2018年 7月 19日
| 本ガツオ釣っちゃいました!! |
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やりましたーーー!!予想通り正真正銘の本ガツオ釣り上げました!
少し前に沼津界隈で本ガツオ、スマカツオが岸からルアーで釣れているという情報を得ており、居ても立っても居られず、昨日は4:30夜明けと同時刻に出航。ポイントは西伊豆のお気に入り、めちゃくちゃ広大なフィールド。
当日は遊漁船、いつもは何隻か浮いているカヤックも見当たらず、独りぼっちで心細かったですが、朝まずめのチャンスタイムは逃せないぜ!ってことで沖へ目指してゴー。
時刻は5時前、まずは水深40Mの根があるポイントでジグをワンピッチジャークでしゃくっていると、ガッガッガッと当たりがあり、続いてドラグが鳴りまくりラインが出ていきます!
これは青物かなーって思っていたのですが、思ってたより走らない、でもラインがどんどん出ていく。格闘10分ほどで個体が海面に浮き上がってきました。おっ、でかい真鯛だ!!春のノッコミシーズンも終わり、 釣れることはないと勝手に想像していたらガツっと当たりました!
幸先いいな! 間髪入れず、さらに沖合の水深70-80Mへ向かいます。
魚探に映るベイトの活性もいい感じ。底から中層へかけイワシなどの小魚の群がびっしり。これは大物がついているに違いないと読み、ジグを投入しワンピッチ、早巻きストップ早巻きなど、海の中を想像しながらジグを動かしていきます。高速で移動するカツオに対し、こちらも動きのあるジギングで勝負。
釣りは想像力豊かに柔軟な発想が求められ、状況に合わせ手を替え品を替えの動きがビジネスにも通じるものがありますね^^ 家族への釣りへ行くことの言い訳にもなります^^
すると何度かカッカッカッと当たりがありますが喰い込まずバラすのを繰り返し、ついにきました!カッカッと竿先が水面へ突きさり、その後大きなブルブル感が!ソウダガツオは釣ったことがあるので、これはワラサでなくてカツオかもって期待して慎重にリールのやり取りをしていきます。
巻き上げている途中も頻繁にブルブル感が伝わり、徐々に確信へと繋がります。これはカツオに違いないと!
20分ほどの格闘の末、ついに魚体が海面下に見えてきました。おーーー見たことない線模様の腹!やりました!!カツオ初ゲット!
カツオは動けなくなるとダメなのでしょうか、水面下ですでにお星様になっておりました。。
カヤックフィッシングを初めて4年ほど。最近ようやくジグの動かし方がわかってきて青物も釣れるようになり、ますます釣りの世界へのめり込んでます^^ 苦節!??を経て念願のカツオをゲットできしばし恍惚状態。
その後、丸々太った鯖も加え、海の中は青物祭りでした^^
朝まずめの賑やかさも9時ごろになると静寂さを迎え、海上も真夏のギラギラした太陽が照りつけ、朝方吹いていた微風もなくなり、灼熱地獄化してきたのでStop the Fishing!
早めの帰宅で、友人を呼んでカツオ祭り。バーナーで炙りたたきにし、ニンニク醤油で食べたら絶品!
ついでにママ友へもおすそ分けし、釣った真鯛も見せ、私はすっかりヒーロー気分、釣り人あるある。
妻には子供のように自慢して、周りも”わーすごい”って付き合ってくれてるのよと釘を刺されました;)^^
炊きたてのうまい米と新鮮なカツオ、極上の幸せです。
釣りは最高だな!!
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2018年 7月 17日
| つや姫生産者講習会 |
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先日、飯豊町椿地区で開かれたつや姫の講習会へ参加してきました。
当日はざっと見渡しても100名以上のつや姫生産農家の方々が参加。
山形県の農業技術普及課の方がつや姫の水田を前に現時点の育成状況を説明し、草刈りは7月20日までに地域で協力して済まし、つや姫の肥料はいついつまでに終わらすよう等、事細かに指導してくださいました。
雪若丸とつや姫、栽培ポイントは? 高畠、飯豊で講習会
http://yamagata-np.jp/news/201807/07/kj_2018070700136.php
ついつい独りよがりになりがちな農作業も、近隣の農家さんと情報交換しこうした講習会へ参加することは、全体の流れを把握し、今年の天候予測、現況を鑑みた作業スケージュールとの逸脱がないかを確認することができ、大変有意義なものです。
興味深かったのは、山形県の新ブランド雪若丸の特性。
雪若丸の稲が育つ水田を前に、栽培ポイントを説明してくれました。
雪若丸ははえぬきやつや姫と比べて、素人目でも稲は短く株が多くて青々していることに気付かされます。
追肥のタイミングや出穂、収穫の時期も異なるので注意が必要ですね。
万宝院ファームでは今年は作付けしておりませんが、来年は作付けしお客様へ販売していきたいと考えております。
雪若丸、つや姫、そしてはえぬき、3つのブランド米を肥沃な置賜の穀倉地帯で育てていきます^^
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2018年 7月 13日
| 草刈りと溝切り完了 |
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西日本豪雨の被災者の皆様にお見舞い申し上げます。
懇意にしてくださるお客様が岡山県、広島県にいらっしゃいますので、無事を祈りつつ、個人農家としてこうした災害時にボランティアでお米を送るとか、どのように向き合っていくかを考え行動に移したいと思います。
こちら置賜も先月、豪雨土砂災害警報が発令されましたが、幸い大事に至らず、稲も無事すくすくと育っております。
山形県置賜地方は災害が少ないと言われる地域ですが、日本列島そのものが火山大国、活断層はどこにでもあるとの認識で、いつ何時大きな災害に見舞われてもおかしくなく、災害時には余剰のお米を被災地へ送るなど助け合いの精神でいたい気持ちが強いです。
4月上旬の種まきから続いた断続的な稲作作業も、この草刈り、そして田んぼの溝切りにてひと段落。
今年は田んぼを6ヘクタールへ増やしたので、全ての田んぼの畔周りを草刈りするのに5日ほど、溝切りも4日ほどかかり、全身筋肉痛でなかなかの重労働。稲作は短期集中で作業を効率よく行い、余暇はのんびりが基本ですね^^
いやーーそれにしても全身パキパキです。草刈り機のアクセル吹かすのに常に右の人差し指でレバーを押すのですが、人差し指だけ極度な筋肉痛で頻繁につってしまい、寝ている時も痛さで何度も目が覚めます:(
作業も終わり久しぶりに神奈川へ戻ってきたのですが、妻の第一声は”痩せたね!”でした。
草刈りしていると不意に足元に蛇が現れ、はっとする瞬間があります。気をつけないと一緒に刈ってしまうので、どいてどいてって追い立てます;)^^
さあ、久しぶりの余暇、西伊豆へカヤックフィッシングでも行って来ようかな。
聞くところによると、ショアから本ガツオやスマカツオが上がっているらしいです。朝まずめ夜明け前からジグ投げてみます^^楽しみーーー
思う存分英気を養い、秋の収穫へ備えます^^
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2018年 7月 6日
| 田面ライダー |
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小雨混じる涼しい陽気、田んぼの作業もはかどるので多面ライダーの出番です。
多面ライダーとは後ろに溝切りがついたバイク。
田んぼの中を爆音轟かせ暴走族のようにツーリング^^
こんな感じに田んぼに溝を掘り、水はけを良くして中干し(田んぼを一度干し、根張りを促し根の活力を高めることを目的とする)を助けます。
炎天下で田んぼの中に入るとサウナ状態で作業になりませんが、曇天だとはかどるはかどる。
それにしてもただでさえ寒暖差の激しい山形県、雨が降ると朝晩15℃まで冷え込み寒いです。
風邪を引かないよう気をつけないと。
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2018年 7月 5日
| 2回目の草刈り |
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田植えを終え、夏本番を前にした2回目の草刈りを開始。
置賜はまだ梅雨の真っ只中、晴れたり雨が降ったりの繰り返しの日々ですが、畔の雑草の勢いが俄然強まってます。
例年7月20日を目安に2回目の草刈りを終えるので、全面終えるのに一週間はかかるだろうと予想し、このタイミングで始めました。
この時期、伸び盛りの雑草をそのままにするとカメムシの巣と化し、稲に悪さをするのでしっかり刈り取ります。
8月中旬には稲から穂が出(出穂)、出穂後カメムシが水田へ侵入し、籾に口針を刺し吸汁し、吸汁した籾の部分は黒く変色し(斑点米)、お米の品質を下げてしまいます。
今年は自走式草刈機を導入したので、畔の草刈りが早い早い。
肩にかけて一歩一歩草を刈って進むタイプのものと違い、戦車のように1速、2速とスピード調整できて高速で刈っていけるので、あっという間に広大な面積を刈り取ることが可能です。
伸び放題の雑草をスパッと刈っていく快感は何気に楽しい!
草を刈ると視界も開けて、清々しい気分になって気持ちいい。
この時期は草刈り、田んぼの溝切りとやることが多いですが、終わればのんびりできそうです。
今年は田んぼの面積を増やしたので、自走式草刈機が大活躍。購入してよかった!
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2018年 7月 1日
| 中干しの準備 |
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田んぼの水を抜き、中干しの準備です。
万宝院ファームでは毎年7月上旬に中干しを行います。
中干しとは一度田んぼの水を抜き、日干ししてからからの状態にすること。
深水管理で中干しを行わない農家さんもおります。
中干しの目的は、
- 土中へ酸素を入れ、根腐れを防ぐ
- 土中の有害なガスを抜く
- 過剰な分けつを抑制
- 土を固くすることで、収穫時のコンバイン作業が可能となる
田んぼの排水口を開き水を抜き、あとは田んぼが乾くの待ちます。
1週間から10日ほど待ち、田んぼがある程度乾くといよいよ田面ライダーの出番。
仮面ライダーのパクリそのもので、田んぼの中を疾走し溝を切り、排水口に溝を繋げることで排水をスムーズにし、より効率良く中干しが行えます。
田んぼの溝切りが終わると、畔の草刈り、そして下椿地区の黒獅子祭りへと続きます。
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2018年 7月 1日
| 田園散居集落 2018.07 BY DJI |
万宝院ファーム |
美しい水田風景をドローンで空撮してみました。
万宝院ファームのある飯豊町下椿地区の全景を撮影。
新緑に染まった水田は本当に美しい。
東に蔵王連峰、南東には磐梯朝日国立公園に指定されている吾妻連峰、南西に飯豊山と、風光明媚な山々に囲まれた置賜を空から撮影してみると、改めてその美しさに心が奪われます。
今年は四季の風景をドローンで撮影し、編集してショートムービーを作成してみたいと思います。
それにしても綺麗です^^
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2018年 6月 30日
| 残雪 蝉の声 |
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飯豊町も梅雨明けかと思わせる晴天。
田んぼの中の雑草とり、天日干しの準備で昨日は一日中水田で作業をしておりました。
風が少しでも吹いていれば作業効率も上がるのですが、無風で30℃超えは危険なので、これからの時期の作業は早朝と夕方のみ。
飯豊は真夏でも寒暖の差が激しく、夜は20℃前後で大変過ごしやすく、早朝と陽の沈む夕方は心地よいです。
もう7月に入るというのに飯豊山には残雪が見られます。
そして近所の農家さんの防風林から蝉がけたたましく鳴いてました!
なんともいえない不思議な光景。
今夜は下椿地区の部落の集まりで、黒獅子祭りの打ち合わせ。
久しぶりのお酒を飲みますか^^
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