2011年 3月 24日
| 栄村に炊出ボランティアいってきました。 |
あったかいトン汁。白毛餅入りです。 |
3月21日、長野県栄村の避難所にボランティアで炊き出しに行ってきました。
250人分のトン汁と、野菜などの支援物資を車3台分。
避難所では、社会福祉協議会の方から、おにぎりなど基本的な食事は支給されるものの、水道・ガスが復旧していないため、暖かい汁物が食べられません。連日、長野県内各地の各団体が、炊き出し支援に参加しています。
栄村は積雪2m、3mの中で生きていく辛抱強い村民の村です。自分たちでなんとかするというくらしの風習から、「ボランティア」という「他人になにかしてもらう」という事になれていません。それでも、多くの人から心から「ありがとう」と声をかけてもらいました。
とくに、「モチ入りのトン汁なんてはじめてだ」と喜んでもらいました。
(私たちも、白毛餅入りのトン汁を作るのは初めての経験です)
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2011年 3月 15日
| しばらくおまちください。 |
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保存食・非常食として便利な白毛餅のご注文が急激に増えています。
発送作業が少し遅れていますが、発送そのものに問題はありません。到着まで少しお待ちください。
がんばっていきましょう。
なお、21日には被災地・長野県栄村まで炊き出しボランティアにいく予定のため、発送作業はお休みします。21日は連絡もできませんので、ご了承ください。
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2011年 3月 14日
| 営業しています |
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全国・東日本の消費者・農家のみなさんご無事でしょうか。
被災されたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。
また、ひとりでも多くの方が助かりますよう、祈ります。
こちら長野県上伊那地方は、ガソリンが不足しつつあるものの、とりあえず問題なく、がんばっています。
上伊那農民組合では、被災地への緊急支援用米を準備していますが、支援の情報を集めている段階です。
白毛餅(個包装切餅)は、カセットコンロ又は、焚き火の火があれば食べられます。
非常・保存用食料に、とりあえず現時点では、関東まで発送できます。ご利用ください。
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2011年 3月 9日
| TPP参加反対シンポジウム上伊那集会 |
幅8mの手作り絵手紙の前で、シンポジウム |
先日、上伊那で、TPP参加反対シンポジウムをひらきました。JAの会場をお借りし、200名の参加者が集まりました。
主催は私たち上伊那農民組合のよびかけです。
農民連の笹渡事務局長のわかりやすい講演と、消費者・農家・農協・商工業者・医療関係者など上伊那の各界の代表をパネラーに熱気あるシンポジウムができました。
TPPは、長野県のような山間地農業を壊滅させるほか、医療などあらゆる生活分野に深刻な悪影響を与えます。
それに、現在、日本が不況なのは貿易だけが原因ではないし、その貿易も、関税ではなく、むしろ円高ドル安が障壁になっている。30%の円高のまま、数%の関税をなくしても、別に意味はないという話も、とってもわかりやすいお話でした。
また、勉強していきたいと思います。
当日、張り出された手書きの、幅8mの絵手紙はその後、会場となった農協がぜひとも譲ってほしいとのことで、農協内の食堂に張り出されています。
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2011年 2月 22日
| 白毛餅のカレーチーズ焼き |
こんがり焼けた白毛餅とカレーとチーズ |
こんにちは。白毛餅の上伊那農民組合産直センターです。
白毛もち米は、種子から16軒の農家が自ら管理している貴重な古代もち米ですが、その特徴は、品種改良(もち米とうるち米の掛け合わせ)された近代品種にはない、日本古来の「もち」のねばり、香り、甘みです。
もちろん、そのまま食べても美味しいのですが、もちの特徴をいかした和洋中華、色々な料理にもよく合います。
今回は、「白毛餅のカレーチーズ焼き」を作ってみました。
作り方はとっても簡単。
グラタン皿にカレーをしいて、割った白毛餅と、とろけるチーズをかけて、オーブンで加熱。最後にパセリ散らして完成です。
とろける白毛餅と、こんがりチーズと、焼きカレーの3者が口の中であわさって、とっても美味しいです。
ぜひお試しを。
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2010年 12月 1日
| 白毛餅のパッケージが新しくなりました。 |
新しい袋で、よりいっそう白毛餅の魅力を伝えます。 |
白毛もち米・白毛餅の、上伊那農民組合です。
いよいよお餅のシーズンがやってきました。
ところで白毛餅は、10年以上、同じデザインだったのですが、今回、おもいきってパッケージを刷新しました。
なにぶん、経営はシロウトの農家が経営しているもので、大変な時期にパッケージの切り替えになってしまい、ご迷惑をおかけします。
その分、いつまでもご愛顧いただけるような、愛着のわく装いになったと思います。
ぜひこれからも白毛餅をよろしくお願いします。
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2010年 11月 26日
| テレビ信州で紹介されました。 |
長野県ローカル番組『報道ゲンバ』で紹介されました |
白毛餅がテレビで紹介されました。長野県ローカルですが…
貴重なテレビショットです。
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2010年 11月 12日
| コシヒカリより美味い米 お米と生物多様性 |
斉藤洋一郎先生著「コシヒカリより美味い米」朝日新書 |
古代米・白毛餅の上伊那農民組合です。
先日、お客様から「白毛餅が本に載っているよ〜」と教えていただきました。
さっそくとりよせてみたその本は
「コシヒカリより美味い米 お米と生物多様性」
というタイトルの朝日新書の今年出た本でした。
著者の斉藤洋一郎氏は、元静岡大学農学部の教授で、お米のルーツ(古代米の伝承)に関する権威の先生です。実は、信州上伊那にも、10年ほど前に講演にいらしたことがありました。その当時はまだ、白毛餅の栽培事業もはじまったばかりでしたが、斉藤先生は、「白毛もち米」が古代米の一種で、縄文時代にアジアから伝播してきた、大変貴重なルーツをもつ米の一種で、とても貴重な米だと教えていただきました。
あの出会いから10年がたちましたが、斉藤先生は覚えていてくださったというのがうれしく、また10年の間に、白毛餅の取り組みが成長し、花ひらいてきたのもうれしく思います。
本の一節はこんな具合です
>長野県上伊那地方に「白毛もち」と呼ばれるモチ米がある。白毛モチがいつからそこにあるか、誰がどういういきさつで育成したかなど、その歴史は謎に包まれたままだ。ただ、土地には白毛もちで搗いた餅はたいそううまいと伝えられている。今から数年前、土地の有志が集まって、この白毛もちを守り、伝統の味を広めようと考えた。(中略)こういう枠組みの中で、県の試験場や国はその育成や栽培、販売には何も関係しない。品種の種子の管理から販売まで、何から何まで(農家が)自分たちの手で行うという、今までにはまったくない取り組みになることは確実である。(中略)遺伝学的には、ウルチは優性で、モチは劣性である。モチ米の品種にウルチの花粉がかかると、できた子はウルチになる。(日本で)栽培されてるイネはウルチが圧倒的に多いから、ちょっと油断するとウルチになってしまう。(中略)白毛もちの種籾の維持にも、ひとかたならない苦労があるはずだ。それにもかかわらず、担当する上伊那農民組合の農家の意気込みは少しも衰えないという。「今までは、種子の管理は、一軒一軒でやっていましたが、これからは種場をつくってやらないといけない。組合では、組合員自らが作ったモチ米を、餅などの商品にして売るので、収穫物の品質管理には問題がないと考えています」組合のリーダーの一人はこう語った。(後略)
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