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農場だより(万宝院ファーム)

万宝院ファーム
万宝院ファーム

19時間前にオンライン

代 表 者 : 小松新一 
所 在 地 : 山形県
生 産 歴 : 58年
モットー : 『なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』
  • 万宝院ファーム作業小屋 万宝院ファーム作業小屋
  • 収穫作業 収穫作業
  • 田植え後 田植え後
 
米沢平野の一角に位置する山形県西置賜郡飯豊町椿にて、江戸期を通し先祖代々お米を作っております。

屋号の「万宝院」は、”まんぽういん”と呼びます。英訳すると「Millions Treasures Farm」

遠い先祖はきっと幾多の宝物、美味しいお米を生み出す農家という気持ちを込めて名付けたのでしょうか。

飯豊町は田園散居集落の広がるのどかな町として、日本で最も美しい村連合(http://utsukushii-mura.jp/iide/)に加盟しており、当ファームが属す水田地帯は粘着性の高い肥沃な土壌を持ち、水源は最上川の源流白川に発しミネラル分の多い清らかな水を利用し、昼夜の寒暖の差が大きい、おいしいお米を作るのに最適な条件が備わった理想的な土地です。また世界でも指折りの豪雪地帯のため冬季は白銀の世界へと一変し、日本の中でも四季が最もはっきりしており、そのメリハリの効いた季節の移り変わり、そして昼夜の寒暖差が美味しいお米を育て上げます。

明治11年(1878年)東北地方を廻ったイギリスの女性旅行家イザベラ・バードは、現在の飯豊町椿~川西町へ至る道中の諏訪峠から米沢平野全体を見渡し、その著「日本奥地紀行」にこのように表現しております。
”米沢平野は鋤で耕したというより鉛筆で描いたように美しい。実り豊かに微笑する大地であり、アジアのアルカディア(桃源郷)である”

深い歴史が刻まれた、自然の恵み豊かな土地柄で育んだ農家自慢のお米を、ぜひ一度味わってみてください。

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2018年4月3日

Year 2018 稲作始動

わずが一週間半前は一面銀世界だったのが一変し雪が消えました。

季節の移り変わりは本当に早いです。

雪国で暮らしていると四季の変遷は、草木や生き物を観察し、外気温の変化を感じとることでよくわかります。

田んぼから雪もなくなったので、いよいよ本年度の稲作がスタート。

雪解け水の影響でまだ田がぬかるんでいるので、もう少し乾いたらトラクターで耕します。

ただ、ここ置賜では4月半ばに雪が積もることもあるので、油断は禁物です。

暖かくなってきて心地よい季節ですが、雪解けとともに花粉が。。。

2018年3月28日

西伊豆フィッシング 春の陣

農繁期前の束の間の休息、西伊豆の大好きなポイントへカヤックフィッシング。

狙いはズバリ真鯛!!


早朝5時半に現地入りし、同じく真鯛狙いのアングラーさんと朝まずめの海へ繰り出しました。

これからの時期、水温上昇とともに真鯛のノッコミシーズンへ突入し、浅場で手軽に釣ることができる素晴らしいターゲットです。

使用するジグはこれまた絶好調の高比重タングステンのTGベイト、カラーは緑金。

緑金、ほんとにすごいです!他のカラー試したことないのですが:)^^、緑金が釣れる釣れるとアングラーの間で騒然としてて、釣具屋へ行っても売り切れ続出で、いつもアマゾンで購入。

イワシが湾内へ入ってきているとの情報通り、浅場からイワシらしきベイトフィッシュの反応が魚探に現れます。今日はもしかしてXデーかも!!??? 期待感と高揚感半端ない!

ジグを底に落とし、超スロー巻きでジグを動かしているといきなりデカイあたりと同時に下へ下へグオーーーと竿が吸い込まれる。負けじとゴリゴリ巻いていると、中層あたりで魚の力が抜けて重いだけ。これはロックフィッシュ(根魚)だなってことで、あとはファイトなしに巻き巻き。

ロックフィッシュは海底から急激に引き上げると水圧の影響で浮き袋が膨れ上がり、気絶したみたいに何もできなくなってしまうので、すぐにわかります。

上がってきたのは大きなカサゴ。その後ホウキハタも追加し、さらにはコウイカまでTGベイトに食らいついてきました^^

残念ながら私は真鯛を上げることができなかったのですが、他のアングラーさんは一匹上げてました。

何度かデカイあたりあったのですが、すっぽ抜けました。。。

いやーーー、カヤック最高!!!自分の意思で自在に大海原へ繰り出し、あの手この手を模索し試して大物を釣り上げる、この醍醐味、ビジネスにもすごく通じるものがあると思います^^

ロックフィッシュはフィッシュ&チップスにして息子に食べさせるのが楽しみ。

ビールを入れるとサクサクのころもでめちゃくちゃ旨い。

コウイカは握り、げそは天ぷらで決まり!握りのすし飯はもちろん万宝院の”はえぬき”。

天然魚は最高です!! 次回はいつ浮けるかな!???

2018年3月26日

田んぼの雪解け

待ちに待った雪解けです!


この一週間でだいぶ雪が解けて、田んぼの地面が見え始めました。いよいよ春ですねー。

田んぼ横の小川の流れも日増しに強まり、雪が本格的に解け始めたことを実感。

つや姫とはえぬきの種子も購入し、芽出しの準備です。

雪が田んぼから完全に消え去ると、繁忙期の到来。

早朝5時からトラクターで田んぼの代掻きが始まります。

今年は田んぼが6ヘクタールへ増えたので、トラクター初心者の私が全ての田んぼを代掻きするのにどのくらい時間がかかるかな!? 以前、トラクターの達人になるという本(動画付き)を購入したので、まずは初日に身体で操作覚えて、動画で復習、低燃費で効率よくこなしたいです。

ところで、私はやばいぐらい重症の花粉症持ちなのですが、飯豊はまだ花粉飛んでなくて快適です。これから雪が解けて暖かくなると飛翔しだすのですが、スギの絶対量が少ないのか、関東に比べると大したことないです。

東京にいると1月下旬から目が痒くなり、くしゃみが始まり、処方箋飲んでも眠くなって春を全く楽しめなかったのですが、昨年新薬のビラノアが登場し、この新薬のおかげで辛さが8割減で快適に春の訪れを楽しめるようになりました。

ビラノアは眠気もないし、夜寝る前に飲むだけでよく効いて最高。医学の進歩もすごい。

そんな感じで春の憂鬱を解消し、農業にも気持ちよく没頭できます^^

冬は毎日曇天の重く暗い空が続いていましたが、最近は頻繁に晴れ間がのぞき、明るくなってきました。

そろそろカエルくんたちが起き始め、ゲコゲコ騒がしく合唱する生き物の喧騒に包まれる時期ですね!

置賜ならではの劇的な四季の変化、生きてるって感じが堪らないです。

2018年3月21日

白鳥の越冬地、飯豊

田んぼも一面雪に覆われていますが、あと一週間もすると雪もなくなり、いよいよ春です!


まだまだ北風が身にしみるほどの冷たさ。

車で5分ほどの近所にある”めざみスワンパーク”では、多くの白鳥たちが気持ち良さそうにくつろいでます。

ここ置賜は白鳥の越冬地としても有名で、数百羽の白鳥の群れが冬になると大挙して飛来してきます。

以前は万宝院ファームの田んぼにも飛来してきたこともあったそうです。

田んぼにはドジョウ、カエル、ザリガニなど多くの生き物たちが土中で越冬しています。白鳥は豊かな生態系を育んだ土地を求めて来るんですね。

春の訪れとともにいつの間にかいなくなってしまう白鳥、四季がはっきりした置賜の気候は美しいです。

2018年3月19日

ドローン初飛行

4k動画撮影可能なドローン、DJI Mavic Airを手に入れ、ドキドキの初フライトしてみました。


DJI Mavic Air、機能全く使えてないですが、楽しすぎです!

片手に乗るサイズで、とにかく軽くて持ち運び便利。iphoneのDJIアプリでどんなことでも操作でき、ガラパゴス化してきているおっさんの脳内も一瞬でアドレナリン全開の活性化が図れます^^

技術の進歩はやばいです。こんなことやあんなこともできるんだってただただ感心。

航空法でドローンの飛行区域は厳しく制限されているので、都内の人口密集地では飛ばすところを見つけるのも大変みたいです。

幸い茅ヶ崎エリアは目の前に広大な海岸があるので、海に向かって飛ばせばなんの問題もなさそうです。

早速風の弱い頃合いをみて、まずは家の近所の海岸へ向かってみます。

ちなみに、風、波予報は釣りでもサーフィンでも大活躍のGPVを常にチェックしてます。3日ほど先までならかなり正確な予報で重宝してます。

平日の朝で周囲に人もいないので、おそるおそるプロモにiphone装着して電源onでドローンを自動離陸させてみました。

基本操作はiphoneのDJIアプリで行い、自動離着陸は簡単でいい感じ。

高さ10メートルほどで前後左右に飛ばしていると、どこからともなくたくさんの園児たちがピクニックで集まり始めました。ドローンを飛ばしているおじさんは瞬く間にヒーローとなり、園児に囲まれます^^

万が一を想定し、そそくさと自動着陸させて退散です。

どこか誰もいなくて広大な場所はないかなと、平塚方面へ向け海岸線をチャリで向かいます。

平日朝は意外と子連れ親子が多くて、安全飛行できそうなエリアが見つからず、馬入川(相模川)河口の広々とした砂浜へ辿り着きました。

ここなら誰に気遣うことなく自由に飛ばせるなってことで、早速スタンバイし、上空は80メートル、前方100メートル圏内を飛行し、安全だとわかっていても海上は避け、ドローンの練習に励みました。

まだまだフライト歴30分ほどのビギナーで機能も全く使いこなせてないですが、ドローンで万宝院ファームや飯豊町の四季を撮影し、野山を駆け巡ってみます^^

この世界、知的好奇心への刺激係数が高くて満足です。

使いこなせるようになったら、見知らぬ世界が広がっていくと思うと楽しみですね!

2018年3月17日

カヤックフィッシング

束の間の休息、伊豆半島の付け根に位置する真鶴でカヤックフィッシングを楽しんできました。

子供の頃から釣りが大好きで、父親と三陸海岸大槌町までカレイやアイナメを釣りに行くほど。

いずれは釣り船に乗って大海原を自在に探索してみたいと思っていたところ、釣り用カヤックなるものがあって、ブリやヒラメをバンバン釣り上げている方々がいることをブログや雑誌を通し目にし、興奮が抑えられず、3ヶ月ほどカヤックフィッシングについて調べに調べ、妻の承認を得た上で、3年ほど前に足こぎフィッシングカヤックのHobie Revolution 13を購入。以来、時間と海上が穏やかな頃合いを見計らい、海へ繰り出してます。

足こぎカヤック、これはすごーく画期的で、読んでそのまま、パドルを使わず自転車を漕ぐように足こぎで海面をスイスイ進んでくれます!

進むのにパドルを使う必要がないので、両手はロッド(竿)とリールに常時集中でき、流されたら足こぎでカヤックの位置どりを行います。

海上は穏やかに見えても意外と潮の流れが早かったり、微風でも流されたりするので、足で微調整しつつ、両手は釣りに集中できるのはとてつもないアドバンテージとなります。

沖合3キロ程を航行することもあり、一日の走行距離は10キロを越すこともあるので意外と体力ないときついです。

水深は浅場は10メートルぐらいから150メール程の深場までを狙ってます。水深5メートル程の浅場にイワシが群れ、そこにジグを落としてヒラメが釣れたこともあります。

今回は水温が低い厳冬期の釣りなので、魚の活性が低いため、冬の冷たさでも大丈夫な魚種、アマダイを狙いに出航しました。

アマダイは高級魚でめちゃくちゃ旨い魚で、水深60〜150メートルの砂泥地に生息しています。

ジグでも釣れるようですが、狙って釣るには難しいので、オキアミ(エビの一種)をエサに狙います。

過去に釣った実績エリア(水深100メートル前後)を重点的に攻めたのですが、当たりがなかったので、思い切って遊漁船の一団が停泊しているさらに沖合の130メートル前後を狙いに行きました。

岸がどんどん遠ざかっていくけど、当日は一日を通して無風の予定なので、安心して沖へ向かうことができます。

魚群探知機を装備しているので、海底の様子を見ながら漕いでいきます。

高性能の魚探を装備した遊漁船は確実に大きな魚のエサとなる小魚の群れやリーフ(根周りに小魚がつき、それを狙いに大型魚が集まる)の真上に停泊しているので、邪魔にならない距離間をとりつつ、仕掛けを投入。

仕掛けが海底へ着底するとまもなくコンコンコンと小気味良いあたりが竿先に伝わり、すぐにゴンゴンと力強いあたりが。

おっ、これはアマダイ特有のあたりだ!仕掛けを回収している間も定期的に力強い引きを楽しめます。

特大サイズのアマダイが上がってきました^^

この日はアマダイ7匹が釣れ、大満足で終了です。

早速家に戻って捌き、昆布締めの刺身にして、常食のお米”はえぬき”を炊き上げて食したのですが、絶品でした^^

昆布の旨味成分がアマダイの身に浸透し飴色に変わるのですが、やばい旨さです。

心地よい歯ごたえと甘みのあるお米”はえぬき”との相性もばっちり。すし飯にして握りもありです。

ごちそうさまでした。

お魚とお米の相性は抜群ですね。

田植えシーズンが終わったら、お米に合う食材探しの旅へ出航するのが楽しみ!!

2018年3月2日

8年連続特A 山形置賜地区つや姫

山形県置賜産つや姫が8年連続で特A評価を獲得^^

日本穀物検定協会の2017年産の米の食味ランキングで、飯豊町が属す置賜産のつや姫が8年連続最高ランクの特A評価を獲得です。

22年連続で特Aを獲り続けたはえぬきは、昨年に続き今年もA評価です。

参考品種の雪若丸(村山産)も特A評価。

雪若丸は山形の新品種ブランド米。キャッチフレーズはつや姫の弟分、炊いた米粒が雪のように白く輝くことから名付けられました。

今年は当ファームでは作付けしませんが、来年度は生産許可申請してぜひ作付けしてみたいです。

機会があったら近々試食してみます。どんな食味なのか楽しみ^^

米の食味ランキングは、産地/品種ごとに炊いた白飯を日本穀物検定協会の評価員が実際に試食して、審査することで決められます。

複数の産地のコシヒカリのブレンド米を基準米として、外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価の6項目について、実際に試食した際の感覚的な相対評価となります。

毎年2月に公表されるお米の食味ランキング、購入する際の一つの指標となるので、ぜひご参照ください。

http://www.kokken.or.jp/ranking_area.html

2018年2月21日

近年にない積雪です

屋根の雪と繋がってしまいました;)^^

豪雪地帯の飯豊町にはもちろん豪雪対策本部が常設されており、日々町内の除雪を行っておりますが、さすがに追いつかない状況です。

動力の除雪機がない昔は、冬の間は家の中でじっと耐え忍んでいたのでしょうか。

豪雪の労苦は計り知れないですが、豪雪の裏返しである豊富な水源、春から秋にかけて台風の被害がほとんどなく安定した気候等、米作りには本当に適した地域です。

雪解けまであと一ヶ月の辛抱。来月下旬には稲作が始動します!

2018年2月6日

田んぼの生態系

春になるとどこからともなくアカハライモリが、わらわらと湧くように田んぼに這い出てきます。

お腹が赤いからアカハライモリ 。

小さくて大人しくてほんとに可愛いです!

独身時代は爬虫類両生類飼育にはまっていて、ヘビとかトカゲを飼っていた時期もあり、田んぼでヘビを見つけると、アドレナリン出て作業そっちのけで観察してます^^ 追いかけてしまいヘビ君達に怖い思いをさせてしまうことも多々ありますが。。

本当のこと言うと、ヘビを飼育してみるまでめちゃくちゃ恐怖心あったんです。

小さい頃、カブト虫採りで林の中へ入って行く時なんて、ちょっとガサガサって音がしただけでヘビがいるんじゃないかって怖がってました。

でも不思議と龍のような長いシルエットに近寄りがたい神々しさを感じていて、大人になってから爬虫類ショップ(中野のハチクラですね^^)で綺麗な白やブルーのヘビを目にし、実際に触らせてもらい、触り心地もサラサラ、大人しく手の上で絡まっている姿、可愛すぎて衝動買いで飼育してました。

またインテリアにも合うんですよね。

飼育してみたことで、ヘビに対する偏見、恐怖心はなくなってました。でも田んぼで突然遭遇するとビビりますが ;)^^

田んぼは自然界の生態系を目にすることができる貴重な学びの場です。

クモなどの虫やミミズをイモリやカエルが捕食し、カエルをヘビが捕食する。そのヘビをタヌキや猛禽類が捕食する。どの生き物もみんな田んぼで目にすることができます。

豊かな生体系を有する田んぼ、いつまでも大事にしていきたいです。

2018年1月28日

2メートルの積雪

この一週間、積もりに積もり、産直所の玄関前は2メートルを超える積雪です!!玄関埋まってしまいました。。

今年の冬は例年以上の積雪ですね。

除雪が大変です!

2018年1月23日

関東も大雪

神奈川も大雪です。

比較的温暖な海沿いの町、神奈川の茅ケ崎も大雪です。

4年前の大雪も凄かったですが、深々と降り積もる雪で夜道が明るく、雪が音を吸収し無音の世界、なんだか幻想的です。

大雪の影響でお米の配送に遅れが生じることもございますので、ご了承ください^^

2018年1月21日

豪雪

豪雪で私どもが管理している椿産直組合直売所の玄関が一夜で埋まってしまいました。

馬力のある農耕用トラクターの後ろに雪かき装着して除雪作業です。

トラクターは一年中フル稼働の万能機ですね。

2018年1月9日

飯豊の黒獅子祭り

飯豊町そしてお隣の長井市では、それぞれの町(市)の各地区ごとに勇壮な黒獅子祭りが毎年夏を中心に行われます。


万宝院ファームのある下椿地区でも、昨年は7月最終週の土曜日に黒獅子祭りが行われました。

地区の方々は初顔の私を快く迎え入れてくださり、祭り前日に獅子舞の練習をして、当日は各農家を巡り歩き黒獅子の舞を披露しました。

この獅子舞、鉄板の入っためちゃくちゃ重い黒獅子(5キロ、いやもっと重い鉄アレイ)を頭上で両手で支えながら舞うのですが、独特のがに股ステップと切り返しで5分も踊っていると息もゼイゼイ、汗だくでふらふらになります。。。40才超えて初参加のおじさんには。。

ちなみに黒獅子、各地区ごとに表情が異なります。特に顕著なのが長井市の黒獅子はみんな目が前向き、飯豊町のものは上向きなんです。下椿地区のものはもちろん上向き。由来は聞いたけど忘れてしまいました^^

大人が見るとおどけた顔で面白いのですが、子供や赤ちゃんがみると激怖のようで近づくだけで大泣きです。

お祭りはというと、警護役の上半身肌の屈強な男性と黒獅子が地区の各農家を一軒ずつ廻り、玄関先で勇壮な獅子舞を披露し五穀豊穣・無病息災を祈願し、警護が荒れ狂う!?黒獅子を先導していきます。黒獅子は自由奔放に舞っていきたいのですが、警護が行く方向を力づくで導きます。

練習場所もそれぞれの地区の氏神が祀られている神社で行います。日が暮れるとどこからともなく若衆が集まり、本番へ向け囃子と太鼓に合わせ獅子を頭上にかざし交代で舞の練習。

田舎の神社、侘び寂びの風情漂い、ひぐらしが鳴いているなか舞うのはなんとも言えない心地よさ。周囲の暗闇に目を向けると、ぼーっと蛍の光が幻想的に瞬き、あたかも時空を超え遥かな昔に舞い戻ったような感覚に襲われます。

祭り当日はまず神社から出陣し、夜遅く帰陣。道中、訪問先の各家では清酒と料理が振る舞われ、最後の方は酩酊しながら舞ってました。

黒獅子の歴史は、今から約千年ほど前、源頼義が前九年の役の戦勝祝で兵士たちに獅子舞をさせたのが始まりと伝えられてます。

飯豊町の隣の長井市は、鎌倉幕府源頼朝政権下のナンバー2、大江広元の次男(長井時広)がこの地(長井荘)を治めていたことから長井氏を称し南北朝時代まで続き、最期は伊達氏に滅ぼされたという歴史に彩られた地です。

こうして歴史を紐解くと、源氏との関係が深い地なんですね。

ここ置賜は、鎌倉幕府初代政所別当を先祖に持つ長井家、戦国時代は伊達家、そして江戸期は上杉家と、武門の名門が治めていた尚武の気風を色濃く残す地域だったと改めて実感し、黒獅子の荒々しさに納得です。

今年の黒獅子祭りではもっと豪壮に獅子を舞ってみたいものです。もやしっ子のおっさんにはきびしいかな。。

2018年1月4日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
今年も一年よろしくお願い申し上げます。

真冬ですね^^

豪雪で辺り一面雪景色。日々雪かきとのたたかいです。

春はまだまだ先ですかねー 

2017年12月26日

軒先の干し柿

軒先に干していて取り忘れてしまった干し柿。

雪が降っているといっても零度前後を行ったり来たりなので凍ることはなく、抜群の糖度を誇る保存食。渋茶との相性は最高です!

白く閉ざされた世界でのささやかな楽しみです。

春はまだまだ先ですね。

2017年12月18日

白銀の世界へと様変わり

飯豊町はすっかり雪に覆われました。

世界でも有数な豪雪地帯。ほんの2ヶ月前までは朗らかな陽気のもと、収穫に精を出していましたが、あっというまに白銀の世界へ豹変です。これほど四季がはっきりした地域は世界でも稀です。

この豪雪が春にはミネラル豊富な雪解け水へとかわり、田んぼに滲み入り、美味しいお米に必衰の豊かな土壌と育みます。

お米を貯蔵している作業小屋の周りも雪に覆われ、天然の低温保存庫として、いつでも新鮮な新米の味をお届けすることができます。

春はまだまだ先ですね。次シーズンのお米作りへ向け、冬の間は英気を養います。

2017年12月11日

稲作機械の仲間たち 04

今はなき輸送機器メーカーTCM製フォークリフト。

TCMマークが入ったフォークリフトの所有率、近隣農家さんでも高いんですよね:)

見た目はサビサビの年代物ですが、油さして毎年元気にシーズン通してフル稼働。国産の農機器は本当に耐久性ハンパでないです。

米袋も苗箱も本当に重いので、フォークリフトを上手く乗りこなすことが作業効率アップに繋がります。

2017年12月4日

稲作機械の仲間たち 03

当ファームの田植え機は8列同時に植えることができます。

真っ直ぐ植えていくのは意外と難しく、植えたての田んぼをみるとひと目でその生産者の腕の良し悪しがわかってしまいます。

最近はGPS付きの田植え機もあり、手を離しても自動で真っ直ぐ植えてくれ、目からウロコです!

いずれAIで遠隔操作も可能になるんでしょう:)

2017年11月30日

田園風景と米坂線

置賜の豊かな田園地帯を駆ける単線、米坂線。米沢と新潟県村上市の坂町を結びます。

田んぼの中で農作業をしていると、どこからともなくガタンゴトンと田園を駆け抜けていく光景は日常の一コマです。
1両編成と2両編成の便があり、田んぼの中を駆けゆく姿は風情ありまくりです。きっと昭和初期の光景から何も変わっていないのでしょう。

万宝院ファームは萩生駅と羽前椿駅の中間あたりに位置し、どちらの駅からも徒歩20分ほど。

田舎は車社会、電車に乗ることはそれほど多くはないですが、ファームのそばに駅があるのは何かと便利です。

全線通して走る便は一日5本ほど。利用客も地元の高校生が主と、典型的な地方ローカル線ですが、いつまでも現役であってほしいです。

2017年11月21日

稲作機械の仲間たち 02

トラクター

重いものを前へ後ろへと引っ張ったり運んだり、牽引力抜群の馬力ある万能マシン。

これがないと何も始まりません。働き者です:D(こきつかっているだけのような。。。)

2017年11月20日

初雪 in 飯豊町

初雪です!

置賜の四季は劇的に変化していきます。短かった秋も終わり、雪籠の時期ですね。

飯豊町は山形県内でも有数の豪雪地帯。豪雪がもたらすミネラル豊富な水源は美味しいお米作りに必須です。冬は除雪とのたたかいですが:))

2017年11月18日

稲作機械の仲間たち 01

運搬車

製造年度もよくわからない昔からある運搬車です。

どんな重い物でも楽々運べ、本当に重宝しています。ミニチュア戦車のようなキャタピラのおかげで、ぬかるんだ田んぼの中もスタックすることなく入ることができ、水を含んだドロで重さ倍増の苗箱や工具など、なんでもその重厚な動力で運ぶことができます。

2017年11月14日

田んぼと軽トラ

農業の必須アイテム、軽トラ。

田んぼと軽トラは切っても切れない仲ですね〜

田園風景と軽トラのコンビは絶妙で、どんな写真でも味わい深いものとなるから不思議。

軽トラは貴重な相棒の一人です。

2017年11月8日

伊豆半島アオリイカ釣り

お米作りも一段落。

今年から本格的に妻の実家のお米農家を継承するため、飯豊町に住み込み、春先から先月まで稲作を実地で学んでいました。

今月からは私の家族が住む神奈川へ戻り、先日はのんびりと趣味の釣りに興じ、伊豆の真鶴半島でアオリイカ釣り。

この時期は新子と呼ばれた300~800グラムのアオリイカをエギという擬餌鉤で結構簡単(コツさえ掴めば)に釣ることができ、このサイズが一番美味しいのです。

旬のアオリイカの刺身、ゲソ炒めと新米、最高の組み合わせです!

2017年11月6日

H29稲刈り風景part02

今年の収穫期は雨天が続き、稲刈りのできない日々が続きましたが、つかの間の爽やかな秋晴れ時に集中して刈り取りを行いました。

飯豊もすっかり晩秋の様相です。来月には雪が降り始め、年を越すと白銀の世界へ様変わりです。

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