中谷農事組合法人からのお返事
emicoさん こんにちは。いつもありがとうございます。
お米のとぎ方のご質問ですね。わたしなりに少し考えてみました。
コウノトリ舞い降りるコシヒカリのお客様には、きれいでおいしいコシヒカリをとお考えの白米のお客様と、マクロビといった玄米食を実践していらっしゃるお客様や、すこしだけ7分づきを食べて栄養面で健康に留意されるようになったお客様がいらっしゃいます。このお米に関しましては、現在およそ4:4:2の比でお求めいただいています。それぞれに洗い方も違うかもしれませんね。
衛生面でいえば、個人の生産者ではごみや生育不良のお米の粒をのぞく色彩選別機といったものはほとんど装備されておらず、そういう意味では、よく洗う必要もあると思います。
私どもでは、その色彩選別機にくわえ、金属的な異物混入を防ぐためにも目視に加えて金属検出機も使い品質を保っています。
そして、農薬の残存といった観点からよく洗う必要があると思われるお客様もいらっししゃるでしょう。
私どもでは、慣行栽培の85%使用農薬を節減して作っていますので、もちろん残存農薬と言ったものもなく、安心してお使いいただけます。(いま田植えをしている25年産は90%節減にむけて栽培しています。)
スーパーで売っているお米全てがとまでは言いませんが、怖いことに保存している段階でネズミなどを防ぐために防虫剤のようなものも使われている事もあるようですから怖いですね。
そういう意味では、このお米は、保管時の温度なども注意していますが、一旦出荷すると、虫がつきやすいお米だということになってしまうのですが、おいしいお米だからやむをえません。美味しさといった事でも精米してから時間がたてばそれだけそんなリスクもででしまうので、できるだけ短期間に消費していただく事をおすすめしています。
わたしなりには、このお米はそんなによく洗う必要があるお米ではないようにおもいます。衛生面、栄養面からみてもその方がいいかもしれませんね。
でも、7分づきの場合、輸送途中にも残っている胚芽部分がこすれて粉のように袋の下にたまるかも知れません。それを食感が悪くなるからと取り除く必要をどの程度考えるかですね。
あと、水につけておいてやわらかく、とか炭と一緒に炊くとかして食感の違いを楽しんだり取り除くことも有りですね。好き好きですが。