2008年5月20日

緊急事態です!
苗が、浮き上がった紙マルチの下敷きに・・・、早く救出せねば!
苗が、浮き上がった紙マルチの下敷きに・・・、早く救出せねば!
昨日から今日にかけて、台風のような大雨と大風でした。昨日まで植えた有機栽培の田んぼが気になって見に行ってみると・・・、ガーン!田んぼの水が増水して紙が浮き上がり、風で流されてる!しかも移動した紙が苗の上に覆いかぶさって、このままでは枯れてしまいます・・・。

というわけで、今日の12回目の苗だしは猛スピードで終わらせ、苗だし終了の感慨にふけっている間もなく、急いで苗の救出作戦です。一度浮き上がってしまった紙は、もう元には戻せないので、せっかく苦労して敷いた紙マルチですが、やむなく撤去です。

全部がそうなってしまったわけではなく部分的なので、そこは紙マルチなしで何とか乗り切るしかありません。今までも、雨で少しは浮き上がってしまったことはありますが、ここまでひどいのは初めてで、正直、ちょっとショックです・・・(泣)もちろんそういう可能性は承知しているので、水が増えすぎないように、排水されるようにしてあるのですが、今回ほど短時間でたくさんの雨が降ると、排水が間に合わなかったようです。

まあ、苗そのものは元気ですから。前向きに考えて、今年は紙マルチがなくても草を抑える技術に取り組んでみたいと思います。

有機栽培コシヒカリを楽しみにされている皆様!ご心配なく!こんなことには負けずに立派なお米を今年もお届けしますからね!!(と自分を鼓舞して・・・)

2008年5月19日

紙マルチは続くよどこまでも(笑)
紙マルチです。これで半日分。結構たくさん使います。
紙マルチです。これで半日分。結構たくさん使います。
今日もまたまた、有機栽培コシヒカリの田植えです。

実は昨日の記事は昼休みに書いたのですが、あの後、紙マルチ田植えには向かない色々な条件が重なって、結局、夜の7時半まで田植えをしていました(涙)。何としても当日中に終わらせないと更に条件が悪くなるので、もう真っ暗で手探り状態での田植えでしたが、何とか終わりました。今朝、確認したらちゃんと植わってました(笑)

そして今日、紙マルチ田植えには絶好の条件で、快調に田植えをしていたのですが、夕方、もうちょっとで終わりというときに、西の空に暗雲が・・・。あわてて更にスピードアップ!最後にはポツポツ雨が降ってきてしまいましたが、その後のザーザー降りになる前に何とか帰って来れました!間一髪。一安心。有機栽培コシヒカリの田植えは、あと一日分ですが、明日は雨のようなので、明後日に持越しです。明日は12回目、最後の苗だし(マンゲツモチ)です。雨でちょうどいいかな。

写真は、紙マルチです。10アールあたり3本ちょっと使います。一本が30kgぐらいあるので、結構重たいです。

2008年5月18日

今日も有機栽培の田植え
順調に植えているように見えますが・・・
順調に植えているように見えますが・・・
今日も有機栽培の田植えです。

この紙マルチ専用田植え機、車重が重たかったり、バランスが悪かったりして、ちょっと深いところがあると、すぐにはまって動けなくなってしまいます。しかも、水も多すぎると紙が浮かんで引っ張ってしまったり、逆に水がなくて固まってしまうと車輪で泥をかきあげて紙の下の土が空っぽになってしまったり・・・、なかなか思うように田植えができないのです。この田植え機を8年ほど使って、ようやく慣れてきたという感じです(笑)

有機栽培のための草を抑える方法は、アイガモを使ったり、米ぬかや大豆を使ったり、いろいろな方法がありますが、この紙マルチは、条件に左右されずに安定して雑草を抑えることができる方法だと横田農場は考えています。しかも資材(紙マルチ)に費用がかかるとも言われますが、他の方法でかかる労力を費用に換算すると、紙マルチのほうがはるかにコストがかからないのです。
横田農場は、有機栽培は高級品とは考えていません。できるだけ安全なお米をなるべくコストをかけずに育てて、少しでも安く販売していきたいと考えています。

2008年5月17日

有機栽培の田植え(紙マルチ)が始まりました
紙マルチが敷かれた状態の田んぼ
紙マルチが敷かれた状態の田んぼ
今日から、有機栽培コシヒカリの田植えが始まりました。横田農場の有機栽培は、雑草を抑えるために「紙マルチ」という、ダンボールの再生紙でできた紙を田んぼに敷き詰めます。専用の田植え機を使って、普通の田植えの2倍以上の時間がかかります。なぜって、代かきをした田んぼに、きれいに紙を敷いて、その上に苗を植えていくのは、結構難しいのです。今日は、12回目の種まき(マンゲツモチ)もあったので、午後から、有機栽培の田んぼ1枚だけを植えました。明日からも2〜3日は有機栽培の田植えになります。

写真は紙が敷かれた田んぼです。黒いのは、地温を上げるためとより効果的に雑草を抑えるために、紙に活性炭がしみこませてあるためです。ちょっと分かりにくいですが、しわが寄っているから何となく分かるでしょうか?

2008年5月16日

何の模様でしょうか・・・?
千鳥足ってこんなかんじ?
千鳥足ってこんなかんじ?
何の模様でしょうか・・・・?

そう、田んぼについた、鳥の足あとです。

田んぼには、たくさんの鳥たちが、カエルや虫たちを食べにやってきます。まるでレストランみたい。横田農場の田んぼレストランは、無農薬や減農薬なので安心ですよ〜と鳥に宣伝してみたりして(笑)

今日、田植えした田んぼは、代かきをした後、田植えをするためにいったん水を落としたのですが、ちょっと勢いあまって水が空っぽになってしまったので、泥の中で虫たちも逃げにくく、鳥が食べやすいのか、ものすごいたくさんの足あとが残っていました。
今日は、午前中に11回目の苗だし(ゆめひたち)。そしてとうとう、明日は12回目、最後の種まき(マンゲツモチ)です。

2008年5月15日

保育園児たちと田植え
ちゃんと植えられたかな?
ちゃんと植えられたかな?
今日は久しぶりの晴れ。保育園の子供たちに田植えを体験してもらいました。

昨年も経験している子供たちがほとんどなので、田んぼに入るのを嫌がる子はいませんでしたが、やはり最初に足を入れるのは、ちょっとコワゴワといった感じでした。でも、すぐに「土がぬるぬるする〜」とか「水がつめた〜い」とか、「おたまじゃくしつかまえた〜」とか、大さわぎしながらみんなで田植えを体験しました。

もちろん、ただ田植えをして泥だらけになるだけではなくて、この苗がこれからどうなるのか、また田んぼにはどんな生き物がいて、何をしているのか、なんて話をして、みんなの食べるご飯が作られる田んぼはどんなところなのか、少しでも知ってもらえたかなぁと思います。

2008年5月14日

そして今日も雨(;_;)
雨の波紋がきれいでした
雨の波紋がきれいでした
今日も雨。朝のうちは降っていなかったので、田んぼの水見回りぐらいはできましたが、田植えはとりあえずお休み。午後には雨があがる予報なので、昨日植えかけている田んぼを何とか終わらせないと!

写真はまた「あきたこまち」。横田農場には、広くひらけた田んぼもありますが、こんな森の中の谷津田もあります。里山という感じで私の好きな田んぼです。

2008年5月13日

霧雨の中、田植え決行!
田植え後2週間ほどのあきたこまち
田植え後2週間ほどのあきたこまち
天気予報では、今日は午前中が雨で午後からは雨があがるとのことだったのですが、朝、雨が降っていなかったので、気をよくして軽トラックに苗を満載にして田植えに向かいました。

が!田んぼに着いたら今日植える予定の田んぼが、昨日の雨で水がいっぱい・・・、昨日のうちに水が抜けるようにしておいたのに、昨日より水が増えてる・・・。さらに水が良く抜けるようにスコップで溝掘りをしていたら、雨が降ってきてしまい、軽トラに避難。こういう天気では仕方ないですね。

午後から雨が少し落ち着いたので、再度田植えに向かいます。途中から霧雨になり、あきらめかけましたが、何とか今日の予定の3分の1ぐらいを植えました。ちょっと濡れましたが、昨日より防寒対策をしっかりしておいたので、風邪をひく心配はないでしょう(笑)

写真は、最初のころに植えた「あきたこまち」です。もうすっかり田んぼに根が張って、しっかりと成長しています。

11回目の種まき(ゆめひたち)も無事に終わりました。

2008年5月12日

変形ロボットみたい?
変形?中です。そんなに格好良くはありません(笑)
変形?中です。そんなに格好良くはありません(笑)
今日からまた田植えが再開です。今日は冬のような寒さで、田植え機の上で凍えていました(笑)。植えた苗もちょっとかわいそうです。明日は台風の影響で雨のようですね。なかなか今年の天気は順調に行かないようです。

さて、横田農場の田植え機は、昨年新車に交換した田植え機で、8条植えと言って一度に8本植えていきます。多くの人は6条植えを使っているので、ちょっと大きめで能率が良いです。しかし、このプラス2条分の大きさが困ったもので、植え付け部分の幅が3mちょっとあり、田んぼから田んぼへ移動するときは、幅が広すぎて他の車に迷惑をかけてしまうので、折りたたむ機能がついています。あっちを外して、ここをスライドして、これをはめたら・・・みたいな、なんだか男の子の大好きな変形するロボットみたいだなぁと、その機構に感心してしまったり。

明日は雨が降らなければ田植え(まだもう少しコシヒカリ)、そして11回目の種まき(ゆめひたち)です。

2008年5月11日

今日も田植えはお休み
畦の草花は雑草ですが、しみじみ見るとなかなかきれいなものです
畦の草花は雑草ですが、しみじみ見るとなかなかきれいなものです
今日もお昼頃まで雨が降ったりやんだり、田植え以外の作業も遅れ気味なので、昨日に続いて田植えはお休み、もちろんそれ以外の作業、代かきや育苗箱洗い、田んぼの見回りなどなど色々な作業を分担して行います。

午後からは雨も上がって、有機栽培の田んぼの畦の草刈です。ヒメジョオンやタンポポがきれいに咲いていて、刈るのがちょっともったいないぐらいですが、このままと言うわけにはいかなので、やむを得ず草刈します。回りの田んぼは、ほとんど田植えが終わったと言うのに、この有機栽培の田んぼを含めて、ウチの田んぼはまだ田起しをしています。稲の生育適期から考えると、まだまだ充分期間はあるので慌てず急がず、しっかり確実に、丁寧に作業を進めていきましょう。ちなみに去年と比べると、だいたい2日ぐらい今年のほうが作業が進んでいるようです。

2008年5月10日

田植えの強い味方!
左が偏光サングラス、右が肉眼。写真だと違いが分かりにくいですね・・・
左が偏光サングラス、右が肉眼。写真だと違いが分かりにくいですね・・・
今日は田植えがお休みだったので、こんなネタを書いてみます。

私はこの時期もっぱら田植え機のオペレーター専門なのですが、一日中田植え機に乗って、水が張った田面を凝視していると、目が痛くなってきます。数年前、知り合いの眼鏡屋さんからTALEXの偏光サングラスを勧められて、作業中にかけてみたところ、これがスゴイ!水面が白っぽく反射していて眩しいのが、全くまぶしく無い!しかも、田植え機で次に進むところのマーカー線が、水の中でも良く見える!というわけで、偏光サングラスは田植えには欠かせないアイテムになりました。もちろん田植え以外の農作業にもほとんどかけています。田んぼでサングラスをかけている人はほとんどいないので、ちょっと目立ちますが・・・。

写真の左が偏光サングラスあり、右がなしです。写真ではちょっと分かりにくいですが、左は真ん中にうっすら線が見えているのが分かるでしょうか?実際に見てみると、かなり違うんです。
1ヶ月間、毎日のことですから、これも結構重要なことです。

2008年5月9日

乾田直播の芽が伸びてきました
後ろに見えているスジスジが種をまいたところです
後ろに見えているスジスジが種をまいたところです
先日5月2日に乾田直播をした「ゆめひたち」がどうなったかなぁと、土の中をほじくってみたところ、芽がこんなに伸びていました。このところ気温も高かったせいかもしれませんが、予定よりちょっと早いです。

でも良く考えてみると、田植え用の苗の種まきの場合、種もみを10日ほど水に浸しておいて、その後加温して催芽をさせた後、種まきをして更に加温して芽出しするというのに、この乾田直播は、もみをそのまま土に埋めるだけで7日で芽が出る(土の上にはまだ出ていませんが)なんて、ちょっと不思議な感じです。あれ?でも元々稲は自然界ではそうやって芽を出すものですもんね。当たり前といえば当たり前。だけどちょっと不思議。

2008年5月8日

今日は9回目の苗だし
それでもハウスの中はけっこう暑くて、汗だくでした・・・
それでもハウスの中はけっこう暑くて、汗だくでした・・・
昨晩、茨城では大きな地震がありました。最大震度は水戸で5弱!ここ龍ヶ崎も4ぐらいはあったのでしょうか、普段、夜は何があっても目が覚めない私でも飛び起きました(笑)とくに被害はなかったので良かったです。

さて、今日は朝から「ゆめひたち」の苗だし(9回目)でした。

朝から太陽がさんさんと照らしていたので、サウナ状態での苗だし作業を覚悟していたのですが、涼しい北東の風が吹いていて、ハウスの中もそれほど暑くなく、昨日からかなり気合を入れていたせいか、いつもより早く並べ終わりました。出芽の具合もちょうど良く、元気に育ってくれそうです。そして明日はすかさず10回目の種まきです。

ところで、なぜ10回以上にも分けて種まきをするのかという質問をいただきました。

例えば、一度に種まきをしてしまうと、一斉に稲が育ってしまい、田植えから稲刈りまで全てを同じ時期に行うことが必要となってしまいます。横田農場の経営面積ほどの田んぼを、こうして同時期に一斉に作業するとなると、ものすごい人員と、たくさんの大型機械が必要になり、生産コストが高くなります。

横田農場では、生産コストを抑えるために、早生品種から晩生品種まで5品種を作付けし、種まきも12回にも分けることで苗の移植適期に田植えをし、品種それぞれの作業適期を長く有効に使うことで、少ない人員、最小限の機械でたくさんの面積を効率よく作付けしています。

おいしくて安全なお米作りももちろんですが、やはり生産コストを抑えて、少しでもお求め安い価格で販売したいと横田農場は考えています。

2008年5月7日

コシヒカリの田植え順調です
だいぶ泥でお化粧してきました。働いてるねぇ〜
だいぶ泥でお化粧してきました。働いてるねぇ〜
今日も昨日に続いてよいお天気で田植え日和でした。コシヒカリの田植えは3日目、ここまでは順調に進んでいます。ここまで「は」なのは、これからまた田植え機がはまってしまう可能性のある、深い田んぼが続くのです。田植え機の車輪は当然トリプルです。去年は、このあたりで2回ほど田植え機が動けなくなって、トラクターで引っ張りました(笑)。オペレーターの腕だけではどうしようもないときもあるのですが(言い訳)、やっぱりプロですから、今年はそのようなことのないよう、注意しないといけませんね!

明日は、朝から9回目の苗だし(ゆめひたち)です。田植え組も午前中は田植えを中断して、苗だしに注力します。明日はハウスの中は暑そうですからね〜、大勢でチャチャっと終わらせないと。

2008年5月6日

久しぶりの晴れ
久々の夕日はきれいでした
久々の夕日はきれいでした
この連休中の天気は、みなさん予報にはだまされてしまいましたよね。今日は久しぶりの快晴。やっぱりこういう天気で田植えはしたいものです。連休も今日で終わりですから、終わりよければ全てよし(?)ということで。

ゴールデンウィーク中は、どこへ出かけても混んでいるそうですが(出かけたことがないので・・・)、田んぼも例外ではありません(笑)農道はどこも狭いので、軽トラック同士ですれ違うのも一苦労です・・・。でも、連休も終わって、周りの田んぼはほとんど田植えが終わったので、これからは少しのんびりと田植えができます。

2008年5月5日

あきたこまちの田植え終了
苗がなくなってきたハウス
苗がなくなってきたハウス
今日で「あきたこまち」の田植えが終了しました。12haほど植えました。そして続けて「コシヒカリ」の田植えです。コシヒカリはもっと面積がありますが、あきたこまちを作付けする田んぼより、区画が少し大きくなって、能率もよくなってくるので、ほんの少し楽になってくるかな?という感じです。

ハウスの苗もだいぶ減りました。JAから依頼されて育てていた苗もなくなったので、ハウス3棟がカラになりました。1棟はすでに先日のミルキークイーンが入っていますが、あとの2棟には今日、9回目の種まきをしている「ゆめひたち」が並びます。種まきはあと3回です。

2008年5月4日

トリプル車輪です
車輪が片側に3つ・・・
車輪が片側に3つ・・・
今日は、あきたこまちの田植えのヤマ場です。なぜヤマ場かというと、今日植える田んぼは、長ぐつがすべて沈んでしまうぐらい深い田んぼなのです。長ぐつが沈んでしまうぐらい深いと、代かきのトラクターも、田植え機も沈んでしまい、最悪の場合は動けなくなってしまいます。代かきは、普段より小さなトラクターで、しかもタイヤに鉄製のカゴ車輪をダブルでつけて、なんとか田んぼで立ち往生することなく代かきできました。

そして、今日の田植え。普段、横田農場の田植え機は、後ろの車輪はダブルになっているので、こういうときは更にもう一つ車輪をつけてトリプルにします!これで何とか深みにはまることなく動くことができそうです。

ちなみに、トラクターや田植え機が深みにはまって動けなくなってしまったときは、人の力では何ともならないので、道路の上から、長いワイヤーで別のトラクターで引っ張ったり・・・、もう大変なことになってしまうので、そんなことのないよう、慎重に田植え機を運転します。

2008年5月3日

研修生がんばってます!
研修生がんばってます!
研修生がんばってます!
今日は、田植え機が親戚の家に出張なので、横田農場の田植えはお休み。

残った人たちで、先日まいたミルキークイーンの苗だしです。先日のような真夏日の気温だと、ハウス内はサウナ状態でキツイのですが、今日は雨なので楽だったようです。

午後からは、代かきの後に浮かんでしまうワラくずを熊手で取り除く作業(ごみ上げと呼んでいます)を、研修生北島君が頑張っていました。そう辛くないように見える作業ですが、一日やっていると結構二の腕にこたえるんですよね・・・。

これをしないと、田植えのときにうまく植えられなかったり、植えた苗にワラが被って稲がなくなってしまうこともあるので、地味ですが大切な作業なんです。

2008年5月2日

乾田直播の播種をしました
トラクター2台で何だかにぎやかな感じ
トラクター2台で何だかにぎやかな感じ
今日は、不耕起乾田直播の播種を行いました。不耕起といっても、全く耕さないわけではなく、昨年の作付けの後、プラウで反転し、レーザーレベラーで均平と鎮圧をしておいて、表面がガチガチの乾いた田んぼに、種もみを直接まくという栽培方法です。この方法だと、代かきも必要なく、苗を育てる必要もないので、省力・省コストが期待でき、横田農場の目指す「安い」お米作りのひとつの可能性と考えています。

去年も試験的に1枚の圃場で行ったのですが、今年も、茨城県の農業研究所、農業改良普及センターにご協力いただいて、1枚1.4haの田んぼに播種しました。試験にしては面積が大きいなんて話もありますが、これくらいの圃場でないと、乾田直播のメリットが生かせないですよね(笑)

この乾田直播、田んぼが乾いていないとダメなので、今年は雨が続いていて条件が悪く、播種日が先延ばしになっていて、今日になってしまいました。そして今日もポツポツと雨が降ってくるような天気だったので、トラクター・播種機2台でワァーっとまきました。

まいてからも大雨で水がたまったりすると、種もみが窒息して芽が出ないので、今晩の雨も少しで済みますように!

2008年5月1日

私の腕です。
半そでのあとがクッキリと
半そでのあとがクッキリと
ナニ?これ。

私の腕です(笑)すみません。

昨日、今日と真夏のような日差しで、通常は色白な私の腕は、日焼けで真っ赤になってしまいました。毎年のことなんですが、田植えが終わるころには、こんがり真っ黒に・・・。

妻には日焼け止めを勧められますが、日焼けをするのも仕事をがんばった証のような気がするので、塗りたくないのです(笑)

バックに写っているのは田植え機です。田植えの休憩中に、しみじみと腕を眺めてしまいました。お風呂でしみるんだろなぁ・・・。

2008年4月30日

あきたこまちの田植えは順調です
田植えをした田んぼ 曲がってる?
田植えをした田んぼ 曲がってる?
今日で4月が終わりですね。今日は夏のような暑さで、みんな半袖で作業をしていました。おかげで、私の腕は日焼けで真っ赤に・・・。

田植えは今日で5日目。田植えした面積は約8ヘクタール、「あきたこまち」を作付けする田んぼの3分の2を植えたことになります。とても順調で、苗を田植え機のオペレーターに渡す係りの北島君も作業に慣れてきて、スムーズに田植えが進みます。(さすがにちょっと疲れてきたみたいですが・・・)

田植えが順調で、1番目に使ったハウスが空いたので、今日は別チームが、コシヒカリの残り分と、ミルキークイーンの種まき(8回目)です。このペースだと2番目のハウスもすぐに空くでしょうから、9回目の種まき「ゆめひたち」の準備も始めないと・・・。

春はやることが次々とたくさんあって、頭も体もフル回転です(笑)

2008年4月28日

田植えした苗
田植えした苗
田植えした苗
田植えした苗は写真のような状態です。

一般的な田植えでは、10アールあたり18〜20枚の苗を必要としますが、横田農場は、14枚ほどしか使用しません。なので田植え後の田んぼを見ると、隣の田んぼよりちょっと寂しい感じがします・・・。

しかし、苗を少なく植える→つまり1株あたりの本数を少なくすることで、株がたくさん分けつして、元気で健康な、病気に負けない稲に育ってくれます。少なく植えようとすると、田植え機が苗を空振りして植えられなかったり(欠株)、浮き苗が多くなる心配をする人もいますが、横田農場ではずっとこの方法で、ちゃんと収穫量を確保できています。でも、病気に負けない元気で健康な稲を育てることが、収穫量より何より一番大切ですからね!!

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