私達が育てています

そよ風農園

農場名 そよ風農園
代表者 上田博茂・啓子
所在地 熊本県
お米生産歴 44年
お米作りのモットー 振り返れば、お米産直の“ファースト ペンギン”でした。

お米作りへの思い

 古くから美味しいお米の産地として知られる九州・熊本・標高500mの高冷地にある山都町で、有機農業を35年間続けています。写真でも紹介しているように、私達の娘は「NHKのど自慢チャンピオン大会2016」で準優勝しました。私たち二人も音楽が好きで、特に「さだまさし」は40年来の大ファンです。
 私は昭和55年に香川大学農学部を卒業後就農し、平成元年より日本で初めて「特別栽培米制度」を利用して、個人の消費者の方々との有機米の産直を始め、平成4年には全国農業会議所主催の大会で、グランプリの「内閣総理大臣賞」を受賞しています。まさにお米の産直の”ファースト ペンギン“なのです。(よく農林水産大臣賞が上位のように思われますが、この大会では2位が農林水産大臣賞でした。)
 有機米の代名詞にもなっている「合鴨米」ですが、安全性だけではなく、食べて美味しくなければナンバーワンとは言えません。毎年の土作りはもちろんのこと、菜種油粕や米糠、骨粉、有機石灰等100%有機肥料を自家配合して施肥したり、こまめな水管理によって丈夫な根を育て、そこから十分な養分を地上部に運んで光合成を促し、5か月かけて美味しいお米へと育て上げています。できたお米は、14度の温度と湿度70%の低温倉庫で保管しているので、年間を通して食味に変化はありません。また精米は、業界トップメーカーの「サタケ」製業務用精米機で精米しています。(精米機もメーカーによって、食味が大きく変わることを確認済みです。)
 これまで36年もの間、目立ったPR活動もする必要がない程の熱烈なリピーターの方々に支えられてきましたが、当時50代の消費者の方々も80代となり、消費量が減った分、販売数量に若干の余裕が出来たのを機に、このサイトでも販売することにしました。とは言っても、お分けできるお米の量はわずかですが、いいご縁に恵まれればと思っています。
 人生は「一期一会」の連続。天はそこに、何某かの意味を与えているのだと信じたいものです。ご縁を大切にしてきたからこそ、今の自分があると感謝する今日この頃です

ここで作っています


熊本県上益城郡山都町城平1971

商品の一覧

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お客様の声

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内閣総理大臣賞の「通潤米B」

はるやんさんのコメント 2024年10月7日

美味しいお米を送っていただきありがとうございます。
食べ盛りの子供がおり、お米が品薄の時期に年間予約できる農家さんを探していたところ、そよ風農園さんと巡り合いお米を送っていただいております。
東京では流珍しい熊本のお米だったので、どんな所で育てられたお米なのかと地図を見たり食べる前から気持ちが盛り上がりました。

今は毎日ご飯をいただいていますが、毎朝炊飯ジャーを開けると艶々のお米が立っていて、それをお茶碗によそる時、幸せな気持ちになります。
家族でそれぞれ硬め派、粘りのある派などご飯の好みも異なるのですが、みんな美味しくいただいています。
引き続き今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

日本を代表する究極の「合鴨米」

れおにさんのコメント 2024年9月8日

こちらの合鴨米を胚芽米にして頂きました。

お米の旨味がしっかりあって、とても美味しく戴けました。
大切に作られたお米なのだなーと伝わってきました。
また購入させて頂きたいです。
有難うございました!

農場だより

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通潤米は、今年も値上げしません‼

2024年10月3日

10月に入りようやく秋めいてきました。
本日3日、令和6年産米の初出荷を行いました。
明日か明後日には、ご予約されたご家庭に新米が届けられます。
今年は、これまで経験したことがない猛暑が続き、おまけにこれまた経験したことがないような猪・鹿の被害が出ました。肥料や燃料・農機具代の高騰など生産現場は大変な状況におかれています。
しかしながら、その代償を消費者であるお客様に求めるのは、気が引けてなりません。現在、全国的な米不足ということで、お米の価格も上がっていますが、36年前からお米の産直を続けている者として、ここは踏ん張り所と覚悟を決めて、本年産の新米も価格は据え置くことに
しました。
合鴨米や通潤米SPは、すでに来年の9月まで年間予約でいっぱいになりそうなので、予約を受け付けておりませんが、栽培面積が多い通潤米Bはまだ大丈夫なので、お早めにご注文ください。
今年は全国的に「新米の早食い」状態が続いているので、来年は今年以上の米不足が懸念されます。各ご家庭にあっては、我が家の食の安全保障として安心な年間予約をされるよう、今年は特におすすめしたいと思います。

通潤米は、今年も値上げしません‼

消費者の皆さん、年間予約してください。

2024年9月5日

ここのところ、令和の米不足が話題になっていますが、ここの厳選米を含めお米の産直の先駆者として、お米を求める消費者の方々に、生産の現実と将来の展望をお知らせ致します。
私は平成元年よりお米の産直を開始し、誰よりも早く生産者と消費者との直接取引を始め、現在に至ります。生産者としては、自分で作ったお米に自分で値段を付けて再生産可能な取り組みができますし、消費者にとっても年間予約したお米は、今年のような状況になっても確実にご自宅に
届けられます。
一方、私の所のように昼夜温格差が大きく美味しいお米が出来る山間地では、生産者の高齢化の進展がすさまじく、ひと昔前に言われた後継者不足はとうに過ぎて、後継者不在となっています。こうした状況にあるので、ごく近い将来美味しくて安全なお米の産地では、生産量が激減します。それに拍車をかけているのが猪・鹿などの被害拡大です。手塩にかけて育てたお米が、収穫直前になって8000vの電気柵を突破した猪・鹿にやられてしまう。あいつらのためにエサを作るのを今年でやめたと言って、お米生産を諦めた人がたくさんいます。こんな状況ですので、消費者のみなさんには、私のお米に限らず年間予約されることをお薦めします。

消費者の皆さん、年間予約してください。

先着順にて注文受付けます。

2024年9月3日

本日9月3日、令和5年産米の年間予約契約分(通潤米会員分)の発送を、無事完了しました。現在写真のように合鴨米の在庫が玄米60k(白米換算で55k分)だけあります。先着順にて、注文を受け付けますので、よろしくお願いいたします。

先着順にて注文受付けます。

29年目の合鴨君

2020年8月4日

毎日暑い日が続きますが、如何お過ごしですか?
当サイトでは、8月3日から新米の受付を開始されましたが、早速のご注文ありがとうございます。
今年は、合鴨農法を始めて29年目の夏を迎えました。
昨年までは大阪の孵化場から合鴨のヒナを取り寄せていましたが、小屋の廻りばかりにいて全く働いてくれず、この暑い最中自分で除草機を押すハメになり、随分と苦労した年が続きました。それで29年ぶりに平成3年に取り寄せた千葉の椎名孵化場から、航空便で合鴨のヒナを取り寄せた所、これが大正解!とても良く働いてくれたので、今年は「合鴨米」の新米予約を受け付けられそうな出来です。
次回から、「日本を代表する合鴨米」を明記する所以である我が家の田んぼのご紹介をしたいと思います。

29年目の合鴨君

天使のデザート

2020年1月9日

2020年 明けましておめでとうございます。
 昨年の出来事で最も嬉しかったことは、世界的に有名なベルリンフィルハーモニー交響楽団の第1コンサートマスター樫本大進氏の奥様から、「このトマトは甘味と酸味のバランスが絶妙。こんなに美味しいトマトは、あっち(ドイツ)には売ってないよ。」と言ってもらえたことです。私達夫婦が作ったトマトに、登録商標「天使のデザート」と命名し、ブランド化して17年。思いもよらない人に、ヨーロッパ最高の農産物が集まるドイツにも、こんなトマトはないという高評価を戴き、生産者冥利に尽きる思いでした。今年は東京オリンピックイヤーです。私達も、JOC会長である親友に堂々と会って話ができるような生き方をしたいと思っています。今年もよろしくお願いします。そよ風農園上田博茂・啓子

天使のデザート