2006年 7月 20日
| 伊那市の大雨災害について |
暴れ天竜川 |
天竜川がこんなに濁流になったのは、はじめてみました。全国ニュースにもなった今回の大雨災害ですが、さいわい、農民組合員の田畑には、甚大な影響は出ていません。トウモロコシが一部(2000本くらい)倒れました。倒れた端から、ハクビシンやイノシシに食べられてしまいましたが、大部分は、起こして、土をふみかためて、なんとかなりそうです。泥がついて出荷できないものもあります。
田んぼは、決壊などの直接的被害はありません。ですが今後、イモチ病などの害が心配です。
当面、道路が通行止めで、ご注文いただいた発送ができません。復旧しだい、順次発送できるようにいたしますので、よろしくお願いします。
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2006年 7月 14日
| お蔭様でもうすぐ完売です!有機古代もち米 |
お餅を食べて、ねばり強く「憲法9条をまもりましょう」 |
有機古代米のもち米「白毛もち米」(玄米・白米)が、おかげさまで、もうすぐ完売になります。(在庫約30kg)
本当にありがとうございました。
なお、特別栽培米の「白毛もち米」は、まだ在庫がありますので、有機栽培米が売切れ次第、特別栽培米の方へ、切り替えさせていただきます。値段は、同じ価格での出荷ですので、有機米がご入用な方は、お早めにご注文ください。
よろしくお願いします。
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2006年 6月 19日
| 本日のオタマジャクシ |
どこにいるか、わかりますか? |
晴れたり、曇ったりをくりかえしますね。でも一雨ごとに、苗もどんどん田んぼに深く根を張り、すくすくと伸びていきます。伸びていくのが稲だけなら良いのですが、雑草も同じ勢いで伸びてしまいます(苦笑)
さて、写真の中に、オタマジャクシが隠れています。どこにいるか、わかりますか?
自然界の生き物は、周囲の環境と同じ色の保護色だったり、周囲のものの形に似せて擬態をしたりします。
「人間界」では、盗作とか偽装とかニセモノのニュースばっかりの昨今ですが、自然界のものにくらべればなんとも浅智恵のように思えますね。
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2006年 5月 30日
| 食糧主権宣言について |
やっと田植えも終わり、青い空が映えます。 |
WTO農業協定が動き出してから11年がすぎました。この間、日本の農民と消費者が直面してきたのは、史上空前の食料輸入急増と価格暴落と大減反、そしてそれにともなう「食の安全性への不安」急増です。小泉首相は「もうこれ以上『農業鎖国』は続けられない」と言い放ち、農政改革がはじまりました。
人口1億人以上の国の穀物自給率は
アメリカ119%
ロシア114%
EU110%
中国101%
…
インドネシア85%
と、どこの国も100%前後を維持し、基本的には自給しています。しかしその中で日本は28%。世界の食糧を日本が買いあさり、貧困国での飢餓に対し、重大な影響を与えています。「これ以上の『農業開国』はありえない」のが本当の日本の姿です。世界で最も豊潤な農業地帯である日本での「農業つぶし政策」は、世界的にも、そして国民の安全の面からも異常です。
「貿易よりも自給的生産を優先する」という食糧主権が、世界の流れになっています。国連人権委員会はWTOによる農産物貿易自由化による悪影響に懸念を表明し、食糧主権をもとめる勧告を採択。(アメリカ1国だけが反対)
とくにWTOは多国籍企業の利益のみのために、不合理なミニマム・アクセス米を日本に押し付けています。飢餓国の食糧を奪い、日本国内で売れない不良在庫の輸入米を増やし、さらに国内農家には減反を強制するという日本政府の根本的な誤りを正す必要があります。
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2006年 5月 16日
| やっと田植えがはじまります |
苗 |
白毛もち米の上伊那農民組合です。連休中は、霜のつくほど寒い朝もあったのですが、連休あけから、急激に気温が上がる日もあり、なんだかんだで、白毛もち米とコシヒカリの田植えがはじまりました。水をはった田んぼに美しい信州の青空が映えます。
上伊那では5月末までが、各農家の田植え時期になります。今年は、農民組合の仲間で、体調が悪く作業が出来ない方もいて仲間内で援農の算段もつけなくてはなりません。
いろいろと心配もありますが、先祖代々伝統の白毛もち米を、がんばってつくります!
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2006年 5月 11日
| みんなでもちつき |
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連休中、オーガニックおやきの「きょう庵」開店15周年イベントがありました。みんな集まってもちつき大会。とっても楽しく、おいしかったです。やっぱりつきたてのお餅はいいですね。
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2006年 4月 26日
| まだ育苗中です |
育苗箱 |
こんにちは。すっかりいそがしくなって、こちらの農場日記もまるでつけてませんでした(汗)
全国のほかの農家の方は、田植えのはじまったところもあるようですね。こちら信州は、まだこの通り。
かわいい苗たちは、育苗箱の中で、春をまっています。
(写真はコシヒカリの苗です。白毛もち米の苗は、5月くらいからです)
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2006年 3月 28日
| 長野県産直サミットで白毛餅の試食 |
白毛餅はおいしいかな? |
3月25・26日に信州大学農学部内で、長野県産直サミットがひらかれました。上伊那農民組合も実行委員会に加わっての参加。産直に関わる農家・直売所・加工・長野県農政課・JA・大学・農業高校も参加しての大きなイベントになりました。サミットの中身は本当にもりだくさんで、交流も深まりましたが(そちらは後日また紹介します)、あわせて産直ミニメッセとして、県内各地の農産物や加工品があつまりました。上伊那農民組合では、白毛餅の試食・即売を行いました。炭火が使えたらよかったのですが、室内ということもあって、以前ここの厳選米のお客様に教わった、電子レンジとホットプレートを併用しての「焼き餅」を出してみました。短時間で、びっくりするほどやわからく焼きあがります。
「こんなに伸びて、甘くて、美味しいお餅は他にない」と、いつものように大好評。おかげさまで大成功の試食会になりました。
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