2012年 5月 31日
| スカイツリーよりも高い田んぼ(標高800m)にて |
都会の友人に見せたところ「日本の原風景みたいだ」 |
白毛もちの、上伊那農民組合です。
今年も、白毛もち米の田植えがほぼ終わりました。
白毛餅は、もちろん白毛もち米100%でつくるお餅ですが、なんと3回の田植えが必要なのです。
どういう事かというと、
「白毛もち米」は、地域に伝わる古代米・固定種・在来種のため、どこかの種苗屋から買ってくることは出来ません。売っていません。
そのため、上伊那農民組合では、種の「原種」から自分達で管理しているのです。
まず、「種の種の種」(約500gほど)を1粒づつ選別します。その種を使って田植えするのが1回目。
収穫してできた数kgのもち米を、また不良種を除きつつ、次年に植えて、数百kgの「種の種」を作ります。
これを、さらに翌年、18軒の組合員の仲間で分けて、9町分の田んぼで作り、収穫されたものが、ようやく「白毛餅」または「白毛もち米」として、みなさんにお売りする分になります。
大変な手間ですが、こうして「種」を交雑による雑種化からも守っているのです。
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2012年 3月 13日
| 白毛もち米の種籾選別作業 |
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白毛餅の上伊那農民組合です。こんにちは。
毎年、この季節に行っている白毛もち米の種籾の選別作業の様子を動画にとりました。
動画の最初に映っている、トーミという機械は、タネ籾を風で飛ばして選別する機械です。籾の中に身が入っていない(または身が小さい)「しいな」や、わらくずなどは、風で飛ばされ、しっかりとした身の入っている重いタネのみ、選別して、今年の作付けに使います。
奥では、選別されたタネもみを袋詰めして各農家に配る準備をしています。
上伊那農民組合は、18軒の有志の農家で、こうして白毛餅米を、タネから自分たちで管理しています。
作付けのための種籾は、原種から選んで、3年かかって、作付け用の種に自分たちの種籾専用圃場で別管理して作っています。
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2012年 1月 24日
| 福島市で白毛餅の餅つき支援 |
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先日、長野県の農民の仲間で、福島市まで、支援にいってきました。福島市内の産直カフェにて、白毛もち米の餅つきをしたり、豚汁を炊き出したり、長野県産の農産物を直売所で売っての支援。売上金も全額現地の復興にあてられます。
餅つきの様子を動画にとってみました。動画を日記に掲載するテストもかねて、はってみます。
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2012年 1月 19日
| 【レシピ】白毛餅チーズ明太子 |
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白毛餅チーズ明太子
材料(1人前)
白毛餅 2切
レタス 2枚
とろけるチーズ30g
明太子30g
1 耐熱皿にレタスをしく
2 白毛餅を割り入れ、チーズをかける
3 レンジで2分ほど加熱
4 明太子をのせる
5 よく混ぜて食べる。
白毛餅はレンジで加熱すると、とても伸びる。びっくりするほどのびる。
そして、とろけるチーズ・明太子・餅の組み合わせは最高に美味しい。
レタスは、皿が汚れないように使っていますが、なくても可
明太子の変わりに、キムチ、たらこ、シーチキンなど好みの具で作っても美味しいですよ。
あさってから、復興支援のため、福島市の直売所で、餅つき、豚汁炊き出し、物資バザーなどに行ってきます。
3.11より、これで支援活動は3回目です。
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2011年 12月 28日
| 年末年始の休業 |
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白毛餅の上伊那農民組合です。
今年も本当にありがとうございました。
年末年始は、12月29日〜1月5日まで休業となります。
28日午後5時までのご注文は年内発送可能です。
来年もよろしくお願いします。
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2011年 11月 28日
| もちつきをしています。 |
餅つきイベント |
白毛餅の上伊那農民組合です。
いよいよ年の瀬になってきました。
今年は本当に色々ありましたね。
餅のシーズンになりました。
未来を背負う子供たちに、餅つきをしてもらっています。
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2011年 9月 5日
| 震災支援白毛餅の中間まとめ |
写真は6月宮城県で餅つきボランティアのときのもの |
前回お知らせした、震災支援白毛餅セットの募金額が
ネット販売および、上伊那の地元直売所での合計10810円になりました。
農民連東日本大震災救援募金として、おくりました。
ご協力大変ありがとうございました。
引き続き、この企画は9月いっぱい続けたいと思いますので、よろしくお願いします。
なかなか被災地に行けないでいますが、次回は12月17日18日に福島県の直売所に、チャリティー直売に参加してきます。
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2011年 8月 17日
| 震災支援白毛餅セット販売します |
6月17日震災から100日宮城県の避難所にて白毛餅もちつき |
日記に報告が遅くなりましたが、6月17日18日に(ちょうど震災から100日)宮城県の避難所などに、支援物資を運びにいってきました。白毛餅米をつかった餅つきもして、大好評でした。
私たちが向かったのは、宮城県の山間にある温泉地でしたが、ここには石巻市、東松島市の海沿いで津波にあい、家も農地も失った被災者の方約150人ほどが避難生活をしていました。被災直後にはこの旅館だけで1000人ほどが避難してきたという話でした。
その後、石巻、東松島の被災地をみて、心が凍りつくような想いでした。
このときは、白毛餅もちつきの道具一式のほかに、長野県内の仲間から集めた生活用品や野菜などの支援物資、そして輸送にも使ったワゴン車2台をそのまま、支援物資として置いてきました。
その後、被災地をおもいながらも、何か別の方法で出来ることはないかと考えていました。
遅くなったのですが、私たちも震災支援用に白毛餅を特別価格で販売することにしました。
用意したのは、22年産の白毛もち米使用で、今年4月に加工した白毛餅の切餅300g袋です。これを3袋1200円の特別価格で販売します。販売した売上げの中から、50円を義捐金として被災地に届けます。
9月末までの企画ですが、よろしければお買い求めください。
賞味期限は来年の4月までです。
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