種籾は自家採取、お米は農薬・化学肥料を使わずに育てています。
２０１６年から米つくりをはじめ、最初の３年間は岩澤信夫先生が提唱する不耕起栽培を基に田んぼを耕さないで作っていました。しかし、広い田んぼでは、田んぼの均一化が取れないため、現在では耕起して作っています。
自家採取して今年で７年目の栽培になります。

品種は、ササニシキの親にあたるササシグレを作っています。ササニシキは、お魚の味を邪魔しないということでお寿司のシャリに使われています。その通りで、味は、コシヒカリに比べると口に含んだ瞬間の甘みがなく、あっさりしています。けれど、噛めば噛むほどほんのりと甘みが増してきます。食べなれると、このあっさり感が、すっと体に馴染み、お米をいっぱい食べてもおかずも美味しく食べられます。是非一度、ご賞味ください。

機械や乾燥施設を借りている関係で、有機JAS認証を取得するのが大変なため、２０１９年から農薬・化学肥料を使用しないという表記で特別栽培認証を受けています。

品種は自家採取のササシグレのため、一括表示は『うるち米』となります。これは、新潟県ではササシグレが奨励品種となっていないため、品種の表記ができないためです。ご理解のほど、お願いいたします。

今まで食べていたお米の味からササシグレの味に慣れるまで1週間位かかると思います。
良く噛んで、自然な、ほんのり甘みのあるササシグレを食べてください。
どんな料理の味も邪魔をしません。
冷めてもこのあっさり感がまた、癖になります。